1941年(昭和16年は、日本が破滅の道を政治選択した年である。その選択の是非については、議論が分かれているが、事実関係を冷静に見ていけば、本質が透けて見えてくるだろう。しかしこの選択の是非を論ずることは意味がない。それよりも、軍事強国、軍国主義国家になった道程を事実で検証し、この道を二度と歩まぬための教訓をそれぞれがいかに見いだすかであろう。 . . . 本文を読む
鈍感力、という言葉は面白いと思った。KY(空気が読めない)などの言葉がはやった今年だが、それは別にかまわないのではないかと思う一面、他人に迷惑をかけているんだろうなと思うこともある。今年耳にした流行語についてチェックを入れて見た。 . . . 本文を読む
昭和17年(1942年)は、大戦まっただ中だった。「非国民」「欲しがりません、勝つまでは」などの標語が氾濫し、マスコミは「一億はすべて武装せよ」と悲痛な論説を繰り返した。ミッドウエイ海戦では、帝国海軍は空母4隻を失うという屈辱的な大敗を喫し、大陸では三光作戦という毒ガスによる攻撃が行われた。これを契機に軍国日本の奈落と崩壊は決定的になっていった。 . . . 本文を読む
巨人、大鵬、卵焼きという言葉が、巨人の9連覇、大鵬全盛時代の昭和の40年代に流行しました。巨人の9連覇はすばらしい選手を育てたことに原因がありました。しかし、9連覇の後、当然のことといえ、各球団の力は均衡してきました。強ければ人気が出る、人気が出れば儲かる、自分が横綱でなければならない、手段は選ばないという、考えが根付いてしまいました。G(巨人軍)は、その亡霊に今でも悩まされているようです。選手が公平に行き渡れば力が均衡するから、これから9連覇なんてできっこないのですが、あの頃の味が忘れられないのでしょうか、10年ぐらい前から、Gはだめなチームになりました。 . . . 本文を読む