※論拠をしっかり確認しながら書いているわけではないので、御容赦ください※
【美しく個性をわかってる『裏窓』のグレース・ケリー】
【悲愴】ひ-そう
悲しく愴(いた)ましいこと。
BSプレミアムでヒッチコック監督作品『裏窓』が放送していたので録画して久しぶりに視てみました。
人気作なのでしょっちゅう放送してくれています。
ヒッチコックなんでサスペンスだけど程よい怖さで良い。
よく出来てて面白いので何度も見返したくなります。
(テレンス・ヤング監督作品でオードリー・ヘプバーン主演の『暗くなるまで待って』はめちゃくちゃ怖かった)
当時の世相・倫理観・人の醜さなども見所ですが、なんといっても女優時代のグレース・ケリーの美しさが素晴らしい
※グレース・ケリー 裏窓(google画像検索)
オードリー・ヘプバーン、マリリン・モンロー、グレース・ケリーは私の中で3大スーパースターなんだけど、グレースは正直
「結婚でモナコ公国公妃になった」
というシンデレラストーリー?ロイヤル成り上がり道?(ごめんなさい)が世間受けいいからだろうなーと長年思ってまして、外見のセルフプロデュースにしても演技力にしてもオードリーとマリリンに敵わないでしょと考えていました(ごめんなさい)。
でも裏窓のグレースは素晴らしいね。
似合うものをしっかり選抜していて素材だけじゃないとわかりました。
自分でやっていたかどうかはわからないけど。
グレース・ケリーはパーソナルデザイン診断のグレースタイプ(PDグレース)の語源だったかと記憶しています。
(アナリストさんのブログを読んだ)
その視点で見ると、なるほどグレースファッションはPDグレースのルールを遵守しており、その上で華やかなヒロイン・リザのキャラクターメイクをしっかりしている。
映像で見るとよくわかるんだけど、グレースはけっこう骨がしっかりと感じられる顔つき・体つき。
マリリンのふわっふわに見えるセクシーナイスバディーやオードリーのリアルフェアリーな華奢スタイルとはまた違う。
だから顔周りは華美にしすぎずシンプルに、骨のしっかりある体をよく見せる上品なフィット感。
グレースに似合う真珠ジュエリー・夜会巻き・黒・春色(に見えた)・上半身シンプルなデザイン…などなど
「なるほどなるほどー」
と実に注目してみると面白かったです
初登場シーンのモノトーンドレス素敵だよね~黒ビーズの刺繍が好き
どこかサブリナのドレスにも通じるものが…。
オードリーもグレースもPDグレースだからなのかな。
【クラシカルな赤い口紅が似合う!】
ヒッチコックは金髪碧眼の典型的アメリカ女性がお好みで…というのは、たしかアメリカドラマ『glee』でキャラクターが言ってたこと。
なるほどヒロインのグレースのみならず金髪も青い目も多かった。
瞳に限っていえば主要キャスト全員ブルーアイズなんじゃないの?違う?
さて、そんなクラシカル美女が施されているのは赤い口紅。
赤リップが素敵なんですよー!
映像だとマットリップ?ソフトマット?に見えますね。
伝統的~な口紅らしいリップメイク。
こういう映画の美女を視て大先輩たちは口紅を塗ったのかなーなんて思います。
この時のグレース…というかリザのリップメイク、プチプラで真似するならリンメルのウォームレッドがぴったりなんじゃないかと思います。
↓
※リンメル ラスティング フィニッシュ マシュマロエアリー リップスティック 002ウォームレッド(リンメル公式)
映像だとイエベさんの赤に見えて、これに本当に近い気がする。
私は003リンメルレッドを持ってまして、そっちはウォームレッドよりはブルベ寄りの赤です。
今と昔じゃ全然違いますが『ティファニーで朝食を』でオードリー演じるホリーが使っていたのはレブロンのリップスティックだと語り継がれているそうですよ。
ちなみにピンク系で長らく生産されていたけど今はさすがに廃盤になったそうな。
オードリー好きさんはレブロンのピンクリップをチェック
オードリーならジバンシィが一番縁あるブランドでしょうけどね。
マリリンはシャネルでしょう。
グレースはエルメス。
【幸せなんて…】
マリリン・モンローはたったの36才で薬の過剰摂取で死亡(その解釈は諸説あり)、オードリー・ヘプバーンは63才で病死、そしてグレース・ケリーは自動車運転中に脳梗塞を起こして52才で事故死…と公式には記録されている。
少し調べればわかると思いますが、私も近年娘さん(次女ステファニー公女)のインタビューを映像で視て驚いたんだけど。
そうじゃないらしいよ、やっぱり。
娘さんは泣きながら
「ものすごいスピードで、助手席から必死にハンドルを取ってどうにかしようとしたけど事故になって、母は英語で
「ごめんなさい…ごめんなさい…」
と」
と話していました。
無理心中、私はそっちの方がしっくりくるなあ。
娘さん一生消えないトラウマだよ。
ちなみに人に聞いたことですが
「毒親持ちの間では、グレース・ケリーは毒母として有名だよ」
らしい
子どもが一番の被害者なのは変わらないが毒親にもそうなる理由はある。
夫・レーニエ大公との夫婦仲は推して知るべし。
息子であるアルベール大公が隠し子の存在を黙って花嫁を迎えたのも連鎖だと私は考えちゃう。
私はアルベール大公の妻であるシャルレーヌ公妃は世界屈指の美女だと思っているので、もう悲しいよ。
※シャルレーヌ公妃(google画像検索)
何人の美女を傷つけ人生台無しにすれば気が済むんだい…。
【パパの愛が欲しい】
独身時代のグレースについて考えてみたい。
これまた有名な話で、グレースは実父から徹底的に無視され卑しまれていたそうだ。
インタビューでも父親は
「グレースなんかが成功すると思わなかった。
成功するならグレースではなく姉の方であろうと」
とはっきり言っちゃうような人だったらしいし。
幼少期のグレースの写真を見ると
「こんなふつうの女の子が、どうやってあんな美女に…」
と思ったので努力したんだね、やっぱり。
(パーソナルデザインの話で、PDロマンスが一番変身しやすいタイプだと言われていますが、PDロマンスのマリリン・モンローは少女時代すでにかなり可愛い。
PDグレースのグレースがむしろ大変身してるように感じます。
マリリン自身が
「ある時、体にフィットしたセーターを着て眉を書いて口紅を塗ったらみんなの反応が変わった。
まるで私が二人存在するような感覚だった」
と回想しているそうなので、マリリンはセルフプロデュースに早い段階で成功していたのかも)
そして映画女優時代のグレースはすぐに男性を好きになってしまうことでも有名だったそうだ。
愛が…パパの愛が欲しかったんだろうな…と私は考えちゃうよ。
多くのファザコン女性はうんと年上の男性と付き合いがち。
グレースと夫との年齢差は5~6才だったそうだけどね。
でも、人気絶頂の時に女優業を続けるのが困難な相手とあえて結婚することで仕事から離れたかったように見えますから、不安がすごかったんだろうなー。
オードリーは逆に家族愛にすごくこだわっていて専業主婦希望だったそう。
最初の夫であるメル・ファーラーが仕事を続けるのを望んだから続けてくれましたけどね。
メルは浮気したり悪いところたくさんあったらしいけど、オードリーの仕事をたくさん残してもらえたのは確実に彼のおかげでもあるんです。
話を戻してグレース。
父親から望む愛をもらえなかった大人しい女の子が、努力して努力して美しくなって女優として成功し、でも大成功で恐ろしくなって結婚に救いを求めて、その先にもやはり望む愛はなくて…。
そんな人生だったのかなと想像してしまいます。
幸せってなんだろうね。
なんとも悲しい。
『裏窓』のグレースを見ながら、この時点からの未来に彼女を待ち受ける過酷な現実と悲しい結末を思って切なくなってしまうのでした。
ああ、グレースよ。
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【美しく個性をわかってる『裏窓』のグレース・ケリー】
【悲愴】ひ-そう
悲しく愴(いた)ましいこと。
BSプレミアムでヒッチコック監督作品『裏窓』が放送していたので録画して久しぶりに視てみました。
人気作なのでしょっちゅう放送してくれています。
ヒッチコックなんでサスペンスだけど程よい怖さで良い。
よく出来てて面白いので何度も見返したくなります。
(テレンス・ヤング監督作品でオードリー・ヘプバーン主演の『暗くなるまで待って』はめちゃくちゃ怖かった)
当時の世相・倫理観・人の醜さなども見所ですが、なんといっても女優時代のグレース・ケリーの美しさが素晴らしい

※グレース・ケリー 裏窓(google画像検索)
オードリー・ヘプバーン、マリリン・モンロー、グレース・ケリーは私の中で3大スーパースターなんだけど、グレースは正直
「結婚でモナコ公国公妃になった」
というシンデレラストーリー?ロイヤル成り上がり道?(ごめんなさい)が世間受けいいからだろうなーと長年思ってまして、外見のセルフプロデュースにしても演技力にしてもオードリーとマリリンに敵わないでしょと考えていました(ごめんなさい)。
でも裏窓のグレースは素晴らしいね。
似合うものをしっかり選抜していて素材だけじゃないとわかりました。
自分でやっていたかどうかはわからないけど。
グレース・ケリーはパーソナルデザイン診断のグレースタイプ(PDグレース)の語源だったかと記憶しています。
(アナリストさんのブログを読んだ)
その視点で見ると、なるほどグレースファッションはPDグレースのルールを遵守しており、その上で華やかなヒロイン・リザのキャラクターメイクをしっかりしている。
映像で見るとよくわかるんだけど、グレースはけっこう骨がしっかりと感じられる顔つき・体つき。
マリリンのふわっふわに見えるセクシーナイスバディーやオードリーのリアルフェアリーな華奢スタイルとはまた違う。
だから顔周りは華美にしすぎずシンプルに、骨のしっかりある体をよく見せる上品なフィット感。
グレースに似合う真珠ジュエリー・夜会巻き・黒・春色(に見えた)・上半身シンプルなデザイン…などなど
「なるほどなるほどー」
と実に注目してみると面白かったです

初登場シーンのモノトーンドレス素敵だよね~黒ビーズの刺繍が好き

どこかサブリナのドレスにも通じるものが…。
オードリーもグレースもPDグレースだからなのかな。
【クラシカルな赤い口紅が似合う!】
ヒッチコックは金髪碧眼の典型的アメリカ女性がお好みで…というのは、たしかアメリカドラマ『glee』でキャラクターが言ってたこと。
なるほどヒロインのグレースのみならず金髪も青い目も多かった。
瞳に限っていえば主要キャスト全員ブルーアイズなんじゃないの?違う?

さて、そんなクラシカル美女が施されているのは赤い口紅。
赤リップが素敵なんですよー!
映像だとマットリップ?ソフトマット?に見えますね。
伝統的~な口紅らしいリップメイク。
こういう映画の美女を視て大先輩たちは口紅を塗ったのかなーなんて思います。
この時のグレース…というかリザのリップメイク、プチプラで真似するならリンメルのウォームレッドがぴったりなんじゃないかと思います。
↓
※リンメル ラスティング フィニッシュ マシュマロエアリー リップスティック 002ウォームレッド(リンメル公式)
映像だとイエベさんの赤に見えて、これに本当に近い気がする。
私は003リンメルレッドを持ってまして、そっちはウォームレッドよりはブルベ寄りの赤です。
今と昔じゃ全然違いますが『ティファニーで朝食を』でオードリー演じるホリーが使っていたのはレブロンのリップスティックだと語り継がれているそうですよ。
ちなみにピンク系で長らく生産されていたけど今はさすがに廃盤になったそうな。
オードリー好きさんはレブロンのピンクリップをチェック

オードリーならジバンシィが一番縁あるブランドでしょうけどね。
マリリンはシャネルでしょう。
グレースはエルメス。
【幸せなんて…】
マリリン・モンローはたったの36才で薬の過剰摂取で死亡(その解釈は諸説あり)、オードリー・ヘプバーンは63才で病死、そしてグレース・ケリーは自動車運転中に脳梗塞を起こして52才で事故死…と公式には記録されている。
少し調べればわかると思いますが、私も近年娘さん(次女ステファニー公女)のインタビューを映像で視て驚いたんだけど。
そうじゃないらしいよ、やっぱり。
娘さんは泣きながら
「ものすごいスピードで、助手席から必死にハンドルを取ってどうにかしようとしたけど事故になって、母は英語で
「ごめんなさい…ごめんなさい…」
と」
と話していました。
無理心中、私はそっちの方がしっくりくるなあ。
娘さん一生消えないトラウマだよ。
ちなみに人に聞いたことですが
「毒親持ちの間では、グレース・ケリーは毒母として有名だよ」
らしい

子どもが一番の被害者なのは変わらないが毒親にもそうなる理由はある。
夫・レーニエ大公との夫婦仲は推して知るべし。
息子であるアルベール大公が隠し子の存在を黙って花嫁を迎えたのも連鎖だと私は考えちゃう。
私はアルベール大公の妻であるシャルレーヌ公妃は世界屈指の美女だと思っているので、もう悲しいよ。
※シャルレーヌ公妃(google画像検索)
何人の美女を傷つけ人生台無しにすれば気が済むんだい…。
【パパの愛が欲しい】
独身時代のグレースについて考えてみたい。
これまた有名な話で、グレースは実父から徹底的に無視され卑しまれていたそうだ。
インタビューでも父親は
「グレースなんかが成功すると思わなかった。
成功するならグレースではなく姉の方であろうと」
とはっきり言っちゃうような人だったらしいし。
幼少期のグレースの写真を見ると
「こんなふつうの女の子が、どうやってあんな美女に…」
と思ったので努力したんだね、やっぱり。
(パーソナルデザインの話で、PDロマンスが一番変身しやすいタイプだと言われていますが、PDロマンスのマリリン・モンローは少女時代すでにかなり可愛い。
PDグレースのグレースがむしろ大変身してるように感じます。
マリリン自身が
「ある時、体にフィットしたセーターを着て眉を書いて口紅を塗ったらみんなの反応が変わった。
まるで私が二人存在するような感覚だった」
と回想しているそうなので、マリリンはセルフプロデュースに早い段階で成功していたのかも)
そして映画女優時代のグレースはすぐに男性を好きになってしまうことでも有名だったそうだ。
愛が…パパの愛が欲しかったんだろうな…と私は考えちゃうよ。
多くのファザコン女性はうんと年上の男性と付き合いがち。
グレースと夫との年齢差は5~6才だったそうだけどね。
でも、人気絶頂の時に女優業を続けるのが困難な相手とあえて結婚することで仕事から離れたかったように見えますから、不安がすごかったんだろうなー。
オードリーは逆に家族愛にすごくこだわっていて専業主婦希望だったそう。
最初の夫であるメル・ファーラーが仕事を続けるのを望んだから続けてくれましたけどね。
メルは浮気したり悪いところたくさんあったらしいけど、オードリーの仕事をたくさん残してもらえたのは確実に彼のおかげでもあるんです。
話を戻してグレース。
父親から望む愛をもらえなかった大人しい女の子が、努力して努力して美しくなって女優として成功し、でも大成功で恐ろしくなって結婚に救いを求めて、その先にもやはり望む愛はなくて…。
そんな人生だったのかなと想像してしまいます。
幸せってなんだろうね。
なんとも悲しい。
『裏窓』のグレースを見ながら、この時点からの未来に彼女を待ち受ける過酷な現実と悲しい結末を思って切なくなってしまうのでした。
ああ、グレースよ。
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