メジロ夫婦?が庭の餌場にやってきた。
その鳴き声、姿、仕草が何とも可愛らしい。
これからの季節、梅や桜の蜜を吸う姿をみるのが楽しみである。
「目白押し」という微笑ましい光景も、ぜひ見たい。
人気が高い野鳥のため、相変わらず密猟が横行しているという。今年4月から捕獲・飼育を原則として不許可とする環境省の方針に賛成である。
(写真:郡山市の自宅庭にて)
安積の地(郡山市)より望む額取山(ひたいとりやま、1009m)の冬の姿。別名を安積山という。
「安積香山 影さへ見ゆる山の井の 浅き心をわが思わなくに」
この歌は万葉集に収められ、古くから安積山の歌として有名。
安積山は歌枕にもなっている。また、
平成20年、滋賀県信楽町の遺跡からこの歌が墨書された木簡が見つか
り、全国的に大きな話題となったことも記憶に新しい。
ところが、悩ましいことに、地元には二つの安積山が存在している。
一つは写真の額取山、もう一つは元禄時代、松尾芭蕉が奥の細道行脚で
立ち寄った奥州街道沿いの安積山(小高い山)である。
歌枕なるほどの山、つまり安積の地を代表するほどの山と解釈すれば、
やはり額取山の方が有力か。(写真:郡山市片平町内より)
陽だまりに数個の瑠璃を見つけた。
立春過ぎとはいっても、真冬日がつづくこの時期、
可憐でひときわ鮮やかな花は、ひと時、寒さを忘れさせてくれる。
オオイヌノフグリは、ヨーロッパ原産の帰化植物である。
在来種のイヌノフグリに比べやや大型であることからこの名がある。
それにしてもこの名前、果実が犬のふぐりに似ているからとは言え、
花の印象との乖離は大きい。
在来種には、ヒョウタングサやテンニンカラクサといった上品な
別名がある。しかし、なぜか定着しないのが面白い。
(写真:郡山市大槻町内にて)