日なたでよいしょ、木陰で一服

花が大好き、野の花も好き。
農家の主婦が、日々のあれこれを綴ります。

紀の川柿

2011-11-03 20:54:51 | 農作業
平核無柿(ひらたね柿)系の柿(中谷柿、刀根柿など)は、渋抜きをしないと食べられません。

収穫してから、炭酸ガスや、焼酎などのアルコールで渋抜きをします。

これらの欠点は、軟らかくなるのが早いことです。

そこで考えられたのが、樹上脱渋です。

そして樹上脱渋した柿を紀の川柿と名付けてブランド化しています。

我が家でも贈り物用につくりました。

9月の初旬に、固形アルコールの入ったビニール袋を柿にかぶせます。



白い角砂糖状の物が固形アルコールです。

柿のヘタは出しておきます。


48時間後に袋を切ります。




こうして赤くなるのを待ちます。

いよいよ収穫期になりました。






初めての方は驚かれますが、皮をむくとこういう状態です。

黒いのです

この黒いのを砂糖が入っているといいます。

色はこんなですが、歯触りはシャキシャキして、味は甘くて濃厚です

日持ちもよく、シャキシャキした状態が長く続きます










コメント (2)
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