【果てしない残酷の先にあるのは慈悲なのか、異常人格でしかないのか】
(最後に書く部分は、例え話か創作かくらいのつもりで読んでいただければ幸いです)
日本では則天武后の呼び名で知られる中国の女帝・武則天は三大悪女とされている。
むごたらしく拷問したり、命を奪ったりしたと。
でも、権力者って基本そういうことするもの。
三大悪女と同じかそれ以上に残虐を尽くした男性権力者なんていくらでも存在するはずだ。
逆にいえば拷問をしない・必要以上に粛清しない君主なんてめったにいないから名君として後世まで言い伝えられているのでは?
その証拠に、則天武后が生まれる前から唐には拷問道具がたくさん揃っていたというし…。
恐ろしい
特定の地域に限らず、歴史(過去)に限らず、リアルタイムでも権力ってここまで残酷に命を奪うのかと私達は思い知っているでしょう。
地上波のニュースであまり報道されなくても、BSニュースでは流れるし、SNS・ネットなら犠牲者本人や目撃者から無修正の恐ろしい被害が告発されている。
これは伝承や霊能実話で思うことなんだけど、命を奪われるだけでもちろん人は恨む。
当たり前です。
しかし、
「一思いに殺せばいいものを、いたぶって」
は何百倍も恨まれる。
そして、どうやらどの文化圏の人も
「遺体を粗末に扱うこと・辱めること」
にまた何百倍と怒るようだ。
尊厳を侮辱することは、時に命を奪う以上の業になるのかな…。
マウンティングの上位…いや下位互換行為なんじゃないか。
「お前なんかクズだ、自分が上だ」
って。
…ありふれているね。
ええ。
学生時代のいじめ(と呼んで矮小化させている校内犯罪)を思い出すや。
そういえば特に中学3年間って色んな人
間の醜さを嫌ってほど見せられた気がする。
あれを経験したからこそ綺麗ごとに逃げない、あきらめて
「そういうこともある、よくある」
と考えられるようになったのは役立ってるけど…ゆるさないよ
戻して、昔々の権力者の話をしましょう。
土地の権力者…領主…いいえ、それよりは王様や皇帝と呼んでいいでしょう。
そんな男の話。
彼が最高権力の地位に就く前から、権力闘争はそりゃー残酷で醜いものでした。
彼が作り上げたものではない。
でも、彼は賢かった。
強かった。
だから暴力でも頭脳戦でも勝ち続けることができた。
どれだけの邪魔者を、敵を殺したか。
「九族皆殺し」
と言う言葉は、
「高祖父、曾祖父、祖父、父、本人、子、孫、曾孫、玄孫の九世代を残さず殺すこと」
だそうだ。
怖いなんて言葉じゃ足りないね。
でも彼には残酷な中の優しさがあって、必ず一発で命を奪うことを徹底していた。
(皆さま恐ろしいことにね、これ珍しいんですよ。
いたぶっていたぶって楽しんで、最後に奪う…こんなことした人はいくらでもいる)
そして、命を奪うと
「これで自分を攻撃も邪魔もぜったいにしなくなった」
と安心するのか、突然慈悲心がわいてくるようで、手厚く葬ったり供養させたりする。
目撃する方は逆に怖れるのよ、その落差を。
意味わかんない、怖すぎる、と。
残酷なだけの人は嫌われてやがて粛清されいく運命だけど、こういうのはねえ…。
今の年齢でいえば50代か60代くらいなんでしょうけど、白髪染めなどない時代。
最高権力を保ったまま老いた彼はしみじみと言った。
「全てを殺して私はここに上り詰めた。
殺すことで生き残った。
彼らが生きている上は全てが憎く恐ろしかった。
いなくなって心から嬉しかった。
安心した。
でも今では、私が奪ってきた全ての命が愛おしい。
心から哀れだと思う」
その瞳が、声が、本当に穏やかで温かかくて、何より寂しそうだった。
最後に残ったたった一人。
最後の勝者が、最期まで勝者でいられた稀有な者しか知り得ない感情だったのでしょう。
なんか…なんかね。
怖いけど、それだけじゃない。
複雑な気持ちだった。
ただね、彼は無辜(むこ)の民=罪なき人々=関係ない庶民は一人も殺しませんでした。
継承権のある男の子を除けば女・子どもに手を出したこともない。
一緒に心中した奥さんや娘さんはたくさんいたけどもね…。
それでもあんなに残酷で恐ろしかったんだから…色々考えちゃうな。
あーでも。
それは近くで見ていた人の気持ちで、直接関わることのない民には確かに名君だったのかもしれないな。
不要な戦争も重税も取らず平和な一時代を守ったのだから。
女帝の時代も世界各国共通で基本平和だったと言われていますね。
彼の魂はどうなったのやら。
殺した政敵以上に庶民を幸せにしたなら、上でどう裁かれたのか。
また平和な時代に生まれていたら、今度こそ誰も殺さない良い政治家や王様になって多くの人を幸せにしたのかしら。
(最後に書く部分は、例え話か創作かくらいのつもりで読んでいただければ幸いです)
日本では則天武后の呼び名で知られる中国の女帝・武則天は三大悪女とされている。
むごたらしく拷問したり、命を奪ったりしたと。
でも、権力者って基本そういうことするもの。
三大悪女と同じかそれ以上に残虐を尽くした男性権力者なんていくらでも存在するはずだ。
逆にいえば拷問をしない・必要以上に粛清しない君主なんてめったにいないから名君として後世まで言い伝えられているのでは?
その証拠に、則天武后が生まれる前から唐には拷問道具がたくさん揃っていたというし…。
恐ろしい
特定の地域に限らず、歴史(過去)に限らず、リアルタイムでも権力ってここまで残酷に命を奪うのかと私達は思い知っているでしょう。
地上波のニュースであまり報道されなくても、BSニュースでは流れるし、SNS・ネットなら犠牲者本人や目撃者から無修正の恐ろしい被害が告発されている。
これは伝承や霊能実話で思うことなんだけど、命を奪われるだけでもちろん人は恨む。
当たり前です。
しかし、
「一思いに殺せばいいものを、いたぶって」
は何百倍も恨まれる。
そして、どうやらどの文化圏の人も
「遺体を粗末に扱うこと・辱めること」
にまた何百倍と怒るようだ。
尊厳を侮辱することは、時に命を奪う以上の業になるのかな…。
マウンティングの上位…いや下位互換行為なんじゃないか。
「お前なんかクズだ、自分が上だ」
って。
…ありふれているね。
ええ。
学生時代のいじめ(と呼んで矮小化させている校内犯罪)を思い出すや。
そういえば特に中学3年間って色んな人
間の醜さを嫌ってほど見せられた気がする。
あれを経験したからこそ綺麗ごとに逃げない、あきらめて
「そういうこともある、よくある」
と考えられるようになったのは役立ってるけど…ゆるさないよ
戻して、昔々の権力者の話をしましょう。
土地の権力者…領主…いいえ、それよりは王様や皇帝と呼んでいいでしょう。
そんな男の話。
彼が最高権力の地位に就く前から、権力闘争はそりゃー残酷で醜いものでした。
彼が作り上げたものではない。
でも、彼は賢かった。
強かった。
だから暴力でも頭脳戦でも勝ち続けることができた。
どれだけの邪魔者を、敵を殺したか。
「九族皆殺し」
と言う言葉は、
「高祖父、曾祖父、祖父、父、本人、子、孫、曾孫、玄孫の九世代を残さず殺すこと」
だそうだ。
怖いなんて言葉じゃ足りないね。
でも彼には残酷な中の優しさがあって、必ず一発で命を奪うことを徹底していた。
(皆さま恐ろしいことにね、これ珍しいんですよ。
いたぶっていたぶって楽しんで、最後に奪う…こんなことした人はいくらでもいる)
そして、命を奪うと
「これで自分を攻撃も邪魔もぜったいにしなくなった」
と安心するのか、突然慈悲心がわいてくるようで、手厚く葬ったり供養させたりする。
目撃する方は逆に怖れるのよ、その落差を。
意味わかんない、怖すぎる、と。
残酷なだけの人は嫌われてやがて粛清されいく運命だけど、こういうのはねえ…。
今の年齢でいえば50代か60代くらいなんでしょうけど、白髪染めなどない時代。
最高権力を保ったまま老いた彼はしみじみと言った。
「全てを殺して私はここに上り詰めた。
殺すことで生き残った。
彼らが生きている上は全てが憎く恐ろしかった。
いなくなって心から嬉しかった。
安心した。
でも今では、私が奪ってきた全ての命が愛おしい。
心から哀れだと思う」
その瞳が、声が、本当に穏やかで温かかくて、何より寂しそうだった。
最後に残ったたった一人。
最後の勝者が、最期まで勝者でいられた稀有な者しか知り得ない感情だったのでしょう。
なんか…なんかね。
怖いけど、それだけじゃない。
複雑な気持ちだった。
ただね、彼は無辜(むこ)の民=罪なき人々=関係ない庶民は一人も殺しませんでした。
継承権のある男の子を除けば女・子どもに手を出したこともない。
一緒に心中した奥さんや娘さんはたくさんいたけどもね…。
それでもあんなに残酷で恐ろしかったんだから…色々考えちゃうな。
あーでも。
それは近くで見ていた人の気持ちで、直接関わることのない民には確かに名君だったのかもしれないな。
不要な戦争も重税も取らず平和な一時代を守ったのだから。
女帝の時代も世界各国共通で基本平和だったと言われていますね。
彼の魂はどうなったのやら。
殺した政敵以上に庶民を幸せにしたなら、上でどう裁かれたのか。
また平和な時代に生まれていたら、今度こそ誰も殺さない良い政治家や王様になって多くの人を幸せにしたのかしら。
はじめての方向きの記事と対面カウンセリングのご案内です♪
※対面有料カウンセリングやってます。
※スキンケア記事・まとめ。
※宝塚の娘役さん風・ナチュラルメイクレシピまとめ。
※有名人さん風メイクレシピ・まとめ。
※大学1年生のための外見魅力アップ講座『ホンカワ』!
※モテ服関連記事・まとめ。