この週末はPCがネットに繋がらなかった分(?)久し振りにまとまった時間が取れましたのでドラゴンのTiger(P)のキットをチェックして少し組んでみました。“003号車考”で色々と私なりの考察を書きましたがキットをチェック、資料を当たり直して新事実を発見!“003号車考 その2・3”でボッシュ管制燈の取り付け面に関してコーテイングを剥がして云々と書きましたが、ドラゴンのキットにはフェルディナンド・エレファントの車体パーツの該当面に貼り付けるためのパーツ(A-14,A-15)が付属しています。キットをチラッと見た感じではボッシュ管制燈の取り付けのためにわざわざ別パーツを用意し、インスト間違いでコンバートするべきところを上から貼り付ける指示になっているものとばかり思ってましたが、パーツをよく見てみると実車写真から私がボッシュライトの旧取り付け位置の溶接跡と判断していたモールドが面全体を横切るように再現されており穿視孔部分も表面から一段低い位置にモールドされています。まさかと思って写真を確認してみると現地改修で該当面に増加装甲が施されているではありませんか!思い込みとは恐ろしいもので、まさか正面から見ると傾斜面になっている部分にわざわざ増加装甲をするはずが無いと思い込んで影や溶接跡を見誤ってしまっていました。この部分の解釈は間違いなくドラゴンが正解のようですね。このブログを見て既に該当部分の工作をしてしまった方が居られましたらすみません、該当面は現地改修で取り付けられた増加装甲ですからコーティング跡を再現しないで少し色目の違う基本色を塗装しましょう。しかし、この事実を発見して何か俄然やる気がでてドラゴン版で虎(P)003号車を再度作ってみようという思いを新たにしました。キットの出来が良いのでイタレリほど時間をかけずにサラッと流すつもりですがどうなる事やら・・・。とりあえず昨日は自作フェンダーをつけるためのハルの下ごしらえと足回り、それに残念ながらキットのパーツが使えそうにないキューポラの篭を製作しました。写真もついでに撮ってフォトギャラリーにアップしてますので、大した参考にはなりませんが良かったらご覧下さい。
Today’s update : New photo folder "Dragon’s Tiger(P)"