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ドトールvsマーメイドカフェ共存の原理
~経営コンサルタント・安岡裕二の「東京タウンウォッチングガイド」~
ユニクロ悪玉論まで飛び出して、デフレの出口どころか、デフレ犯人捜しが始まるほど混乱する有様で、依然として低価格競争が止まらない。
しかし、一方下期景気浮上論や消費者主導の新秩序論も生まれてくるなど、明るい話しもある。この辺りは、「~経営コンサルタント・安岡裕二の“デフレを乗り切る”経営戦略・戦術(コラム)~」(安岡が発信するもう一つのブログ)で述べる事にして、今日は普段利用しているドトールコーヒーショップと東京メトロ(地下鉄)が展開する「マーメイドカフェ」の比較で、低価格路線と中価格路線の共存論を考えてみたい。
ドトールは、低単価、高回転を基本とするのに対し、「マーメイドカフェ」は、中単価、低回転と際立った対照を見せている。ドトールの滞店時間15分と言われるのに対し、「マーメイドカフェ」の方は、相当長そうだ(3~4倍になる!?)。同じ人が時間帯で使い分けると言うよりも、客層が明らかに違うようだ。又、室内環境も違う。前者が分煙方式なのに対し、後者は全席禁煙。接客も又、自ずから!?違うから面白い。
この2つのタイプのカフェは、お互いに変質しながらも一般論としてのデフレ後の業態共存を暗示しているのではないか。
私は、後者を「高品質リーズナブルプライス」路線として、将来性を感じている。画像は、「メトロ本郷三丁目駅」の「マーメイドカフェ」。私は、余りお酒を飲めない気の置けない仕事仲間と、帰りがけにミニワインとサラダ、パンで1時間のお喋りパーティを楽しんだりしている。お気に入りのスポットだ。 (*^_^*)