「神が下さるものはすべて自分に対する恵みだと思って戴きなさい」、神の前では乞食になりなさいとキリストは説いたらしいが、今自分が接している景観には、これが自然であれ、環境であれ、人間関係であれ当てはまるかも知れない。人は所詮乞食なんだろう、そうそう冷静に考えれば乞食以下かもとも分析される。人間は傲慢にも自然を壊し、これを「富」に変えて階級社会を作り出しついに地球環境は危機ラインを超えんばかりになっている。乞食が生まれる必然をまだ克服できないのが人間だとすれば、水鳥の自由な遊弋を眺め、囲繞された景観をながめなら乞食のようなわたしが戴くものが山ほどあることを知るべきかも知れぬ。
対岸の川崎を歩いてて帰ったが、そこに嬉しいことにススキの群落を発見した。多摩川河川敷はある意味人がいじりすぎて植生が変わり、大田区側ではススキを視ることがまれだったのに。
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