あさか野の四季

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蕎麦(ソバ)の花

2016年10月25日 | 暮らしの歳時記

 ソバの花である。白い花は赤い茎、緑の葉と相まって清楚ながら美しい。
 晩秋の山間の畑に咲くソバの花は、何とも言えない趣があり、日本農村の風物詩の一つであろう。
 ソバは中央アジア原産で、日本への伝来は古い。蕎麦は漢名で、日本では古くは「そばむぎ」と呼ばれた。
 かつて、ソバを食べると言えば「そばがき」「そばもち」のことであり、現在の細長いソバが作られ、好まれるようになったのは、江戸時代初期(寛文ごろ)とされる。

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