あさか野の四季

      写真歳時記

河原撫子(カワラナデシコ)

2018年07月09日 | 暮らしの歳時記

  カワラナデシコが早くも咲きだした。古くからその素朴な姿、花の色などが日本人の趣向に合い、秋の七草の一つ数えられている。
 日本では日当たりのよい河原や草原に生えることからこの名があるが、最近では庭先などにも多くみられる。
 かつて日本では、中国のセキチクをカラナデシコ(唐撫子)と呼び、本種の清楚で上品な姿を日本的女性に重ねてヤマトナデシコ(大和撫子)として愛でた。それが今日も、女子サッカーの愛称「なでしこジャパン」などと、使われる所以となっている。

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