四季の花々と風景

日々目についた花々や風景の雑感

2020.11.15 日本庭園 茶室「汎庵・万里庵」特別公開

2020-11-15 | 日記

 久しぶりのぽかぽか陽気に誘われて今日は午後から万博公園入園です。上天気に日曜日とあって何時になく多くの入園者、最近では最高の人出ではなかったかと。
 イベントもチーズEXPO、ガレージセール、紅葉祭りと盛況でした。そんな中、紅葉祭りと並行して日本庭園の茶室「汎庵・万里庵」の特別公開が11月7日から12月6日まで行われていて、今日初めて中に入ることができ庭を見ることができました。人間国宝・中村外二が手がけた茶室とのこと。


 「万里庵」の扁額は「万」は表千家の千宗左。「里」は裏千家の千宗室の直筆によるものですとホームページにありました。


 水琴窟と案内がありましたが、近づいても音は聞けませんでした。


 スギ苔に紅、黄色のもみじ葉。


 「汎庵」の扁額は当時の総理大臣佐藤栄作氏の直筆ですとこちらもホームページにありました。


 茶室では呈茶が行われていました。700円で抹茶とお茶菓子が。


 出た後も次から次へとたくさんの見学者が。折角の静かな庭園も騒がしさが少し気になりましたが、紅葉を含めて満足でした。


 向かいの「千里庵」は閉まっていて訪れる人も少なくひっそりとしていました。

 


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2020.11.09 三尾の紅葉訪ねて③

2020-11-11 | 日記

 いよいよ三番目の高雄山神護寺です。
高野山真言宗遺迹(ゆいせき)本山の寺院。本尊は薬師如来、開基は和気清麻呂。この高雄山寺と天長元年(824)に河内の神願寺とを合併して「神護国祚真言寺」(略して神護寺)と改められたとパンフやホームページにある。
 高雄橋を渡って参道入り口まで来たとき、7年前には拝観せず左へスルーしたのを思い出しました。


 参道入り口。わ~ 石段長いなあ。どこまで続くんだろう?


 折り返してもまだ続いています。


 茶屋も三軒目。


 参道から下に茶店の座敷。


 石段最上部、紅葉の落ち葉が目を楽しませてくれました。
石段は400段とも? 結構きつかった。楼門を出たすぐの境内から駐車場があり車が何台か停まっていました。車でも上がって来られるんだ。


 残念! 楼門は改修工事中で覆いを被っていました。


 楼門をくぐると広い境内、松の中に紅葉が目立っていたので。


 和気清麻呂公霊廟。


 金堂への石段脇の明王堂。


 紅葉に挟まれた石段上に見える金堂。この石段の勾配も結構きつい。手すり無し。


 上がりきると堂々の金堂。上がりきった所では一番ひいても屋根が入り切りませんでした。


 金堂脇からその上の多宝塔。


 多宝塔のところまで上がってしまいました。拝観の人影もなしです。


 境内の端から紅葉を写す人たち。


 堂内に上がりました。本尊の薬師如来は暗くて全体像は確認出来ましたが顔などは見ることは距離もあって出来ませんでした。また、最近肖像が話題となっている伝源頼朝像の複製も展示されていました。
 線香の煙越しに見る参道方向の景色。


 石段の上から。


 石段下から。


 手前から毘沙門堂、五大堂からの石段と金堂。


 金堂の屋根がちょっとだけ望める石段と紅葉。


  弘法大師ゆかりの大師堂。


 金堂屋根の鬼瓦。一枚百万円の寄進を募っていました。


 かわらけ投げの方には寄らずに楼門を出た石段坂上の紅葉、鮮やか。


 上から見ると結構急坂です。


 登ってきたとき確認した茶屋「硯石亭」で陽も隠れて少々冷えてきたので温かいソバを食べて、しばしの休憩、ゆっくりしました。


 休憩後、茶屋を出て石段を降りかけるとパラパラと降ってきました。それこそ一時的な時雨かと思っていましたが結構雨脚も強くなって、建物の軒先や木の下で雨よけの人たちを見ると携帯傘を持ってきて「良かった」と、つくずく思いました。雨に濡れ、ツルツルしかけた石に気をつけながらの帰り道でした。これが本当の「北山時雨」かなあ。


 帰りもJRバスで帰ることを決めていたので、近くの山城高雄でも良かったのですが始発の栂ノ尾バス停まで引き返すことに。


 途中、先に寄った西明寺への指月橋も雨の中。


 バス停に着いて発車時間(13:39)を待つ間に雨も止んで陽ざしが戻って来ました。


 京都駅に帰ってきました。お寺も、紅葉も十二分に見られ、満足の一日でした。 

 

 


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2020.11.09 三尾の紅葉訪ねて②

2020-11-10 | 日記

 2回目は槇尾山西明寺です。案内パンフレットによると古義真言宗に属し、天長年間に弘法大師の高弟智泉大徳が神護寺の別院として創建したのに始まると伝わっているそうです。また本堂は、元禄十三年(1700)に桂昌院の寄進により再建されたものとのこと。


 清滝川に架かる白雲橋を渡って緩い坂を車を避けながら下って行きます。


 バス道から分かれて西明寺へ。


 西明寺への橋、紅葉で彩られた指月橋を渡る。


 薬医門で本堂と同じ元禄十三年の造営で、本堂前の紅葉が鮮やか。


 門をくぐるとそんなに広くない境内を圧倒するような紅葉が印象的。


 7年前には上がらなかった本堂ほか一通り見て回ることが出来ました。


 本堂横の庭では紅葉の落ち葉を掃き集める寺には珍しい若い女性ふたり、大学生のアルバイト?


 本堂向かって左の建物、客殿ではモニターに寺院の説明案内が流れていました。

 


 客殿から紅葉の鐘楼。


 本堂と客殿の渡り廊下から。


 おみくじ札が結ばれた紅葉。


 苔の庭から。


 帰りに人影がなかったのでもう一枚。


 神護寺へ向かう途中、指月橋を振り返って。


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2020.11.09 三尾の紅葉訪ねて①

2020-11-09 | 日記

 数日前のテレビニュースで取上げられた京都高雄の紅葉が見頃とかで、急に出かけてみたくなり、11月6~8日の「もみじちゃんまつり」を外して出かけることにしました。
 寒くなるということで薄手のセーターを上着の下に着込んで出かけました。
 京都の紅葉といえば、光明寺、南禅寺、永観堂、圓光寺、詩仙堂などはここ最近に出かけたこともあるのですがこの「三尾」といわれる高雄(尾)山神護寺・槙尾山西明寺・栂尾山高山寺の紅葉はまだということで楽しみに出かけました。ただ、以前に訪ねたことがあるように思いだし、パソコンの写真を探すと2013年の5月、青もみじの季節に数人のグループで京都西山ハイキングコースで嵐山までおり、松尾山まで登っていました。ただし私は山頂まで行けず、途中でギブアップしたのを思い出しました。因みに当日の歩数記録を調べたら35,001歩でした。


 天気も上々、JRバスで「高雄フリー乗車券」800円で京都駅8時発と早めの出発です。立命館大学前経由「栂尾行き」ということで、混雑を心配しましたが平日の月曜日、もみじまつりの後ということか学生さんも10人弱でゆっくり座ることができました。バスからの一枚。


 栂尾バス停と高山寺裏参道口。最初はバス停に近い高山寺で、宗派は真言宗系の単立寺院とのこと。
創建は奈良時代、実質的な開基は、鎌倉時代の明恵上人。鳥獣人物戯画絵巻や絵画や文書など多くの文化財を伝える寺院として知られていて、また境内が国の史跡に指定されており、「京都の文化材」として世界遺産(初めて気付きました)に登録されているとのこと。今年の紅葉は寺人に尋ねるとやはり例年に比べ少し早いらしい。


 拝観入り口の苔むせた屋根に紅葉いっぱい。


 「石水院」の入り口と上は上は手前の白壁塀。7年前の写真は入り口までで、石水院には入っていませんでした。入ってみると、拝観開始時間が8時30分と早いのには驚きましたが、まだ9時過ぎと時間が早かったので拝観者は3~4人でした。


 石水院で有名な善財童子像(明恵上人が敬愛したという善財童子)と欄間に富岡鉄斎筆「石水院」の横額。


 鳥獣人物戯画絵巻。昔、教科書だったか? 外で見るのは初めて。


 山号[高山寺」と称される所以の額(鎌倉時代)。


 ゆっくりと紅葉や庭を眺め、味わうことが出来ました。


 開山堂へ向かう道に大きなスギの切り株。


 開山堂。


 北山杉と紅葉。


 金堂と金堂前の手すりもない急な坂道、以前も境内を一周しましたが降りなかったように思いました。左の空地が目立っていて前回訪れた時は草むらにスギ木立があったのではとすっかりかわったような気がしましたがわかりません。


 日本最古の茶園:明恵上人が栄西禅師から贈られた茶種を育て、宇治茶は栂尾の苗木を移植して栽培されたと伝わるそうな。


 茶園を最後に訪ねた時、参拝を済ませ裏参道を帰って行く人たち。私は表参道を西明寺へ向かいましたが、長いので次回とします。

 


 

 


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2020.11.06 11月に入って初めての万博記念公園

2020-11-06 | 日記

 朝から曇ったり照ったりの空模様で、太陽が顔を出すと一瞬のうちに暖かさを感じる。何時ものように園児から小中学生の団体が目を引く。一方今日もロハスフェスタ万博2020で家族ずれグループなどがたくさん詰めかけていました。


 梅林近くの「上津道」の小川脇に初めて見つけたムラサキシキブ。葉っぱの紅葉の仕方が綺麗で珍しかった。


 今日も「花の丘」のコスモス畑を訪ねました。曇りがちの空で、蝶は期待していなかったのですがアサギマダラではないかと思います。20分ほど同じ蝶を追っていました。


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