暦の上では、今日から二十四節気の一つ、穀雨に入る。
穀雨とは、多くの作物(穀物)を潤す春の雨が降る時期のことをいう。この時期の雨は、古くから瑞雨(穀物の生育を助ける雨)をはじめ、甘雨(草木を潤し育てる雨)、催花雨(開花を促す雨)、菜種梅雨など多くの呼び名があるように、作物生産に大きな影響を与えることが分かる。
写真は、恵みの雨を受けてたくましく伸びようとするカボチャの芽。これから多くの作物が「芽生え」の時期を迎える。そして、この季節の終わり頃には八十八夜が訪れる。(写真:近所の農園にて)
リンク:ふるさとの歴史