昨日は、マイクロソフト公表の国別ウイルス感染「率」をご紹介したが、今回はMcAfee(マカフィー)が公表している世界のウイルス感染分布地図(人口当たりの感染数)を引用してみた。
日本全体の平均的なウイルス感染の実態は、赤色=1000+とあるから、「感染台数1000台以上/人口百万人当たり」であることを示している。単純に換算すると、人口1000人当たり1台以上の感染数といえる勘定である。
小生の町は人口7万人であるから、70台以上のパソコンが感染している勘定となる。これを多いとみるか、たいしたことないとみるかはよく判らない。
日本はウイルス対策ソフト(有償・無償双方)の普及のおかげで世界で最も感染率の低い地域となっているようであるが、人口に対するパソコン設置台数が多いためであろう、人口当たりの感染台数は一番多い地域に属している。
有償であれ、無償であれ各個人の置かれた使用条件に応じたウイルス対策ソフトの採用は必須条件である。
(次から次へと新手のウイルスが登場してくるので100%の防御はどのような対策ソフトでも不可能だと言われている、謙虚で注意深い各人の操作・運用が必要なこともまた事実である)
友人・知人も小生自身も無料ソフトを使用している、また将来も使用し続けるであろう。次回は、定番中の定番である世界3大無料ウイルス対策ソフト、いわゆる"Big Free Three"と呼ばれるフリーの御三家と、マイクロソフトによる無料の「Security Essentials」が昨年公開され、こうなると無料四天王という状態となった。これら代表的な無料ソフトを取り上げる予定である。
(注記);感染台数分布図は、次のサイトからのものを使用している。 http://mastdb4.mcafee.com/VirusMap3.asp?Cmd=Map&b=NS&ft=JPEG&lang=ja
ご興味のある方は、地図の下にいくつかの選択カラムがあるので、興味のあるパラメータを変えて見てください。