鳥まり、参る!

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日々のいろいろなことを記録しています。

整形しても整形しても、レックスはサーシャになれない。

2020年03月17日 | シリアス
※デリケートな内容なので固有名詞や所属の名前はフェイクを入れまくっていますが、現実に存在する人たちについての考察です※

【王子様と苦学生】

ロシアの近くのある国に生まれた男の子。

彼の名前はアレクサンドル。

愛称サーシャ。

サーシャは典型的な貧困家庭に生まれた。

お腹いっぱいご飯を食べることも、高い洋服を着ることも、暖かい家に住むことも、もちろん高等教育を受けることも、彼には叶えられない遠い夢だった。

しかし彼にはふたつの武器があった。

それは舞踏が特別上手かったこと、そして手足の長い美少年だったこと。

彼の才能は瞬く間に知れ渡り、12才のときに世界中から才能ある美少女と美少年しか入れてもらえない芸術学校に入学できることになった。

富豪の子女も多い学校だったが、サーシャは実家に学費と生活費を出してもらうことはできない。

しかし彼には踊りで鍛えた美貌がある。

週末彼は都会に出て、ファッションモデルのアルバイトをすることにした。

学校では美貌のボーナスポイントでなんとか優秀クラスのビリの位置にいられるサーシャだったが、モデルの世界では無敵だった。

ダイエットも美しいポーズ・ウォーキングするための練習も、何も彼にはいらない。

踊ることでそれらはすべて習得できているから。

高級ブランドとの仕事をどんどん取って、学費に生活費、家族への仕送りだってできるようになった。

でも、サーシャの夢は世界で愛されるダンサー。

ある年の春、サーシャは憧れの劇団に入ることができた。

ここで踊りつづけられるかは、神のみぞ知る…。

そしてもう一人の男の子は、温暖なある経済大国の、大金持ちの家に生まれた。

彼の名はレックス。

周囲はレックスが父のあとを継ぐことを期待したが、それは昔からぜったいに嫌だった。

レックスは、美しい自分になりたかった。

そしてハイブランドの服に身を包むスーパーモデルになりたい。

瞳の大きな手足の長い痩身の美青年。

それがレックスの唯一絶対的な美しい自分像だった。

ダイエット、手足を長くするためのあらゆることをした。

美肌づくりもした。

雪のような真っ白な肌を手に入れた。

メイクの修行もいっぱいした。

腫れぼったいまぶたの小さな瞳だって、メイクで3倍には見せられるようになった。

けれど、父親ゆずりの立派なアゴ、丸い鼻はどうにもならない。

レックスは父親のくれるお金を整形手術に使うことに決めた。

目を大きく、鼻はすらっと高く長く、アゴはシャープにすっきりと。

どんな激痛にだって耐えた、理想の自分の顔になるためなら何度だって。

そうして努力して、レックスは別人のような姿になった。

「整形中毒」

「親のお金を、親からもらった体を傷つけるために使うなんて」

「病気」

言いたいやつはなんとでも言え、と思った。

レックスには悪口を言われることよりも“理想と違う自分の姿”を受け入れることのほうがずっとずっと苦しいことだったのだ。

【わたしが思うのは…】

さて、サーシャとレックス。

二人の生き方をジャッジすることは誰にもできません。

彼らの人生は彼らのものだから。

でも、私はレックスを先に知って、サーシャを後に知った時、もうなんというか…すごく切ない気持ちになったんだよね。

というのは

「ああ、レックスはサーシャになりたかったんだな」

って思ったからです。

整形って私たちが想像するほど万能なものではなくて、たとえば石原さとみさんのお顔を新垣結衣さんのお顔と同じにすることもその逆もぜったいできないんですよ。

(少なくとも今の技術では)

変えられないところもいっぱいあるのだ。

レックスはお人形ちゃんのような大きな瞳になったけれど、サーシャの大きな瞳とは全然違う。

サーシャは手術しなくても高級ブランドのモデルになれる。

でもレックスはなれない。

サーシャを

「なんて綺麗なの~」

ともてはやす人は多いけれど、レックスはたいてい

「なにあの人、整形??」

って驚かれる。

レックスは

「自分が大好きな自分であればいい」

と言った。

でも私はその言葉をそのままの意味で受け取ることはどうしてもできない。

その理由は感じ取った、としか言えないけど。

サーシャの持つ“美形として認知されつづけた人特有の自信・いきすぎれば傲慢さ”がレックスには全くなかったから。

かといって悟ったような穏やかさもレックスにはない。

いつもいつも、彼からは渇望感と虚無感を感じるからです。

整形美女・美男でも満たされた人はもっと落ち着いてるんだよな…。

もしかして、レックスが求めるものは美貌だけで得られるものじゃないのかも。

でも

「美しい自分になれれば、満たされる」

って信じ込んでいるのかも。

メイクもダイエットも整形も、やりたいなら極めればいい。

だけどレックスの本当に欲しいものはその先には、きっとない。

そんな気がしてならないのだ…。


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筋肉のおかげか、睡眠のおかげか。

2020年03月17日 | 健康
【告白します…】

年明けくらいから、しっかり睡眠をとれてるからなのか、胃腸の調子がとても良い。

そしたら…うん…間食がすごい。

全然気持ち悪くないし、消化が滞ってる感じもしないから、モリモリ食べられてしまう。

しかしまぁ、いくら胃腸の調子が良いといったって食ったら、ねぇ。

服のサイズは今のところ変わっていませんが

「でも触り心地が違うんだぜ…」

という有様です。

そりゃそーなるよね。

しかし、厚顔な私。

「こんなに食べてもこれしか変わらないの?!」

という気持ちの方が正直大きい。

じゃあ大昔はなぜモアモアぷくぷくしていたのか(暗喩表現)。

もっと食っていたのか、あるいは筋肉が今よりさらに少ないから代謝しなかったのか…。

よくダイエット実践者の女性が

「なんで自分はこんなに食事制限してもこれだけしか痩せないのに、少し食事量減らしただけのダンナ(彼氏)はぐんぐん痩せるんだ!!」

と怒っているのを見かけますが、あれは筋肉量の違いが理由だといわれています。

生きてるだけでエネルギー燃やす量が多いというか。

きつ~い筋トレをするかしないかは個人の好みですが、健康的にそして継続的に理想体重をキープするには食事制限だけでなく筋トレやストレッチ、それもいやならウォーキングを取り入れるべきっていわれるのは筋肉があったほうが生きてるだけでダイエットになるんだよね、きっと。

くわしいことは専門家に聞かないといけないけれど。

運動が嫌いすぎて、

「食べないという選択肢しかない」

といってた女性がいまして、彼女は1日のうち一食だけが普通の食事であと2食はハーブティー(蜂蜜も入れない)を飲むだけ、というライフスタイルを守っていました。

でも栄養が偏ったのかカロリーが足りなさ過ぎたのかメンタルもフィジカルも壊してしまったんだよね

この人とは

「学校の体育の授業が大嫌いだった。

 あんな拷問のような時間はぜったい間違ってる」


という話で盛り上がったことがありました。

今は違うのかもしれないけど、一昔前までの“伝統的な体育の授業”って運動が得意な人意外は運動を嫌いになるようなシステムになっていると思う。

私のめぐりあってきた体育教師もバレエの先生も根性論ばかりで論理的思考ができない・教えられない人だったので

「どういう理論でこの動きは成り立っているのか、どうすれば上達するのか」

ってのを一切教えてくれなくってね。

言葉が下手、励ますのも下手、辱めるのはお得意(すぐ上手い子と比べさせて、出来ない子を笑いものにする。教えるんじゃなくて。それでも教育者かーっっ!!)。

気に入らないと怒鳴る、嫌味いう。

そりゃ体育(バレエ)自体を子どもが憎むようになるよ。

大人になって自分で運動の本を買ったり、動画を見るようになって、世の中にはこんなにおだやかに理論的に教えてくれる先生がいるんだとカルチャーショックを受けたなぁ。

大人になって

「運動、そこまで苦手じゃなかったじゃん」

って気づく人はきっと多いよね。

そして上に書いた彼女のように

「もう一生体育の授業を思い出すようなことはしない!」

って誓ってしまう人も多いでしょう。

先生族、罪深いねぇ…

さて話を戻して。

そこまで太らなくたって、胃腸にトラブルがなくたって、過食はしないほうがいいし、運動はした方がいいに決まっています。

スポーツ好き・筋トレ好きの人たちは決まって

「しっかり運動して、たっぷり寝たら、メンタルはそれだけで回復するよ」


とおっしゃる。

彼ら・彼女らほどきっちりはできないけど、改めてゆるゆるでいいから運動する・間食を少なめにする、を心がけたいです。

今から!

「1日5分だって、やるとやらないとじゃ大違いなんだよ」

っていいますものね。

間食減らすためには、手帳に食べたものメモするようにしようと思います。

「なんとなく、無意識に食べる」

のが怖いもんね~。

大昔に流行したの皆さま覚えていらっしゃいますかね、レコーディングダイエットってやつ。

あれも食べたもの・飲んだものを必ず記録することで

「食に意識的になる」

ことがポイントでしたよね。

100キロ以上ある人なら摂取カロリー落とすだけでぐんぐん痩せるだろうからね~。

糖質制限もそれくらいの体重の人にはふさわしいダイエット方法だと美女から聞いたことがあります。

健康体重付近の人が糖質制限がんばりすぎると、必要な栄養がとれないのでトラブルになりやすいそうだ。

まあ、私がダイエットを語るなって話なんでこの記事はここまでで。

運動の時はアイドルの元気なポップミュージック流そうかな





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