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心霊番組はもう怖くない。

2022年07月26日 | ガチ☆スピ
【己の変化に自分でびっくり】

夏の定番・心霊番組。

占い・スピリチュアル好きの人はこういう不思議ものも好きな人が多いのでは?

もちろん私も好きで、特に幼女の頃は怖がりながらもしっかりと見てしまい、夜トイレ行くのが怖くなったりしていました(笑)。

先日久しぶりに心霊番組をリアタイ(リアルタイム視聴。この言葉も数年後には古語となるのだろうか)してみたら、自分があまりに昔と違うのでびっくりした。

全然怖くないし驚かない。

むしろ因果律とか話の説得力について冷静に考えちゃって、

「そりゃ恨んで化けて出たくもなりますなあ」

「未だに成仏できず漂ってるのか、本人も苦しかろう」

と納得したり

「それだと筋が通らないからその見解は違うんじゃないの?」

と番組演出に疑問を抱いていた。


なんていうのかなあ…上手い言葉で説明できないけど、昔は心霊現象って自分と違いすぎる次元に存在する“何かとても恐ろしくて怖いもの”だったのが、今は“我々の生きる世界の続きにあるもの、近いもの”になった感じかな。

残留思念なのか幽霊なのかは解釈によるでしょうが、とにかく我々と同じ人であったという前提があるから怖くない。

実に淡々と見ていられるのだ。

実話系心霊モノはまあまあ好きだけど、創作モノが昔からあんまり好きになれないのは因果律をしっかり描いた作品が少ないからかもしれません。

ただ怖がらせたり驚かせるのに特化した番組作りを求められるようなのでね。

そうそう、心霊モノには人の幽霊のみならず精霊や神々にまつわるものもある。

「○○さまの祟りじゃ!」

的な。

そういうのも淡々と見ていられるし、解釈に納得できたらなるほどな~面白いな~と感じられます。

あちらとこちらでは価値観もルールも全く違うから時にはじかれちゃうこともあるだろうな、と。

最後に全然怖くないけれど本当にあったちょっと不思議な話を。

昔々家族旅行した時に

「○○時代の有力者××の墓」

的な場所を通りかかった。

それがもうドス黒くて怖くて。

肉眼で何か見えるわけじゃないけれどとにかく嫌な感じがして恐ろしくて、家族全員さっさと通りすぎてしまった。

時が過ぎて大人になり、そういえばうっすら私の家系にはあの一族と敵対した血が入っているなと気付いた。

かつての敵の子孫だったらそりゃー歓迎してくれるわけないよね…と妙に納得したのだ。

味方や自分達の子孫が訪れたらきっとあのお墓は怖いどころか穏やかに感じさせてくれるのでしょうね。









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