「日本史7つの謎」読了

没後30年のブームが密かに進行中？かもしれない松本清張さんの本を何か買おうと、まずは手っ取り早く対談集「日本史7つの謎」を買ったら、清張さん絡みなのは7つのテーマのうち最初の古代史の部分だけだった。

中身もよく見ず著者の名前だけ買う奴を騙してやれ・・・という敵の策略にまんまとやられましたな。よく見ると「日本史7つの謎」（松本清張　他）となっていた。

しかし、「大化の改新は本当にあったのか？」（松本清張さん+古代史の専門家2名の鼎談）の次に出てくる「短詩形文学はなぜ日本文学の中心なのか？」のテーマを話し合った3人が奏でた「日本文化論」を読むために買ったのだ。そう思えたので結構満足。

丸谷才一さん、大岡信さん、山崎正和さんといういずれも大御所の3人（2020年に山崎正和さんが亡くなって、お三方とも全員故人）の対談はおよそ30ページ。濃密。同じテーマで一冊まるごと語り尽くして欲しかった。

ある程度から上の階層の女子にとって、恋愛ツールとして和歌が必需品だった時代があり（ダイレクトに「結婚問題」にも絡むので生活の必需品）、そこで練られた才覚・機転が自ずと後世へ伝わってきたことが、日本人にとっての暗黙のコンセンサスというか無意識的な共通認識形成に繋がっていそう。以心伝心能力・・・とでも言い換えられたりなんかして？

空気を読める日本人のベースに無意識レベルで寄与している？というか。

それだけに、たとえ日本列島上にいまいたとしても、空気の読めない種族（敵国系異民族など典型。相手の頭を叩いて笑いを取ろうとするような趣味の悪い輩なども）には、そういう「素養」が欠落しているんだなあ（別に和歌の知識の有無は関係なく、要は「センス」が）。だから連中を観ると腹立たしくなるのだな、納得。

まともな日本人の脳内の何処かに、そのテの素養がこっそりいまも標準装備されているなんてロマン以外の何ものでもない。

途中からはこっちの脳内で勝手に明後日の方に読み替えたわけではあるが、人付き合いにおいても、そういう素養の持ち主とばかりコミュニケートしていられたらざぞや楽だろうな。別に和歌のやりとりをするしないは全然関係なく、あくまでも普段の日本語のやりとりを・・・と思うのである。

あと、よくよく本棚を眺めてみたら、一冊だけ松本清張さんの本があった。本棚に入れてあるけれども未読。そのうち読もう。

足の爪の隅に内出血が出来つつある件

足を包み込むシューズの「天井」の繊維がウールっぽくて暑苦しいイメージのするアシックス・dynaflyte4は、今履くのは本来ちょっと躊躇われる。

しかし最近どうも左足の親指を使う動きがまた強くなってきているようで、実際左足第1指内側の根元寄りの爪の奥に内出血の跡の黒ずみが出来ている。そこに「圧」をかけた離地になっているに違いなくて、ジョグっていても気分優れぬ。中指の先でスッと足先を抜きたいだけなのに。

そこでこのところ全然履いていない（5月上旬が最後）dynaflyte4の登板とあいなった。とりあえずフィーリングを変えてみようと。

先月読んだ講談社現代新書「運動神経の科学」に書いてあったナンバの動きを工夫して少しだけ取り入れているせいなのか？、体の使い方が微妙に変化している部分があっても不思議ではないにしても・・・。

歩幅をナチュラルに広げようと脚を広げるイメージに凝り固まっているのではなく、単に股関節の稼働をスムースにしようとしているだけなのだが、それがやはり離地の際の負担になっているのではないか？・・・という見立て。

ウインドスプリントをやる時間も増えているので、フォームが大きくなれば足の負担が増すのは自明の理である。

そういうわけでシューズを変えたら多少感覚が変わるかと思ってはみたけれど、懸案の左足第1指に「圧」がかかった感触は今日もさして変わらず10km終了。6kmまでは継続してジョグし、あとは500メートルを8本ほど刻んだ。

ただし、日も傾いた夕ジョグとはいえ31度以上あったので、それまで5:25/km前後だったのを5:20/km界隈に上げただけ。終盤のラップでさくっとキロ5切りなんて今日はとてもとても。

本日10.12km（5:18/km）
8月合計41.2km

エルムステークス＆レパードステークス雑感

BSスーパー競馬のゲストは、先週の安田美沙子さんを挟んで先々週と今週が中1週での登場となる鈴木淑子さん。

山本昌投手、山本隆弘選手、横山ルリカさんといった同番組のお馴染みゲストさんを挟まずに、中1週での「再登板」となる競馬界の大御所。安田美沙子さんを囮として、「翌週サイン」で暴れまわったばかりの鈴木淑子さんのこの起用に、今度は当該週でのもう一丁を期待するのはちょっとリスキーなイメージも漂う。

そして7月は狂気のヤリまくりをみせた「週末はウマでしょ」の注目馬だが、月替り初っ端の今週は3頭が拮抗する3番人気以内3頭のうちの一角。普通に来ても何らおかしくはない馬なのだ。


ところで・・・。昨夜は、たまたまナイター中継が流れていた出先のTV画面で、BSスーパー競馬出演のフジテレビの小澤陽子アナが、先日ヤクルト主催の神宮球場で始球式を行ったシーンを「捕獲」。とくに熱心に画面を観ていたわけではなかった中で、意外な流れに驚いた。

（これまた意外に）ダイナミックなフォームでノーバウンド投球をしてキャッチャーまで届かせたのも見事の一言。惚れる。

そんな偶然、無意識レベルにおける「配慮」としか思えんわけで、どうにも脳裏から離れない（フジテレビ系の女子アナさんでは、小澤陽子アナが一番のお気に入りということもあるけれども）。

でもって同じ小沢姓のジョッキーがいたはず・・・と出走表を眺めてみると、新潟にも札幌にもメインレース周辺に名前が見当たらないので、今週の騎乗予定リストをチェックすると・・・。

今週土日とも乗ってないし・・・。

仕方がない。直近の騎乗を調べてみたら、8月3日に名古屋競馬のレースで騎乗実績あり。その名古屋CCラズベリー賞における小沢騎手の騎乗馬は4枠04番メイショウコマドリ。おっと、数日前に松本清張さん絡みのブログ記事中で触れた某大馬主さんの馬に騎乗していたのね。結果は4番人気で5着。

「小沢陽子アナ　神宮球場　始球式」でググればいくらでも出てくる写真の背番号が「45」というのも、上記レースにおける「人気と着順」の数字の共通性で怪しさを醸し出している。

さて、この偶然の重なりをせっかくだからとメインレースの馬券に活かすべきか、それとも見なかったことにすべきか、とても悩ましいところである。


札幌競馬場
来場ノヴェルティ「アクリルキーホルダー」

BSスーパー競馬
鈴木淑子2月26日（65歳）東京都

週末はウマでしょ「ホウオウルーレット」

第70回クイーンS＆第22回アイビスSD雑感・・・その後

先々週のBSスーパー競馬のゲストだった鈴木淑子さんの妙なデザインの帽子の色（白）は、先週土曜日に狙った障害重賞（新潟ジャンプステークス）では来ず、その日の札幌メインで大穴稼働（1着・1枠01番フォワードアゲン・12番人気）し、翌日のクイーンステークスでも1着となかなかの破壊力を示した。

さすがに12番人気は買えなかったけれども、鞍上黛ジョッキーのヤリを見せつけられた瞬間「ここで淑子帽子じゃねーか・・・」とサイン稼働を把握。同馬は11番人気だった前走では迷わず複勝を買っていたのに、今回は「淑子サイン」があったにもかかわらずノーマークだったのは油断以外の何物でもなかった。

そして問題は、「週末はウマでしょ」サインが、番組自体が放送休止だった1回を除き7月は4打数4安打とコンプリートしたこと。シンシティは2番人気だったから、複勝を買うことなく「来ないための保険」としてそこそこ手頃な配当が付きそうなところにワイドで何点か流したものの、同枠の勝ち馬はケアしておらず敗北。

7月に起きたことを回想し、その同じ月にああも来まくったことをどう解釈するか。今までの確率からしてあまりに不自然すぎる。もしや事情通の胴元さんは、林センセの・・・（以下略）。


クイーンステークス（14頭）
01着　1枠01番テルツェット（池添・和田正）2番人気
02着　3枠04番サトノセシル（古川・堀）8番人気
03着　2枠02番ローザノワール（田中勝・西園）3番人気

10着　6枠10番ウォーターナビレラ（武豊・武幸）1番人気


アイビスサマーダッシュ（18頭）
01着　8枠16番ビリーバー（杉原・石毛）7番人気
02着　8枠17番シンシティ（富田・木原）2番人気
03着　3枠05番ロードベイリーフ（西村・森田）14番人気

09着　7枠13番ヴェントヴォーチェ（福永・牧浦）1番人気
11着　6枠12番トキメキ（松山・斎藤誠）3番人気

ラストのペースアップにはるか前方のJKチャリ集団を利用

せっかく暑さに順応していたというのに、暑熱馴化がまたぶち壊しとなった。

それを承知で昨日は豪雨ジョグしており、今日はその延長線上。また一から順応させればいいじゃないかと珍しく淡々としているのは、お盆が近づいてる時節柄、祖母が夢に立て続けに出てくるからだろうか？

小さい頃は暑い最中に炎天下をものともせず走る孫の姿を一切見せておらず、（あの世から見ていたら）近頃の行いにはさぞや面食らっているに違いない。その戸惑いがこのところの再三の登場になっているのかも？

明後日からはまた酷暑が戻ってくるというなら、涼しく夕ジョグできるうちに・・・と、今日はNIKEのELITE9を使用。主に前目に入ってるクッションを利用して、気持ちよくジョグろうという思惑だったが、体の動きが全然伴ってこない。

カカト着地メインになっている以前に、昨日の3kmほどのビルドアップの影響なのか？体ダル重。サブ4ペース死守がやっととか・・・。

ラスト1kmだけはと、横を通り過ぎていって30メートル以上先に離れたと思われる部活帰りの女子高生のチャリの集団を目標に（疑似）追尾開始。それが一応効いてラストだけは5:20/kmを切れただけ。あとはず～っと低調だった。

10kmジョグったものの、全然動きには納得出来なかったので（シューズが勿体ない）、300メートルほどのウインドスプリントを2本だけ追加して帰宅。無理やりフォームを大きくすると、前に入ってるクッションを効かせている感触を味わえた。

本編10.16km（5:39/km）
ウインドスプリント0.61km（4:32/km）
本日合計10.77km
8月合計31.08km