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半夏とはカラスビシャク(烏柄杓)の漢名。
半夏は夏の半ば(旧暦では4月~6月が夏)の意味であるが、暦の上では、夏至の期間を三つに分けた時の三番目の候で、カラスビシャクが生える頃として「半夏生ず」または「半夏生」と表される。
少し紛らわしいが、同じ頃に育つ半夏生(半化粧)という名の別な植物もあり、これに由来するとの説もあるようだ。
古くから農家の人々が田植を終わらせる目安、農事の節目としてきた時期である。新暦に当てはめてみると、今年は7月2日~6日の期間がこれにあたる。
(写真:カラスビシャクの苞の部分で、中に花軸がみえる。自宅庭にて)
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