食の安全問題の本質(1) 2008年10月09日 00時30分06秒 | 時評 食品の安全問題は、今に始まったことではなく数十年来すでに、食が豊かになり、流通が発達するにつれて深刻になっていると言えます。公衆衛生の思想も体制も強化され、食品工場は大変近代化しているにも拘わらず、安全問題は深刻の度を増しているのは、いまさら証明しなければならないことではありますまい。 食の安全問題は、過去数十年来、食の構造を作り上げてきたことのなかに、深い根を持つ深刻な問題であることが理解される。 これは私が4年前にどこかに書いたエッセイの再録です。 . . . 本文を読む