【むかし読んでたSNS】
※念のためフェイクを入れて書いてます※
ネットの世界はほぼ匿名だからこそ、誰にも見せない本音を垣間見できる世界でもある。
それ以上に嘘が多いのかもしれませんが。
むかし恋愛依存症を自覚しているというとあるレディーのSNSをふと見つけて、そこに書かれた言葉が嘘か本当か、彼女が実在しているのかはもちろんわからないんだけど
「この言葉に込められてる気持ちはきっと本当だな」
と感じて投稿をずーっと読んでしまった。
ひき込まれたよ。
今検索しても全然出てこないんだよな…消しちゃったのだろうか。
だからこそ今回書いているわけですが。
こんなことが書いてありました。
・結婚しているけれど、運命の人と結婚したい。
・同い年の夫は高校生の時から付き合ってて結婚したけれど、彼にはうんと年上の想い人(既婚者)がいて、ずーっとその人と不倫している。
・婚約すれば、結婚すれば、子どもを産めば、私一筋になってくれるはずだと信じて耐えてきたけど全くその人とは切れない。
・いつの間にやら夫婦の営みはなくなってしまって、子どもができるわけもない。
・その頃から恋愛依存症になり、自分も浮気を繰り返すようになった。
・けど、夫は離婚したくないという。
・それは妻を愛しているからではなく、家事全般をやってくれて生活費を何割か出してくれる同居人を失いたくないからでしょ。
・「お互い結婚してるんだから不倫なんかじゃないよ、異性の親友だよ」って言い訳で不倫相手とデートしてることも知っている。
・なのに「離婚したくない」と言われると「私、愛されてる」と思ってしまって自分の不倫も結婚生活もやめられない。
・不倫相手が変わるたびに「運命の人と出会えた!この人と結婚して子ども産みたい!」とヒートアップする。
・結婚しようと言ってくれる不倫相手はおらず、別れる。
・不倫相手との蜜月(関係持ち始め)だけワーッと興奮して幸せだと思い込むが、それ以外は病んでいる。
・夫も不倫相手と別れないので、ますます病む。
けっこうすごいな。
彼女は
「夫以外の運命の人と結婚できれば幸せになれる」
「夫との間に子どもができたら全て上手くいって幸せになれる」
の2大逆転ストーリーを信じ込んでいて、神聖化していた。
どこの街に住んでいるのか書いてなかったけど(多分…)
「女の子が大学行くだけでも変わってるのに、東京の大学行くなんて意味がわからないよ」
「看護師になるのが女の子の最高の就職だと言われて、看護師になれた同級生がうらやましくて仕方なかった」
「女の子は看護師になって、結婚してどちらかの両親と同居して子ども産むのが一番のエリートだと言われていたから」
「それでもギリギリ10代で結婚したから、なんとか看護師になれなかった負けを取り戻せた気がしたのに」
「子どもができない私はいつまでも親不幸者で、カースト下位なのだ」
「10代~20代前半で子どもを産んでお母さんをアラフォーおばあちゃんにしてあげるのが親孝行だよね」
みたいなことを書いていたので相当保守的な街で育ったのだと感じ取っていた。
『ホリデイラブ』の井筒里奈と同じだなと今は思う。
(関連過去記事→・井筒里奈はなぜ結婚指輪を外さなかったのか。)
最終回では、仲里依紗さん演じる主人公が松本まりかさん演じる里奈にこんな言葉をかける。
「自分自身で生きようとしない人に誰かを幸せになんかぜったいできない」
この言葉、とても正論で理想に思えるけれど
「自分の頭で考えるな、自分の力で生きるなと羽を切られて育ち、羽を生やそうとしてもすぐに切られる世界に生きている人にこの言葉は理解できなくない?」
と考えてしまうな~今は。
「羽を切る」
ってのは、ノーベル平和賞を受賞したマララ・ユフザイさんのお父さんが
「貴方の娘さんは素晴らしい。
そのためにどんな特別なことをしたのですか?」
と聞かれて
「私はマララの羽を切らなかっただけです」
と答えた有名な話から使ってみました。
自分自身で生きようともし彼女(SNS書いてた人)が思ったとして、彼女の生きる土地は、社会はそれを応援してくれるのかな?
応援するどころか
「気が狂ったのかーっっ」
扱いなんじゃないんですかね。
彼女が病み、恋愛依存症になり、めちゃくちゃな矛盾する二つの未来にそれぞれ賭けてしまうのは彼女自身だけのせいじゃない。
結果なんだよ、生かされた場所の。
って思ったのです。
家父長社会の犠牲者なのか…。
彼女が自分一人で生きていけるには充分なお金を稼ぎ、
「結婚したってしなくたって幸せ。
子どもがいなくたって私は罪人じゃない」
と思える生活ができたなら、すぐにぴったりのパートナーとめぐり合って良好な関係が築けると思うけど、どれも実現困難なことばかりだと思いますよ、実際問題。
まず第一にお金。
そしてそう思えるだけの環境、社会構造。
ないよね…。
彼女の苦しみは日本で珍しいものじゃない…私は心からそう思う。
賢くない私なりに、色んなことを学ばせてもらったから。
翼は切るのをやめたら、いつか生えて飛べるようになるかもしれない。
でもそれにはまず
「切らなくていいんだ」
と気付き、切らなくても糾弾されない環境で待ち、使ってない羽の筋肉も鍛えなきゃ飛べない。
羽を切られた状態で急に飛ぶことはできないんだよ。
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※スキンケア記事・まとめ。
※宝塚の娘役さん風・ナチュラルメイクレシピまとめ。
※有名人さん風メイクレシピ・まとめ。
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※モテ服関連記事・まとめ。
※念のためフェイクを入れて書いてます※
ネットの世界はほぼ匿名だからこそ、誰にも見せない本音を垣間見できる世界でもある。
それ以上に嘘が多いのかもしれませんが。
むかし恋愛依存症を自覚しているというとあるレディーのSNSをふと見つけて、そこに書かれた言葉が嘘か本当か、彼女が実在しているのかはもちろんわからないんだけど
「この言葉に込められてる気持ちはきっと本当だな」
と感じて投稿をずーっと読んでしまった。
ひき込まれたよ。
今検索しても全然出てこないんだよな…消しちゃったのだろうか。
だからこそ今回書いているわけですが。
こんなことが書いてありました。
・結婚しているけれど、運命の人と結婚したい。
・同い年の夫は高校生の時から付き合ってて結婚したけれど、彼にはうんと年上の想い人(既婚者)がいて、ずーっとその人と不倫している。
・婚約すれば、結婚すれば、子どもを産めば、私一筋になってくれるはずだと信じて耐えてきたけど全くその人とは切れない。
・いつの間にやら夫婦の営みはなくなってしまって、子どもができるわけもない。
・その頃から恋愛依存症になり、自分も浮気を繰り返すようになった。
・けど、夫は離婚したくないという。
・それは妻を愛しているからではなく、家事全般をやってくれて生活費を何割か出してくれる同居人を失いたくないからでしょ。
・「お互い結婚してるんだから不倫なんかじゃないよ、異性の親友だよ」って言い訳で不倫相手とデートしてることも知っている。
・なのに「離婚したくない」と言われると「私、愛されてる」と思ってしまって自分の不倫も結婚生活もやめられない。
・不倫相手が変わるたびに「運命の人と出会えた!この人と結婚して子ども産みたい!」とヒートアップする。
・結婚しようと言ってくれる不倫相手はおらず、別れる。
・不倫相手との蜜月(関係持ち始め)だけワーッと興奮して幸せだと思い込むが、それ以外は病んでいる。
・夫も不倫相手と別れないので、ますます病む。
けっこうすごいな。
彼女は
「夫以外の運命の人と結婚できれば幸せになれる」
「夫との間に子どもができたら全て上手くいって幸せになれる」
の2大逆転ストーリーを信じ込んでいて、神聖化していた。
どこの街に住んでいるのか書いてなかったけど(多分…)
「女の子が大学行くだけでも変わってるのに、東京の大学行くなんて意味がわからないよ」
「看護師になるのが女の子の最高の就職だと言われて、看護師になれた同級生がうらやましくて仕方なかった」
「女の子は看護師になって、結婚してどちらかの両親と同居して子ども産むのが一番のエリートだと言われていたから」
「それでもギリギリ10代で結婚したから、なんとか看護師になれなかった負けを取り戻せた気がしたのに」
「子どもができない私はいつまでも親不幸者で、カースト下位なのだ」
「10代~20代前半で子どもを産んでお母さんをアラフォーおばあちゃんにしてあげるのが親孝行だよね」
みたいなことを書いていたので相当保守的な街で育ったのだと感じ取っていた。
『ホリデイラブ』の井筒里奈と同じだなと今は思う。
(関連過去記事→・井筒里奈はなぜ結婚指輪を外さなかったのか。)
最終回では、仲里依紗さん演じる主人公が松本まりかさん演じる里奈にこんな言葉をかける。
「自分自身で生きようとしない人に誰かを幸せになんかぜったいできない」
この言葉、とても正論で理想に思えるけれど
「自分の頭で考えるな、自分の力で生きるなと羽を切られて育ち、羽を生やそうとしてもすぐに切られる世界に生きている人にこの言葉は理解できなくない?」
と考えてしまうな~今は。
「羽を切る」
ってのは、ノーベル平和賞を受賞したマララ・ユフザイさんのお父さんが
「貴方の娘さんは素晴らしい。
そのためにどんな特別なことをしたのですか?」
と聞かれて
「私はマララの羽を切らなかっただけです」
と答えた有名な話から使ってみました。
自分自身で生きようともし彼女(SNS書いてた人)が思ったとして、彼女の生きる土地は、社会はそれを応援してくれるのかな?
応援するどころか
「気が狂ったのかーっっ」
扱いなんじゃないんですかね。
彼女が病み、恋愛依存症になり、めちゃくちゃな矛盾する二つの未来にそれぞれ賭けてしまうのは彼女自身だけのせいじゃない。
結果なんだよ、生かされた場所の。
って思ったのです。
家父長社会の犠牲者なのか…。
彼女が自分一人で生きていけるには充分なお金を稼ぎ、
「結婚したってしなくたって幸せ。
子どもがいなくたって私は罪人じゃない」
と思える生活ができたなら、すぐにぴったりのパートナーとめぐり合って良好な関係が築けると思うけど、どれも実現困難なことばかりだと思いますよ、実際問題。
まず第一にお金。
そしてそう思えるだけの環境、社会構造。
ないよね…。
彼女の苦しみは日本で珍しいものじゃない…私は心からそう思う。
賢くない私なりに、色んなことを学ばせてもらったから。
翼は切るのをやめたら、いつか生えて飛べるようになるかもしれない。
でもそれにはまず
「切らなくていいんだ」
と気付き、切らなくても糾弾されない環境で待ち、使ってない羽の筋肉も鍛えなきゃ飛べない。
羽を切られた状態で急に飛ぶことはできないんだよ。
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