鳥まり、参る!

ご覧いただきありがとうございます。
日々のいろいろなことを記録しています。

『パティシエさんとお嬢さん』。

2019年11月06日 | 感想文
【疲れたとき、辛いとき、優しさで満たしてくれる作品】

重い記事だけでは気分ひきずりそうなので、こんな時こそ読みたい!そんでもって癒やされたい!

と私が思ってる漫画を紹介します。

銀泥さんの漫画『パティシエさんとお嬢さん』

全二巻です。

試し読みができる本屋さんで見つけて、パラパラしたら

「かっ…可愛い

 そして尊い…

とキューンときてしまったのでそのまま買いました。

ツイッター生まれ・ウェブ育ちの作品みたい。

(ピクシブ…このリンクで読めるかな?

 読めない人は“パティシエさんとお嬢さん”で検索してみてください。
  ↓
 ・『パティシエさんとお嬢さん 銀泥』 )

ヒロインは、一人暮らし・出版社勤務・ぽっしゃり・おしゃれ大好き・ケーキ大好きな“お嬢さん”。

ヒーローはヒロインが

「毎週のご褒美にケーキを買いに行く素敵なお店」

で働く“パティシエさん”。

男らしい美貌(筋肉ムキムキで長身)と輝く笑顔がチートすぎるイケメンキャラ。

「素敵なあの人の笑顔を週に一度見られるだけで幸せなの…」

というお嬢さんと

「かわいすぎて…今日も名前が聞けなかった…」

というパティシエさんの、両想いなのに片想い。

つまりはハッピーラブストーリーです。

主人公二人をはじめ、嫌な奴が一人も存在しない世界はとても幸せで温かくて、とにかく癒やしてくれるんだなぁ…試し読みで気に入った人は全巻読むのがオススメです。

現代設定だけど古き良き少女漫画・少年漫画テイストも強い感じ。

数多く登場するオリジナル・ケーキはどこかに必ずレトロ可愛い素朴なエッセンスが入っていて、

「いいわぁ~」

です

短い作品ですが、作者さんがしっかり創り上げた世界観はお見事ですよ。

お店の名前、お嬢さんの外見、兄弟の特徴…ぜんぶぜんぶつながっていくのだ。

作者さんはきっと旅行(というか、世界各国の文化?)・お菓子・ファッション・なつかしい世界が大好きでよく勉強なさってるんでしょうね。

いちいち教養高さがわかります。

2巻はちょっとだけシリアスになったり、キャラクターの人生が短いけど深く垣間見できて、2巻もとってもオススメ。

美しすぎるシャーロック・ホームズ激似の“店長”はじめ、脇役たちも大変魅力的。

私が特に好きなのはお嬢さんの親友・聡子さん。

メガネからセクシーコスプレまで変幻自在に着こなす優雅な美女なんだけど、作家さんとかなのかな?

聡子さんのサブストーリー読みたい~って思います

店長もね!

「自分が好きなものを素直に好きだと描いたら

 それをいいと言ってくれる人が

 世界にいるのだと

 この作品は教えてくれました」


と書いていらっしゃることにホロリ…美しいわ~!

オススメです

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少年痴漢多すぎ…。

2019年11月06日 | シリアス
【洗脳連鎖】

これ、4年前の記事なんですけれどね。
  ↓
・『ホンカワ!おまけ~自分の女体を全力で守れ!~』

この記事で私は

「去年は覚えてるだけで4回制服着た男の子に痴漢されそうになった」

と書いています。

あのさー…。

愚痴になっちゃうけど…。

いまだによくあるんですけど

なんなの本当に

キ・モ・い

子ども相手だと私の警戒心が落ちるんでしょうが、かなり気を付けてるんだけどなー…。

それでも狙ってきやがる。

キモい!(何度でも書く)

どうして他者の聖域である体を無断で、特別な関係でもないのに、侵略しようとするのか。

ゆるせん。

しっかし減らないんだよな~。

それはなぜだ??と考えると、まあ単純な理由は私が仕事やらプライベートやらで訪れる街は学園都市率が高いってのもあるんだろうけど…。

でもそんなこと、被害にあっていい理由にならない。

女子中・高校生さん達が見知らぬ年長男性の身体を無断で触ろうとすることは、まずないはずだ。

ってことは、幼い男の子たちの中で性暴力のハードルがめちゃくちゃ低いってことですよね。

恐ろしいんですけど。

昔はわけがわからなくて、

「そういうもんだから」

って我慢強いる世間に違和感を覚えつつも弱いから従うしかなかった。

でも、大人になった今の私は考えるのよ。

男の子たちが無意識レベルで

「こんなの大したことない、じゃあやっちゃえ」

ってなるのって世間の洗脳のせいかな?と!

今はすっかりネットが代わったかもしれないけど、昔は断然人々の無意識レベルに洗脳できるメディアはテレビでした。

まあ、すごいよね。

未だにすごいよ。

その

「暴力性を内包した怖い伝統」

がわかりやすいのが、60才以上の大御所司会者やってるようなバラエティー番組。

女子アナさんも、女芸人さんも、テレビの向こうの女性視聴者にまでも、み~んな全力で性接待させられてるような感じ。

絶対的権力者に

「そうですよね~」

「すご~い」

「抱いて~」(ここまで言ってないけど、かなりそれを匂わせそうな際どい表現が多い。喜ぶから、大御所が)

って。

この世代の大御所たちは

「女は若いが正義、エロも正義、男が変態(性暴力する)なのはいいこと」

みたい思い込みが強いので、そんな前提が言動にあふれてる。

(このあたりは、フェミニズムや家父長制・戦前~戦後の日本文化史をしっかり学ぶとわかりやすい。

 必修科目にしていいくらいよ。

 私も大学入るまでは日本に性差別があるなんて知らなかったよ…)

それをスターである女性たちが肯定するってことはそれはつまり…ってことです。

私が大好きな漫画やアニメも同じような文化を受け継いでる。

子どもがより距離が近い世界です。

これらからの有毒な影響…絶対あると思うよ。

こういう言葉を目にすると

「自分の愛する漫画を、排除しようとしてる!!」

と思ってしまうヒトもいるらしい。

散々メディアが迫害したからね、漫画アニメゲームを…でも私が言ってるのはそういうことじゃないんだ。

漫画もアニメもゲームも大好きだよ。

健全な人権教育や、子ども(大人はかつての子ども!)のやわらかい心を大切にする配慮が足りなすぎるって話をしてるのです。

みんなが幸せに、元気になるために、ここは変えていかなきゃいけないと私は考えてる。

テレビにネットが代わろうと、ただただ時が流れても、それぞれが

「社会的強者」



「前世代」

の影響をバッチリ受けて継承してしまうわけですから、

「これはおかしいことなんだ」

って気づいて全体が変わらないとダメなんでしょう。

この作家さんのコラムがとてもわかりやすかったので、ぜひ女性にも男性にも読んでほしいです。
  ↓
※「おっぱい大きいねー!」と言った彼にこのJJコラムの感想を聞かせてほしい

ちょっと前の記事に登場してくれた、某最高学府を卒業したレディーがこの作家さんを教えてくれました。

アルテイシアさんという方です。

面白いけど硬派。

読みやすくてよくわかります。

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