四季の花々と風景

日々目についた花々や風景の雑感

2018.05.03 箕面滝見に

2018-05-04 | 日記
   ゴールデンウイークの後半の今日、午後から箕面に出かけました。天気もまずまずで日ざしはさほど
  強くなく、風も少々あったことから格好のハイキング日和でした。
   阪急箕面駅からもみじの天ぷらや土産物の店などのぞきながら歩きましたが、休日ということもあっ
  て外人観光客を含めて結構な人出でした。
   滝への道は、途中昨年の台風21号による土砂崩れ被害で、遊歩道が一部通行不可で左岸へ渡って
  迂回する道で、階段状の個所もありヒールなどで来た人には無理なようでした。修復工事は今年10月
  末まで続くらしい。秋の紅葉には間に合いそうだ。

 
  駅を出ると目の前のビルの間からスパーガーデンの建物の後ろに新緑の山が見える。

 
  店先でもみじの天ぷらを揚げる店が並んでいる。

 

 
  白い花の名前は遠くからだと「ニセアカシア」ではと見ていたが、カメラを近づけてみるとそうでも
 ないとわかり、木の様子からタニウツギの仲間ではと帰ってから調べたら、ただのウツギの花、別名
 「卯の花」というらしい。初めて知りました。「夏は来ぬ」に出てくる卯の花でした。鼻の弱い私には
 近づけないと匂いはしませんでしたが。また、ひとつ賢くなってしまいました?

 
  もみじのプロペラ、種子・実がきれい。

 
  日陰の道端で咲いていました。

 
  「森秀次像」、この箕面公園には何度も来たが今回初めてカメラに収めました。森秀次は明治・大正
 の政治家で、この大阪府立箕面公園誕生に功績があって、当時所属した憲政会の党首で総理大臣
 浜口雄幸が題字を揮毫している。ただし今の像は三代目らしい。

 
  野村泊月句碑、前の森秀次像と一緒で今回初めて。
  野村泊月は丹波の出身で高浜虚子に師事したホトトギス派の功労者でこの先の瀧安寺で詠んだ句と
 いうことです。「椎の花八重立つ雲の如くにも」と説明書きあるが苔でほとんど読めない。

 
  川岸で見つけたビワの実、食べられるのまだまだ先のようだ。

 
  瀧安寺は昔役行者が建立した本山修験宗の寺院で本尊は弁財天とのこと。また富くじ発祥の地でも
 あるらしい。分かっていればお参りしたのに、残念!!弁財天から芸能の寺とも。
  寺への入り口、寺なのに鳥居がある?  明治の神仏分離令以降珍しいが大阪四天王寺など他にも
 残っているようだ。

 
  箕面川の対岸では川床(?)で楽しそう。

 
  目の前はまさに「山笑う」で瀧安寺の朱色の太鼓橋:瑞雲橋が新緑に映えて鮮やかです。

 

 
  上は対岸に渡って迂回道と下は土砂崩れで工事中の現場を左岸から。

 
  風も時々あったが滝しぶきが掛かるほどではなかったが心地よかった。

 

 
  河原に降りて水遊びする姿も。

 

 
  帰り道、またもみじをねらって。

 
  料理屋風の建物が青もみじに風情があって一枚。

 
  スパーガーデンのエレベーター連絡通路の下に泳ぐこいのぼり。

 
  駅前まで帰ってきて一枚、15:41 2時間半余の青もみじと滝見物でした。

 
  

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