第59回関屋記念＆第60回小倉記念雑感・・・その後

土日のメインレース6つのうちの5つで馬券圏内に3番人気以内の2頭が来てしまっては勝てん。

往々にしてみんな吸い寄せられる春と秋のGIレース戦線でそれをやられるのは我慢するとしても、この時期のメインレースで上位人気安泰レースをかくも仕組み続けられるのは悪夢でしかない。先週のレパードステークスとエルムステークスで3番人気以内を馬券圏内に1頭しか稼働させなかったから、2週続けて重賞レースを荒れさせると競馬歴の浅い人たちがしょんぼりしちゃう可能性が高いと胴元さんは判断してのことなのだろう。

（スマホゲームから競馬に親しみ始めたビギナーさんたちは）幼少期より情報機器が身近にあり、自分たちは情報強者であると自認しているであろう世代。たぶん。

しかしグーグルなどの情報検索ツールは、黎明期と比べるとヒットする情報が制御され視野狭窄させられている懸念があり（以前ヒットした情報に容易く辿りつけないケースが増えている）、スマホやパソコンの扱いはスピーディーであったとしても、案外視野が狭くなっているだけでなく、洗脳されているかのように感情面もあっけなく打たれ弱い雰囲気も見て取れる（つい最近もそんな事例があったっけ）。

だからこそ、時には大荒れ上等な夏競馬を忌避しベテラン？が秋までお休みしているケースもある中、ビギナーさんたちがそれを真似して夏競馬を敬遠しないよう、胴元さんは気を使っているに違いない・・・と考えて、まだ今年は「強振せずセンター返し」を心がける必要もあるかしらん？


先週日曜日の札幌競馬場の地元放送局イベントに、二人の24歳の女子アナを揃えるよう指示を出していたに違いない胴元さん。1番人気の札幌メインの2枠04番は囮で、新潟メイン・関屋記念の2枠04番の稼働を期待していたが、あっさり札幌メインで3着させただけで、新潟メインは表の4番目（2枠04番）ではなく逆4番目が1着。

しかも検討段階では5番人気あたりであったその7枠15番（逆4番目）が最終的には3番人気になってしまっていて、ビギナーさんではなくこっちがしょんぼり・・・。


結果　小倉記念（12頭）

01着　1枠01番　リフレーミング（川田・鮫島）1番人気
02着　7枠10番　コスタボニータ（坂井・杉山佳）4番人気
03着　8枠11番　ディープモンスター（浜中・池江）2番人気

09着　6枠07番　シリウスコルト（西村・宗像）3番人気


関屋記念（18頭）

01着　7枠15番　トゥードジボン（松山・四位）3番人気
02着　7枠14番　ディオ（岩田・辻野）8番人気
03着　3枠06番　ジュンブロッサム（戸崎・友道）1番人気

05着　7枠13番　プレサージュリフト（ルメール・木村）2番人気