さて昨日少し触れましたが土曜日に“300”を観てまいりましたので本日はその感想など・・・w。
お話の内容は有名なペルシャ戦争のテルモビレー戦いを描いたものですから省くと致しまして、この映画、“キングダム・オブ・ヘブン”や“トロイ”なんかと同じつもりで観てると冒頭からちょいと違和感が・・・最近の史劇大作には無かった昔語り風に話が進んでいくので随所にナレーションが入りまして、冒頭の主役のレオニダス王が成人するまでのお話(所謂スパルタ教育がどんなものかを一般的に表してるのかと思ったらいきなり王様になっちゃった!)は何か自然の営みを扱ったドキュメント番組みたいですし、予告編で出てくるサイや象が出てくるシーンも戦闘中のちょっとしたエピソードって事で突然はじまってさっさと終わっちゃう!どうも他人事にはじまって他人事に終わる(映画のエンディングはナレーターの他人事じゃ終わらないんですけど本編がねえ・・・)って感じで、勿論劇中で人物の心理描写もされてはいるのですが、今ひとつ映画にのめり込めないんですよね。
まあ逆に言えばのめり込めない分、少々スプラッターでエゲツナイ描写があっても“フーン・・・”で終わっちゃって疲れにくい(?)って言う利点はあるんですけども、観終わってもアッサリ・サッパリした観後感で肩透かしくらったようなかんじ・・・。面白い映画ですし見所たっぷりなんですけど、ずっしり重たくて観終わってもしばらく引きずるような映画を期待していったので少々物足りなさを感じました。 “気合を入れて観ないと・・・”ってしっかり腹ごしらえして見に行ったのにカロリーの消費量が少なかったのか晩になっても腹が減らないで困っちゃった!(爆)
ってことでこれからご覧になる方は歴史物語をサラッと流すつもりで行かれるのが宜しいかと・・・w。最初からそのつもりで観てれば興味深い話ですし十分すぎるぐらい楽しめる映画だと思います。評価は★★★☆☆・・・私的にはこんなもんかな???
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