写真は道端の草むらに咲くセイヨウタンポポ。
冬枯れの中でひときわ輝く。
今年はとくに寒さが厳しい。朝の気温は-4℃~5℃になることも少なくなく、数日前に降った雪もかすかに残っている。
このような環境の中でもたくましく咲くタンポポ。その生命力にただ脱帽である。(写真:大槻町上町地内にて)
郡山から望む名峰・安達太良山(1700m)。
雪をいただく山容は凛として美しい。
安達太良山は古くから有名な山で、万葉集にも三首詠まれている。そのうちの二首に安達太良真弓(檀の木で作られた弓)がうたわれており、この山一帯が檀の産地だったことが分かる。
この安達太良山。東側山麓にある二本松地方の人々からは岳山、反対側の猪苗代の人々からは沼尻山などと呼ばれて親しまれている。それぞれのふる里の山なのである。
日頃から見慣れた山も、新春にみるとなぜかひときわ新鮮に映る。
(写真:市内逢瀬町から)