月下樹のおと

樹月けい、オタク母のブログ。アニメ・漫画。お絵かき展示等。義母の介護終わり、義父のご飯お手伝い中。

3/16 「よこぐし」のアートマネジメント講座 〜わたしとあなたの小さなワークショップ〜 第4回 参加

2025-03-19 20:12:57 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等


令和6年度
「よこぐし」の
アートマネジメント講座
〜わたしとあなたのための
小さなワークショップ〜〈全4回〉

第4回
3/16(日)13:30-17:00
ひまわりセンター 
4階 研修会議室 3
.
.
講師
・古賀今日子 さん
( 俳優 )
 ●自分たちが考えたワークショップ      
  を、お互いに試してみる。
.
・宮武将大 さん
(一般社団法人 hito.toco代表理事)
 ●社会課題のひとつとして、
  ひきこもり状態にある方の話を聞  
  き、意見交換する。
……………………

1ヶ月ほど空いてのワークショップ。
行けて良かった!

色々考えを出し合って
ワークショップを作り、
いよいよやってみよう
という段階だった前回。

やむを得ない事情で
延期になったが、
日程調整し実施されて
本当に良かった。

とはいえ
忘れていることもあるので
思い出さなきゃと思っていると
なんと!
皆で作ったワークショップ案を
まとめた小冊子をいただいた。
嬉しい。
………………………

初回以来、参加する方もいて
アイスブレイクからスタート。
●ボディーシェイク
 前回、出ていた
 ワークショップ案のひとつ
.
.
■ワークショップ実践
・進行(2〜3人1チーム)
・振り返りしつつ進行の相談

● ほめ達ゲーム ●──────

〔困りごと〕ネガティブ
   ×
〔あそび〕キャッチボール
 
・困りごと聞いて
  →皆「いいじゃない」
・皆で振り返りシンキング
  →「いいじゃない」
    +フォロー言葉

*自分では良くないと思っていても
 見方を変えればいいこともある
*実際に「いいじゃない」と 
 声かけられることで気持ちが上向く
.
.
● イメージ玉入れ ●──────

〔困りごと〕人を見た目で判断
   ×
〔あそび〕玉入れ

・見た目の印象 付箋に書く
        (一人2枚)

・本人が見て ◯or☓ 仕分け
・◯◯…な自分です (言ってみる)
.
.
*クラスの最初の自己紹介にいいかも
*仕分けしてる途中も見るの面白い
*自画自賛になりそうなことも
 言いやすい (例…声がいい等)

*◯×の数を点数化してチーム戦
 できるかも
.
.
● なめ短歌 ●────────

〔困りごと〕嫌なこと
   ×
〔あそび〕短歌

・短歌(五七五七七)

・嫌なこと(五文字 七文字)
・前向きワード(七文字)
・白付箋 7文字 嫌なこと
 青付箋 5文字 嫌なこと
 桃付箋 7文字 前向きワード

・上の句(白2枚、青1枚)
 下の句(桃2枚)
 ランダムに引いて
 出たカードをよむ

*思いがけず
 意味が繋がるものあれば、
 全然繋がらないものもあり面白い。
*演劇のシーンづくりにいいかも
.
.
● ハンディ付き尻相撲 ●────

〔困りごと〕自分のウィークポイント
   ×
〔あそび〕尻相撲

・ウィークポイント→付箋に書く
・四股名→A4用紙に書く
 例) 落ち着きない→じっとしな川
   考えすぎる→頭つかれ山

・2人で対戦
・四股名紹介
・自分のウィークポイントを叫ぶ
・それに対して
 相手は褒める(良い点を言う)
・言われた方は「◯点」と言う
  点数つける
・観客はどちらが
 より良い褒めだったか挙手
 多い方の勝ち
・ヒーローインタビュー
.
.
*相手の褒めが攻撃になる
*四股名として名付けることで
 →役割の意味、変わる
  遊びにできる
.
.
〜休憩〜

■宮武 将大 さん より
(一般社団法人 hito.toco代表理事)

・ヒトトコ、活動の紹介
・活動に至る経緯
・福祉の大学

・支援の現実
 本人がどうしたいか
 自己決定がない

・不登校 ひきこもり 障害
 認知はされたが 
 理解は広まってない

・生きることの選択肢をつくりたい

・体験などを通して自信
 小さなステップから
.
…………

■意見交換

・古賀今日子さん
 演劇活動そして
 ワークショップとの出会い

・宮武将大さん
 肯定の言葉
 本当にいいと思ってるか
 どうかは伝わる。
 うそは言えない。
 例) なるほど そうなんだね

・演劇は虚構の世界
 その良さもある。
 嘘から出たまこと…のように
 一度肯定されることも必要かも。
 優しい嘘 上手に使う嘘

・ひとつの物差しで評価しない。
・答えのない世界でやっていい。

・他人からの言動に落ち込むことも
 多い。そう感じる気持ちを変える
 ことはできない。
 ただ、その分今回のような場で
 温かい雰囲気や肯定的な言葉の
 シャワーを浴びることは大事だと
 思える。
 嫌なことがあっても中和される。

・バラバラの関係がいい。
 答えはひとつではない。

など
…………………

●感想

ワークショップを作るのは
難しそうだと思っていた。
自分で最初から最後まで
考えようとすると先が見えない。

しかし、
〔困りごと〕×〔ゲーム〕の
組み合わせで考える、という
ある程度 制約のある進め方が
逆に考えやすかった。

そして、
自分一人では考えつかないものも
色々なメンバーがいることで
思いもよらない組み合わせも生まれた。

そこからどうする?
具体的なことについても
その流れに乗って進めたと思う。
.
そして何より
“とりあえずやってみる”で良い
というスタンスが
気持ちのハードルを下げてくれた。

やってダメなら
またその時考えればいい
というような。

パッと何も思いつかない時も
相手とあれこれ話す中で
見つかることもある。
その感覚が新鮮だった。
.
……………

ワークショップについて、
今後どんな場で
どんなことが出来そうか?
ということも話した。

個人的には
糸が絡まったような人間関係にこそ
こんなワークショップが
効くような気がした。

現実の生活の中では、 
渦中にいる者では
どうにもできない状況もある。
ちょっとしたズレが
修復できない状態になる前に  
何とかできたらいいのにと思う。

ワークショップやゲームの中なら
自分自身や人間関係から
一旦離れることができる。

遊びであるし、
それこそ嘘でも許される場。

その中で
相手とやり取りしてみて
意外とズレが気にならない
こともあるだろう。
もしかしたらそのズレを
面白く感じることもあるだろう。

そこで解れた気持ちが
日常にフィードバックできたらいい。
現実的な問題が変わらなくても
心が軽くなるだけでも
生きやすくなると思う。
.
.
どのワークショップにも
共通していたのは、
肯定すること、表に出すこと、
自分も、相手も、お互いに。

実際に誰かに
温かい言葉をかけてもらえることが
こんなに心解れることなのだと
改めて思った。

一人ではできないことなので、
このような場は大切だと思った。
.
.
そして、
ワークショップ案をまとめた小冊子。
自分たちが頑張った足あとのようで
嬉しい。
これで十分ではないかもしれないが、
その場、その時に合うように
調整していけばいいのだと思う。

それは、
決まった手順の羅列ではない。
それに至った普段の困り事や
そこから大事にしたい思いが
記されている。
それをもとに、
今目の前にいる人、
あなたとわたしに丁度いい感じを
一緒に探せたらなと思う。

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3/14 三女中学卒業式

2025-03-15 19:07:43 | 子ども ボランティア 読み聞かせ

3/14🌸三女 中学卒業式🌸

参加できて良かったです。
三女は朝、出発直前まで
合唱の動画を流して
練習していました。 

式中、
卒業生の席にて「大地讃頌」

そして式後に、卒業生全員
舞台側へ並んで「未来へ」

✽三女がYouTubeで見つけた
 パート別もある練習用動画
https://youtu.be/m5VTUzGK7mQ?si=SC_jl6bqyxs-8k9W

「未来へ」は、
谷川俊太郎さん作詞の曲。

♪道端のこのスミレが
 今日咲くまでに
 どれだけの時が
 必要だったことだろう

……から始まるこの曲。

三女は
学校での練習に参加できない時も
家で動画を流しつつ歌っていました。
そんな彼女の姿を見守りつつ
これまでのことを思い出しました。

この3年間、
運動会や遠足、修学旅行などの
行事には参加できましたが、
クラス別の
校内合唱コンクールは、
色々試みつつも
参加には至りませんでした。


皆と一緒に歌える機会は
これが最後だと言っていた三女。
彼女の納得できるかたちで
参加できたらなと思っていました。


他には
こんな歌詞もあります。

♪遠く地平線へと続く
 この道ができるまでに
 どれだけの獣が人々が
 通ったことだろう
♪足元の土に
 無数の生と死が埋もれている


良かったことも、残念なことも
いくつも積み重ねた先に今がある。

長い年月…だけでなく
まさにこの数年間の試行錯誤が
そうであったような気がします。

道端の花のように
小さなものでも、
咲くまでの道のりには
色々なものが積み重っている。

そのひとつひとつを思う時、
自分たちの汗や涙の感触、
痛みや喜びの記憶が
よみがえってくるようです。


♪未だ来ないものを
 人は待ちながら創っていく
 誰もきみに
 未来を贈ることはできない
 何故ならきみが未来だから

……という、最後のフレーズ。

先のことは分からない。
未来を知ることもできない。
誰かが与えてくれるわけでもない。

それぞれの創るものが
未来となるなら
今、生きている私たちの
存在そのものが未来かもしれない。

どんなに小さなことでも、
どんな生でも死でさえも
未来の大切な一部だと思えます。


この先がどんな道でも
今できること
やりたいと思えることに
真摯に向き合えばいいと
思える力をもらいました。

…………………

担任の先生には
中学最初と最後の年、
お世話になりました。

スクールカウンセラーの先生には
小学校5年から中学最後まで
長い間お世話になりました。


学校での時間は短いながらも、
内外で友だちと交流を持てたり、
本人の希望する行事に参加できたりと
良い学校生活でした。

不登校児の親としては、
どこまで先生にお願いして良いのか、
迷うこともありました。
そんな中、
先生はじっくり話を聞き
色々な提案をして下さり
とても有り難かったです。

本人が何を希望しているのか、
何がハードルなのか、など 
本人自身も分からないことも
多かったと思います。

対話の中で、どうしたいか
考えることができて良かったです。  


相談して色々打ち合わせていても、
その通りにできないこともありました。
それでも大丈夫、先生は気にしないし
何回でも気長に待っていてくれる。
そんなスタンスを
何度も伝えてくれたのは
心強かったです。

友だちからの声かけも
励みになっていたようです。
不安があっても、
実際クラスに行けば
温かく迎えてくれたという経験も
ためらう一歩を
後押ししてくれたと思います。


思い返せば長い間、
小学校の4年後半からの不登校。
何が正解か分からないまま親子共々
試行錯誤してきました。

その中で実感したのは、やはり
正解は無いのだな、ということです。
色々やってみる中で、
その時と場合によって違う
色々な解を見つけていけばいいのだ
と思いました。

三女が今後、
どういう道に進むのか分かりませんが
どんな道にも答えのない課題は
たくさんあることでしょう。

そんな時、きっとこれまでの経験が
支えになってくれるはずです。

他の人とは違う
ハードルと向き合いながらも、
誰かが力を貸してくれて
乗り越えられた時もありました。

その歩みは小さくても
大きな意味を持つ一歩でした。

一人でだめでも、
誰かと一緒ならできることはある。
一度だめでも、考えてやり直し
繰り返してみればいい。  

そんな経験をできる
環境にあったこと、
本当にありがたく思っています!


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3/9 即興演劇シーソーズ×渡猛×永田マミ インプロショー 三女と観劇

2025-03-13 00:08:06 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等

3/9
インプロショー
即興演劇シーソーズ× 渡猛× 永田マミ

三女と観劇!

あったかい気持ちになった。

今思っていることを
正直に出していいんだ。
そして、周りの人たちが
全力で受け止めてる姿が
サイコーだった。

難しそうだなと
思ったりもするけど、
皆が助けてくれると思えば 
ちょっと気が軽くなる。
そういうの大事だなと
改めて思った。
 
……………

シーソーズと
渡猛さん永田マミさん
との公演は
2年前にも観たことがある。

今回も即興で
キーボード演奏もあった。

………………

始まる前には
渡さんからの前説というか
場がほぐれる話あり。

インプロを観たことある人は?
と、お客さんに問いかけ。
手を揚げた人は
意外と多かったが
初めての人もいた。

お客さんも気を楽に。
声出し反応してもいい、
…というか、その練習も。

写真オーケー
SNSオーケーなどの話も。


一般的な演劇の
公演前にはあまり無い光景。
でも、緊張感が和らいで
いいなと思った。
お客さんも一緒に
この場をつくる仲間
という感覚になった。

………………

●インプロゲーム
 NGサウンド
・タイトル決めて
・言ってはいけない音
 例) 「シ」の場合
   わかりま(し)た
   (し)が含まれる
    
・言ってしまったら
 理由つけて退場

・今回は「き」
 場所 キャンプ場

 思わず言ってしまうのが面白い。
 言わない、なんてのは不可能。
 どんどん人が入れ替わりつつ
 話を続けていこうとしているのを
 応援するような気持ちになった。

 
●2人のシーンで… 
・やってることや言ってることなど
 相手のそれが、自分のイメージと
 違うなと思った時点で、
 「パン」と手を叩いて知らせる。
 さて、どこまでいけるか。

 けっこう早かった。
 会場にも笑い。

 なぜ?聞いてみると
 そうなんだー、
 ちょっと意外な理由。
 個人や世代の感覚の違いも
 あるのだろう。

 とはいえ、日常の中でなら
 違和感があってもそのまま
 相手に合わせそうな内容。

 でも、インプロの中では
 知らせていいんだ
 というのが新鮮に感じられた。
 
 それぞれのイメージが
 違っていることは
 意外と多いのかもしれない。
 良い悪いじゃなく、
 気付くことは面白い。
 

●やってみたいことから(場面)
 皆で協力しながら

・その時思ってることから連想して
 場所やシチュエーション
 出てくる人など

 *相撲部屋 ちゃんこつくる力士
 *夜の動物園 ラマたち
 *夜のビニールハウス 
  自由を満喫 家を出た男 
  暖かさに誘われ侵入し…

 ストーリーは決まってないのに
 最初の相手との会話から進んでいく。
 思っていること、
 会話の中から浮かび上がったり。
 新たな登場人物で
 思わぬ展開に転がったり。


●ピアノの音をメインに

・ピアノの音で…
 歌を歌うor芝居をする 
 客席の拍手量で→芝居をする(決定)

・タイトル
 お客さんからのワード…からの
 連想→湯気 けむり
 それをイメージするピアノの音

・インスピレーション受けて
 即興で誰か入っていく

 途中で歌も!
 気持ちを歌にできるなんて凄い。
 それにあわせられるピアノ伴奏も!


そして残り時間…
●やってみたいこと 
 別の人バージョンで

 *同窓会 当時言えなかった告白

 *3人の希望をミックス
  アメリカでバーベキュー
  結婚前日 妻と夫と
  夫の弟(トイレから戻る)

 *全部の話の人たち集合で
  ラストシーン

 おおいに笑った。
 最初に渡さんに言われてた通り、
 お客さんも
 感じたことを素直に出した。
 笑ったり、
 思わずもれる声も抑えずに。
 一緒に場をつくる仲間のように。
 それが何とも心地よかった。

………………

後で三女に聞いてみた。
色々話してくれた。

舞台の中心に
出てきてる人はもちろんだけど、
脇にいる人が
出ようとしている様子を
いつ来るかな〜と思って
見てるのも面白かったらしい。

確かに。
出てない時も、
やりたいことは何かな…
そのために何ができるかな…
など、何かを受け止めようと
しているのだと思う。

そして皆それぞれに
イメージしているのだろう。

結果として、
どれが舞台で形になるかは分からない。
どれがぴったりくるかもその時次第。
でも、それが面白い。


また、時には
展開がガラッと変わるような
人の登場やセリフもあった。 
三女いわく
勇気がいることだ、
自分なら難しいかもしれないと。


やっぱりそこは
稽古も含め、 
何回も一緒にやってきたからこそ
かもしれないね…と話した。


お互いがお互いの
やろうとしてることを
全力で受け止めようとする。

それでも、
やってみた結果
イメージが違っていることも
あるかもしれない。

けれど、 
元々そういうものだから、と
一緒にやっている人同士が 
同じ思いなら気も楽かな。


相手に絶対あわせなきゃいけない
わけでもない。
自分の思うものだけが絶対でもない。
その辺の、
いい感じのバランスを見つけると、
いわゆる上手いオチにならなくても
見ている人は楽しいと思う。


普段の生活にも
通じるところがありそう。
現実には難しい時もあるけれど、
みんなで“いい感じ”を
共有できる場は大切だ。

オープンな場で、
演じる人も観る人も
反応できる、受け止められる。
あったかい時間だった。


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3/2 安立清史 氏 講演会 「ことば」の呪文からどう脱出するか?

2025-03-06 17:22:31 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等

丸亀市
文化芸術推進サポーター養成講座

安立清史 氏 講演会

「ことば」の呪文から
 どう脱出するか?
 ~映画からのヒント~

日時:2025.3.2(日)
   13:30-16:00
 
場所:丸亀市生涯学習センター
   5階視聴覚室

講師:安立 清史氏
    ( 九州大学名誉教授 )

コーディネーター:井上 優氏
  ( NPO法人iさいと代表理事 )

━━━━━━━ 

安立さんは数年前にも
丸亀での講演をされていた。
私も過去2回、拝聴したことがある。

なじみのある映画から、
グローバル時代の問題や
働くことの意味など
社会学の観点で語られていた。

今回は
ことばの呪文という切り口で
どういうお話が聴けるか
楽しみに参加した。

……………………

〜あいさつより〜

先日、終了した講座

みんなのまなびと文化を
みんなで考えてみよう!
~遊びと学びはシームレス!?~

この全3回に続き
実践編のような、
より具体化した内容。

情報化が進み
良くも悪くも影響を受けている今、
ことばを大切にしたいという
思いから考えられた講座とのこと。

━━━━━━

■今日のメニュー

1.「ことば」の社会学
2.ケーススタディ
 (カワイイ、認知症、SNS)
3.ワークショップ
 *時間の都合でなし

……………

〜はじめに〜

何が正解か分からない時代、
「問い」の方が「答え」より
大切なのではないか。
時代の変化で答えも変わる。

私たちは、
それと気付かないうちに
呪文をかけられている。
そういうものであると
知っておくことが大切だ。


■コトバの社会学
 言葉は「社会学」である
 言葉は「呪文」である
 言葉は「もうひとつのこの世」をつくる

*言葉 人間をとらえる力がある
 無意識のうちにかかる催眠術のよう

 例) アメリカの履歴書 
  年齢 性別 人種 写真 なし
  自分の努力では変えられないもの
  先入観をもって見られる→不平等

  日本は当たり前のようにある
.
.  
■コトバの暴風雨
 SNSという台風が
 世界中で吹き荒れている
 しかし、人間と社会は
 もともと そうできている。
 この暴風雨にどう対処するか。
 それもコトバでしかない。

 ・カワイイ
 ・年齢 高齢化 人口
  *単なるデータとしてでなく、
   別のものが見えてくる。
   隠された意図がある。
  *不安をあおる言葉もある。


■新約聖書「ヨハネによる福音書」
 はじめに「ことば」ありき。
 「ことば」は神とともにあった。
 「ことば」は神であった。

 歴史はコトバでできている
 宗教もコトバでできている
 法律や制度もコトバでできている
 政治はコトバで人を動かす
    *
 心理や心も コトバで表現される
 データや数値めコトバの一種だ 
 ガイドブックの言葉は
 私たちの行動を導く

 *正解はひとつじゃない
   それが分かると気も楽になる
 *解読の仕方はひとつではない
   意識的にやるのが社会学
.
.
■社会学は
 「社会からのコトバを解読すること」
 ・記号はコトバである
 ・データや数値もコトバである
 ・映像もコトバの一種である
 ・人間社会はコトバで出来ている

 もうひとつの言葉、
 もうひとつの社会、
 を見つけること
.
.
■コトバの社会学(1)
「予言の成就」
 みんながそう思うと、そうなっていく
 ( ワークショップの課題 )
 少子社会、地域消滅、限界集落
 人口減少社会、失われた30年、
 財政危機
.
.
■コトバの社会学(2)
 コトバは呪文である
 例) カワイイ 認知症 
   高齢化 SNS
.
.
■コトバの呪文・呪縛力の実例
 「カワイイ」

 四方田犬彦 著『「かわいい」論』
 *受け入れられない現実に
  フィルターをかける
 例) キモカワイイ
   正義の戦い 自己防衛
.
.  
■認知症?
 村瀬孝生 他 著
『認知症をつくっているのは誰なのか
 「よりあい」に学ぶ
  認知症を病気にしない暮らし』

 *将来の不安が生み出されている現在
 *医療、薬学 
  業界は利益を生み出している
.
.
■超高齢者会? (グラフより)
 ・なぜ年齢にこだわるのか?
 ・本当の課題は見つかるのか?
 ・一般論、データ
  →本当の入口は見つからない

 ・村瀬さんの言葉
  「目の前のたった一人から
   課題を考える」
.
.
■SNSとAIの時代?
 安立 氏 著
『ボランティアと有償ボランティア』
 ・ボランティア
  英語ではちょっと違う
  日本語では 奉仕活動 慈善活動
  しかしそれでは 人が集まらない
  日本語化された「ボランティア」

〜休憩〜

「千と千尋の神隠し」 映画より
 ・色々なメタファーがある
 ・20世紀から21世紀への引っ越し
 ・恐るべき異界に連れてこられた
 ・父、母、千尋の関係性
 ・カオナシ 言葉、顔 ない
       名前のない 匿名性

■「労働以下の労働」へ落とされる
 ブラックバイト、ブラック企業
 奴隷労働の世界!?
.
.
■「名前」を奪われる、
 「コトバ」を奪われる

 ・千尋→千 せん 1000(番号のよう)
 ・父母や名前も奪われて
  どう取り戻し 元の世界に戻るか
.
.
■自分のコトバを回復する戦い
 ・16匹の豚→この中に両親がいる
  当てたら元に戻してくれる
  チャンスは1回 
  最大限のプレッシャーかけられる
.
.
■この中に「答え」はない!
 ・両親はこの中にいない (千尋の答え)
  ( 自分のコトバを発見した )
 ・答えがない
 ・入試問題ではありえない
. 
.
■大当たり!( 喜ぶみんなの姿 )
 ・一対一の撃ち合いの場において
   撃たないようなもの
 ・戦わない人に
加勢することできるか?
 ・戦わない選択
  →正しいかどうかは分からないが
  周りが応援してくれることは大事
 ・連帯の必要性
   皆が賛成してくれるかどうか
   理解してくれる人がいる
   実感を持てたとき→成長できる
 ・悪を打ち倒すだけが正解か?
   正義が悪に打ち勝つ
   というものではないだろう
 ・これまでにない闘い方

………………

■講演の感想より

●安立先生の授業
 ・朝ドラ「あまちゃん」テーマ
  自分が生まれたところは
地元なのか?
  社会学的考察
 ・地元 呪文のひとつ
 ・地元 心が決める
 ・問いをつくることが大切

●地元と地域
 ・地域、社会
  一般的なことば
  表面的 漠然としている
 ・地元
  心がこもった存在
  問題点 ぐっとつかめる
  自分の生き方、選択、決断

●地元 心の距離感
 ・どの程度の距離?
 ・自分が動いた中での距離?
.
.
●家族 というコトバ
 ・昔は→親族
     ネットワークがあった
     個人の役割も
おのずと決まる
   ↓伝統社会 壊れてくると…
   ↓
 ・近代は→家族
     小さい単位
     それだけでは存在できない
     国家に頼る
     脆弱だが変化しやすい単位

 ・家族 色々な問題
  例) 家族介護
   ・親しい関係だからこそ
    受け入れがたいことあり
   ・家族の関係を継続させる為に
    介護の社会化も必要
.
.
●子育て
 ・子育ては誰がするもの?
  (親だけでなく周りの人も)
 ・子育ては育ち合い
.
.
●考えの立て方の実践
 ひとつの視点として社会学で考える
 周りの色々なものに目をとめて
.
.
●これから
 ・市民とは? 誰でもない?
  一人ひとりのことを見てみよう
  対話 続けてきた

 ・市民→一人ひとりの集合体では?
 ・個々に目を向けるような取り組み
  丸亀市の規模ならできそう
 ・楽しく学ぶ時間を共有する
 ・今後に向けて

…………………

■感想

●受講前に知りたかったこと
 学びたかったこと

社会学とは?
どんな切り口になるのだろう。
言葉についての考え方
なぜ言葉が大事なのか。
.
.
●印象に残っていること

・問いの方が答えよりずっと大切
・答えはひとつではない
・みんながそう思うと、
 そうなっていく
・コトバの呪縛力
・目の前のたった一人から
 課題を考える
 (一般論やデータではなく)
・この中に「答え」はない
・戦わない人に賛成できるか
・連帯の必要性
・理解してくれる人がいる
 という実感が成長につながる


●モヤモヤしていること

「カワイイ」
個人的には悪い印象はない。

・日本では幅広く使われていて、
 欧米では元々幼いものに 
 使われていた言葉だと。
 カワイイは幼く、
 美しいは成熟した状態。
・今使われているカワイイは、
 成長や成熟を拒む気持ちから
 なのだろうか?
 人それぞれ違うとは思う。
 ただ、カワイイは許容範囲が
 広いような気もしている。

・バブル前後の時代、
 ファッション雑誌で
 取り上げられていたのは
 カワイイではなかった記憶あり。
 見た目的には都会のイケてる女風。
 ステレオタイプな感じが強かった。
 右へならえの風潮もあった。

・今もいわゆる流行はあるけれど、
 許容範囲は広くなったように思う。
 似合っていたり
 本人が気に入っていれば
 いい、というような。

・それでも周りの価値観に
 とらわれている部分はあると思う。
・パーソナルカラーや
 骨格診断などにとらわれる
 傾向もありそうだが。

・正義の戦争、のように
 受け入れられない現実に
 フィルターをかける…
 という話は納得できた。
.
.
●この講座を通して
 自分自身がやってみたいこと
 誰かと一緒に取り組んでみたいことなど

・言葉の持つ意味について
 立ち止まって考えてみたい。
 プラスマイナスの2面性を
 知っておくことで、
 飲み込まれないようにしたい。

・日常の困りごと、
 やってみたいこと等
 それぞれにありそうだと思った。
 そんな思いを聞いたり話したり、
 一緒に取り組んでみたい。
.
.
●「みんな」や「まなび」や「文化」
  について 自分の考えや思い

・「まなび」は
 日々を生きるために必要なもの。
 単なるスキルに留まらず、
 よりよく楽しく心地よく
 生きるために必要な道しるべとなる。
.
・一人きりでは難しい。
 身近な人との対話を通して
 自分だけでは見つけられなかった
 道も開ける。
 そこに関わる「みんな」が、
 いつしか繋がる輪になれたらいい。
.
・そんな輪がいくつも重なって
 大きな網のようになれば
 そこに根付く「文化」になる。
 それはきっと破れにくく、
 迷える人をすくい上げてくれる
 柔らかい布のようになるのでは
 ないかと思っている。
 

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3/4 三女、卒業式合唱練習 初めて行けた!

2025-03-05 01:06:20 | 子ども ボランティア 読み聞かせ


三女、
卒業式の合唱練習、初めて行けた!

1月末から練習がスタート。
先生からス
ケジュールを聞いている中、
2月後半行けるかな
…という感触ありつつも
前日の夜に聞くと、
無理そう…という日々。

3月入って、今週(火)(金)がラスト。
その翌週(木)が予行で、
その翌日が卒業式。
 
家では合唱曲2曲、
YouTube動画で練習していた。
でも、歌えるかどうか
…心配だったとか。

友だちからのLINEもあって、
いよいよ 行こうという
気持ちになったらしい。

そして実際行ってみて、楽しかった。
友だちも歓迎してくれたのが
嬉しかったとか。
先生や友だちの声かけ、ありがたい。

行けない日々は続いていたが、
週一回夕方、
学校へプリントを取りに行くたび
先生と練習に入るための
相談はしていた。

先生からは…
練習の進み具合はどんな感じか。
練習日、
何時頃に体育館へ移動するか。
列の位置、周りのメンバー。
体育館では、
寒さ対策で体育館シューズを
履いてるので、その準備など。
( それまで応接室で話していたのを、
いつからか教室に取りに行くように
なり、ずいぶん回数を重ねてきた)

三女からは質問…
終わったら
( 掃除や帰りの会までいなくても )
スッと抜けて帰ることはできそうか、
など。
先生は三女の質問に答え、
スムーズに動ける
段取りを一緒に考えてくれた。

いくつものハードルを下げる試み。
たどり着けないことも多いが
それなくして、
たどり着けるはずもない。
誰か一人だけでも成し得ない。
あと少しの中学校生活を
かみしめる日々。
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2/22 宮武将大 氏 講演「子どもたちの声に耳を傾ける 〜不登校の子ども・若者とその家族の支援〜」

2025-02-24 17:16:23 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等

令和6年度
丸亀市PTA連絡協議会 合同研修会

━ 丸亀市家庭教育セミナー/
  丸亀市人権・同和教育研究協議会
  児童育成部会 連携事業 ━

『子どもたちの声に耳を傾ける
〜不登校の子ども・若者と
 その家族の支援〜』


日時:2025.2.22(土) 10:20-12:00

場所:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
   2階ミュージアムホール

講師:宮武 将大 氏 
(一般社団法人 hito.toco代表理事)

━━━━━━━━━

学校の出欠アプリの〈お知らせ〉で
この研修会の案内がありました。

講師の 宮武 将大 さんは
以前参加したシンポジウムなどで
お話を聴いたことがあり、
興味があったので申し込みました。

……………………

■大事にしたいこと

 ●ワクワク感 忘れてはいけない
 ・子育ての問題について
  ネガティブなことを話す場合が多い

■不登校 ひきこもりを選ぶことは間違いか?

 ・「友だちがいなくなったとしても」
  学校に行かなくていいと思った

 ・生きる選択肢のひとつになった

 ・本人に問題があるのでは?
 ・ひきこもれる環境あってよかったね
  ……そうだろうか?

■「ひきこもれるなら、ひきこもってみろ」
 ・8年の引きこもり
 ・楽をしたいからではない

 ・今は認知されてきたが
   →理解広まってない
 ・不登校なりやすくなっている
  側面ある
 ・登校刺激→できづらくなってる
       無理やり行かせない

 ・不登校になれない子もいる
 ・過剰適応 最近気になっている
  →うつ状態 二次障害
   そのあと 反動でている
.
.
■やってきたこと
(一般社団法人 hito.toco)

 ・就労移行支援 (障害ある方)
 ・ひきこもり相談支援
 ・居場所活動 
  (オンライン ボードゲーム 瀬戸内サーカス)
 ・家族会
 ・支援者育成 サポーター育成
 ・普及啓発 *県内広報参照
.
.
■今日のはなし

 ・不登校体験
 ・不登校について
 ・不登校支援
 ・社会支援に関する状況?
.
.
■はじめに

 ●「お腹いたい」から
  ・三者の関係
   「学校に行けない」子ども
   「なんで行かないんだ」親
   「私が何とかします」先生

 ●きっかけ
  ・小6 学習面のきっかけから
  ・頑張ろうとする 体調不良
  ・相談できず 分からない 
    発熱 物忘れ 早退
  ・夏休み明け 不登校 
    何が理由でこうなっているのか…

  ・置いていかれた 絶望感
   *みんなと一緒に
   *同じ速度感
.
.
■期待に応えたい 
 でも応えられない自分
 
 ・自分の良さを発揮てきない
 ・悪いことにしか向き合えない
.
.
■環境が変われば行けるかも…

 ・中学 変わってない
  (学習面つまづき)
 ・14日間
 ・「行けない」→母「いいよ」
 ・何がどういう 心理
.
.
■不登校生活?の始まり
 
 ・頑張らないと→何を頑張れば…
 ・自分はおかしい存在では
   →外に出る不安
 ・死にたいわけではないが
   →生きる不安
 ・昼夜逆転 ゲームPC 漫画 テレビ
   ゲーム依存 時間埋めるため
.
.
■担任 訪問
.
■社会とのつながり

 ・チャット
  (コミュニティサイトのチャット)
 ・会話が楽しいというより
   →人の存在を感じる
 ・文字のやり取りで会話できる
 ・他者との関わりできる
 ・取り上げないでほしい
 ・止まったままのようだけど
  何かしら育まれている
   例) 独学で英語
     ( 英語圏の人とやり取り )
.
.
■母 窓口一本化 ( ご自身の例より)

 ・父と祖母 不登校に否定的
 ・5000円やるから卒業式行け
   →揺らいだ
 
■身近な理解者 支援者
 
 ・家に安心な空間つくる
 ・自分のペースで過ごせる

 ・部屋だけで過ごす人
 ・リビングまで過ごせる人
 ・外出できる人
   *理解度で世界が広がる

 ・ゲーム 勧めてくれたが
   やってみて 面白くない
   身近な親 
   →見ているようで
    分かっていないことも
    結構あるのだと思った

 ・エネルギー 回復
   料理 外出するようになった
.
.
■卒業 校長先生は…

 ・卒業させられない
 ・他の生徒に悪い
 ・この3年間で何を?教えてほしい
 ・手紙→わかりました 理解できた 
     歩み寄り 
     やろうとしてくれた

■心の変化

 ・卒業のタイミングで心が晴れた
 ・高校進学は選択肢になく
 ・選択肢が広がったと思った

 ・父→否定しない 何も言われない
 ・親に自立した姿を見せたい
   →感謝の気持ち
 ・誰かのために
   →起点になる人が多い
.
.
■たくさんのハードルはある

 ・外出→人の視線気になる
 ・食べると→お腹いたい
 ・運動不足→動くと膝関節痛くなる
 
 ・やらなければいけないこと
  分かっているが
  その過程には 不安 

 ●母の対応

 ・風呂しんどい→浸かるだけにしたら
 ・食べなくていいよ→外出はできる
 ・車に酔ったら→帰ればいい
   帰れると思ったら酔わないように
 ・ジムに行きたいんだけど 母
  →一緒に行く
   他者の視線 気になるが
   実際 誰も自分見てない
   週数回 なじみになる 
   スタッフから一般の人として声かけられ
   意外と会話できる
   お客さんになれる
.
.
■客のあまり来ないスーパーで働く
 (自分の行っていた近所の)

 ・仕事として 認知できた
  行ったことのある場所 働く
  “ゲームよりも面白い” 働くこと
  
 ●良かったこと
  ・親は のんびり構えていた
   三世代同居 
   30まで家にいても
   …と思ってたらしい

  ・スーパーの店長
   空白のある履歴書を見ても
   とやかく詮索しなかった

  ・スーパーの
   バイトリーダーおばちゃん
   神経質そうな子…
   だけど大事に育てよう

  ・4年間働いた

■良かったこと

  ●否定されなかった
  ●知ろうとしてくれた
  ●分かろうとしてくれた

  *本人も分からないこと多いはず

 ★不登校を理解することは難しい
 ★偏見が0になることも難しい
 ★その人を分かろうとすることはできる
 ★その過程に関係性を…
 ★関係性が回復につながる
.
.
■何を伝えるか( ご自身の体験より )

 ・自分は支援者に会っていない
 ・どう支援するかより 
  どう話を聞くか
 ・母に対しての支援はあった
 ・地域社会の理解の方が大きい
 ・専門性より〈 関係性
  
■不登校について
 定義は…

■実態調査

 ●きっかけ
  ・友だち いじめ 先生 勉強
   体の不調 わからない 
 
 ●休んでる時の気持ち
  ・ほっとした 
   自由な時間 勉強の遅れ
   進路進学の不安 自己嫌悪
   同級生がどう思っているか
   気になる

 ●休んでの感想
  ・もっと登校すれば良かった
   ( という人も )
  ・行かなくてもよいが
  →背中押して欲しかった きっかけ

  ★NO刺激 NOタッチでは 
   きっかけない
.
.
■登校刺激のチャンス

 ●戻りやすい 対応は?
  友だちからの声かけ 有効だと実感

  ・問題解決 
    何が問題か言わないことも
  ・どれが問題?
  ・ほっとする反面 
    勉強の不安
    取り残される 自己否定
  ・同級生 どう思ってる?
  ・行きたいけど 行けない
   行けないけど 行きたい
  ・望まれる対応 
    友だちからの声かけ
.
.
■「学校に行かない」となると、
  まず困るのは…
 
 ・家への負担 周りが困る
 ・低学年の不登校増えている
   三世代家庭 減ってる
   サポートする人いない
   祖父母いない 
   夫婦でみないといけない
   家族の負担多くなる
   4人に一人仕事やめてる

■学校の代わりがない

■登校するだけで解決?
 色々な問題もある

 ●環境要因 
 ●個人要因

 ●引きこもることで
   経験 体験不足 関係性減る
   「どうせ自分なんて」
   あきらめ 孤立の長期化 絶望

 例)30年間ひきこもり 
   両親の死きっかけ
   ハローワークきた
   日本語 たどたどしい
   その人、親戚にも隠されていた
   他者とのつながりで 
   人間らしくなる
.
.
■支援 ありがちなこと…

 通信制高校 福祉 医療 
  などへつなげよう

 ●目の前の人が 
  何に困っているのか?
  
 ・支援する側にとって
  都合のよいサポートしようと
  してないか

 ・本人 どう伝えていいかわからない

 ・専門性 より 関係性

 ・できそうなこと
  興味を軸に
.
.
■回復プロセス 

高松 丸亀 教育委員会 
 ネットで見られる
目安があったほうがいい 保護者には
.
.
■生きづらさ 減る改善する 理由

 ●自分のことを話せる相手・場所
 ●隠さなくてもよい相手・場所
.
.
■おわりに

 ・人それぞれ 背景ある
  求められることも違う

 ・自分のことを話せる場があるか

 ・自分でしたい気持ち
  できるかもしれないと 
   …思えることの積み重ね

 ・生きることの選択肢を
  一人でも一つでも 増やしてほしい

 ・不登校は 通過点のひとつ
  不登校のその先が
  あることを知ってほしい

━━━━━━━

■感想
 まさに人それぞれ、
 背景も理由も
 求められることも違うのだと、
 自分の場合を振り返り改めて感じた。

 支援について、
 専門性より
 (必要な場合もあるかもしれないが)
 関係性がまず大事だということ。
 誰でもできることはあるのだろう。

 他の色々な課題についても
 共通することだと思った。

 いわゆる
 当事者が話せる場も大事だが、
 広く多くの人が課題に触れて
 語り合える場も必要だと思った。


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2/19 四国学院大学 演劇コース 12期生卒業公演 観劇

2025-02-24 02:47:28 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等

2/19(水)
四国学院大学
演劇コース12期生卒業公演

初日、三女と観劇!

●ダンスパフォーマンス『As it is』

劇場の隣にある部屋が客席に。
そして主な舞台が、
そこから見える外のスペース。

そこには不思議なオブジェ。
冷蔵庫やソファ、
木でできた
ドアや小さな階段など
組み合わせて作られた何か。

夕暮れ時、それらが
イルミネーションライトと共に
うっすらと照らし出されている。

客席には音声。
出演者、関係者の声で
「私の好きな〇〇は〜〜です」など
自己紹介のようなものが流れていた。

始まると
おもむろに自転車に乗った青年が登場。
そのあと、台車を押して来た青年も。

2人のやり取りが
とにかく観ていて面白かった。
.
.
ものを投げたり拾ったり
子どもが思いつくまま
いたずらしたり
遊んだりするような流れに
観ている方も身を任せて
いるような心地だった。

三女いわく、
夜中のEテレ番組みたいな。
芸人さんが何か
面白いことやってる
…みたいな。
私は、
ちょっと方向は違うけど
ついつい見てしまう
夜中のNHK タローマン
みたいな。
.
.
外のスペース奥には
一般の道。
自動車も走り、行き交う人もいて。
その中を、演者も自転車で走ったり
こちらを覗く場面もあったりして。
ドキドキワクワク。

演目が終わるころには
外はすっかり暗くなり。

外の世界と融合してるような
不思議な感覚。

野外の演劇でもなく
劇場の演劇でもなく
その中間で観ているような感じで
とにかく楽しかった。
.
.
.
●演劇作品『星を求める 蛾の願い』

そして、次はいつもの
ノトススタジオの劇場で。

時間の流れに沿った
起承転結…というよりは

印象的なシーンが
次々と出てきたり、
過去と行き来するような
不思議な雰囲気。

私はあまりものを知らないので
ワードの意味など
はっきり頭にないままの観劇。

けれど、
三女はちょっと違っていたようだ。
ところどころ
気になるワードや場面があったらしい。

“エーミール”
ヘルマン・ヘッセ著
『少年の日の思い出』
その登場人物。

三女が調べたところ、
中1の国語の教科書に出てくるらしく
割と広く知られているらしい。

もっとも彼女は
小4後半から不登校で
中1の時もその最中。
個人的に勉強もしていないので
教科書にあることは知らなかったとか。

ではなぜ
エーミールや
「そうかそうか、つまり君は…」
のセリフを知っているのか。

どうやらネットで、
文学の名言を歌詞に入れた曲を
聴いたことがあったようだ。

そういえば、以前
彼女からオススメされていた
ことを思い出した。
.
.
いわゆる
文豪の名前も随所に出てきて、
その著書の名前も出てきた。

気になるワードとワードが繋がって
更に気になる気持ちを
くすぐられたのだろう。
熱量高く語っていた。
.
.
あと、
三女が気になった細部。

パパ活女子の
インスタ画面が映し出されたところ。

画面の右上に
グリーンの★マーク。
これは親しい相手に
登録された者の画面に出るそうだ。
なので、それ以外の人は
見られない画面なのだと。
.
.
なるほど…。
周知のことかもしれないが、
そういうのに疎い私は知らず。
ピンきてなかった。

三女いわく、つまりは
そういう親しい間柄
となっている相手が、
外部にリークしたということ。

これに限らず、
色々なところで
リークされてる問題を見るにつけ
なんか闇を感じるらしい。
.
.
その他…
電話で友だちとのやり取りが
すごく自然で
いわゆる演じてる感がなかったと。

彼女自身はほとんど電話をしないが、
身近なところで
電話の会話を耳にすることはあり、
それが似ていると言うのだ。

なるほど…。
実際に学生さんだし、
その辺はリアルなのかもね。

学生から◯十年経った私としては
何がリアルか
分からないことも多い。
.
.
しかし、
カレーの匂いは分かった!
やっぱり、そうだったよね。
と、観劇後
最初にお互い確認したのは
ソレだった。
(すみません…)
.
.
それと最後、印象的だった
蛾か蝶か、その羽の画像の真ん中に
人が現れたところ。

綺麗なのは羽じゃなく、
からだの部分。
ぱっと見てすぐに
わかるところじゃない…
というのが、
何だか深いなーと三女。

確かに。
色々と深いけど
私にとっては
ぱっと見てすぐに分かる
という感じではない。

けれど
こんなふうに
お互い話すうちに、
感じるものが浮かび上がる…
というのは
何だかいいなと思った。
.
……………

観劇後、三女は
これ誰がお話作ったんやろーと
興奮気味だった。

しかしロビーに出ると
途端に気恥ずかしくなるようで。
関係者の方々がいても何も話せず。
後でそれを
ちょっと残念がっていた。

なので…
人知れずここに
書いておくことにした。


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2/20 みんなのまなびと文化を みんなで考えてみよう! ~遊びと学びはシームレス!?~ <第3回> 参加

2025-02-22 20:12:46 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等


みんなのまなびと文化を
みんなで考えてみよう!
~遊びと学びはシームレス!?~

<第3回>
あなたもできる!
楽しい「まなびと文化」を創るヒント

 2/20(木)
 19:00-21:00
 丸亀市生涯学習センター
4階 講座室1
. 
.
■講師
 荻上 健太郎氏
 東京学芸大学学長補佐
 教育インキュベーションセンター
 准教授
.
■コーディネーター
 井上 優氏
 NPO法人iさいと代表理事

━━━━━━━━━

第3回 最終回

■はじめに

 ●面白がること 必要では?
  まじめに考えすぎる

 ●コーディネーター大事

  コーディネートとは?
  思いを汲み取る
  ビジョンを持てる

 ●博物館ボランティアガイドの例

  もともと
歴史に興味ある人は少ない

  知識も大事だが
  その土地に対する
  思いや愛情も大事

   ガイドに必要なもの…
   ・一緒に動く人 友だちがいる
   ・知識
   ・リーダーの存在

 ●エディター( 編集者 )
  自分のことより…
  相手のものを引っ張り出す
  →形にする

  ※一人でやるのは大変
   しかし、
   誰かと一緒ならできそう
   →前向きの考え、出てくる

 ●偶然の産物 ( 前回の話から )
  エディター 難しく感じるが…
  偶然の産物として
  エディター機能を果たす
  →面白がること

 ●枠を外す………分かるけど難しい
.
.
.
■主権者教育
 「主権者として求められる力」
  を子供たちに育む
  
■育成を目指す資質・能力

 思考力 判断力 
 課題解決 合意形成
 学びに向かう力 主体的に参画

 ●事例
  〈話し合いの約束〉
  はんのうする
  自分の意見は理由をそえて
  少数意見も大切に

  ※話し合いが主権者教育の始まり
  ※枠を外して考えている

■すぎなみ大人じゅく
 「はじめの一歩コース」

 〈大切にしたいこと〉
 正解を探さない、求めない!
 学びと遊びは表裏一体!
 意外・偶然・偶発を楽しむ!
 それぞれの一歩を大切に!
 私も含めて全員が学び手・創り手
 「教えないコース」宣言

 *枠を外すことについて
  ・いきなりガツンと外さない
  ・徐々に外す
  ・それなりの理由を用意する

■とある福祉支援団体の例
 
 ・支援しない( 特に何もしない )
 ・居心地がいい場所
 ・信頼関係
 ・そのうち…何かやりたい
 ・2〜3人でやりたいこと生まれ
 ・やってみる
 ・新しく来た子のお世話係など

  *ピアカウンセリング
   同じような悩みや立場の
   人同が仲間として支え合い
   相談し合うカウンセリング

■未来の学校みんなで創ろう。
 PROJECT
( 東京学芸大学 )

 ●“好きに、挑む”
 多様な業種、規模の企業などの法人、
 地域をまたいだ複数の教育委員会、
 多様な専門分野の大学の研究者、
 幼小中それぞれの教員、
 みんなが一つのチームになって、
 「学び」「授業」「環境」を
 包括した「学校」という社会的な
 システムを変革していく。
 子ども達が「好き、に挑む」
 ことのできる学校を、
 みんなが
「好きに、挑んで」創っていく。


 例) 職員室をコワーキングスペース
   ↓
   学校内をコワーキングスペース
.
.
 *枠を外す ワクワクすること
       面白がれること
  ワクワクすることから始めてみる
  →結果的に枠を外すことになる。

〜〜〜休憩〜〜〜〜

■ワーク

●丸亀まなびと文化のお遍路MAP

 お遍路文化 と まなびと文化
 を掛け合わせてみませんか?
.
.
 お題:◯◯◯ やりたいこと

 お接待:◯◯◯ できること

 *お接待できること
   →「これならできる」言える
    言える場をつくる
.
.
 お遍路 風土
 文化 一人がつくるものではない
    みんなでつくるもの

 みんなで楽しもう
 という文化があれば

 結果、そうなる 
 ということが大事
.
.
■終わりに

 前回の 教育基本法
 今までの話と通じる
.
.
■丸亀市教育大綱
「丸亀市人づくりビジョン」

 市民が学びでつながる

 学び→気持ちが変わり→行動
 →活動→続き→文化

 受け止めるだけじゃなく 行動に
 それを決めるのが学び
 学び合う(一人じゃなく)
.
.
■次年度
 今回のつながりを活かし
 皆での主体的な活動を構想中
.
.
.
◆関連 安立清史 氏 講演会
3/2(日) 13:30-16:00
生涯学習センター5階 視聴覚室

〜映画からのヒント〜
「ことば」の呪文から
どう脱出するか?

このお知らせもあった。
楽しみ!
.
.
━━━━━━━━

■感想

●前回の講座を受けて
 ・枠を外すことについて
  実際どうすればいいかなど
  考えていた。
.
.
●印象に残っていること
 ・ワクワクすることから始めてみる
 ・結果、枠を外すことになる
.
.
●モヤモヤしていること
 ・実際に何かやる場合の費用、場所
  スケジュールを決めたりなど
  現実的なことも考えなければ…
.
.
●この講座を通して
自分がやってみたいこと
誰かと一緒に取り組みたいことなど

・一番身近なのは食に関すること。
 例えば…持ち寄った食材で
 なにか作って食べる。
 鍋やホットプレートなど。
 一緒に活動することで
 距離が縮まりそう。

・気軽に集まれる場づくり。
 簡単なお茶ができる、
 今、やっていること、楽しいこと
 今、困っていることなど
 話したり聞いたりしやすい場。
.
.
●「みんな」や「まなび」や
 「文化」について考えや思いなど

 ・お話を聞いていて
  今ある、お遍路文化について
  興味も出てきた。
  ゼロから始めるより今あるものを
  活かすことができたら
  いいなと思った。

 ・一人ではなくみんなで。
  それが積み重なって
  文化になるなら、
  今もその大切な途中だと思う。

 ・気づかないだけで
  そういうものが
  身の回りにあるかも。
  それも、一人では気づけないので
  話し合う中で見つけていきたい。
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2/8 みんなのまなびと文化を みんなで考えてみよう! ~遊びと学びはシームレス!?~ 第2回

2025-02-18 17:00:55 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等


みんなのまなびと文化を
みんなで考えてみよう!
~遊びと学びはシームレス!?~

<第2回>
これからの「まなびと文化」を考えてみよう!

 2/8(土)
 13:30-16:00
 丸亀市生涯学習センター 5階 視聴覚室
. 
.
■講師
 荻上 健太郎氏
 東京学芸大学学長補佐
 教育インキュベーションセンター
 准教授
.
■コーディネーター
 井上 優氏
 NPO法人iさいと代表理事

………………

★“みんな”で考えることを大切にしたい
★前回の振り返り

■「遊び」
 ●「具体の遊び」としての遊び
     …トランプ、鬼ごっこ等
  「理念・概念」としての遊び
     …余白、余裕、夢中 等

 ●遊びを利用して何かの役に立たせる
  ◯◯のために学ぼう 遊ぼう
  というやり方もあるが……

 ●遊びの価値とは?
   とにかく、面白い
   →夢中になるから
    やってみる( 試行錯誤 )

 ●ヨハン・ホイジンガ著 
  『ホモ・ルーデンス』
   遊びの中から文化が生まれた
     ↓
   目的があって遊ぶ
     のではなく
   遊んだ結果として
     “偶然に変化が生まれる”

■「学び」

 ●〈学習〉
   目標を明確にした
   知識・スキル習得という意味
  〈学び〉
   目標を明確にしない知識や習得
   を含む意味合い
.
.
■「遊び」と「学び」はシームレス

 ●遊び も学び も
  目的が明確ではない中で
  偶然に、あるいは結果的に
  “何かに出会って変化すること”
        ↓
   遊びと学びは
   偶然と 変化で 繋がる
     似たもの同士( シームレス )

 ●“ 枠を外す ” 意外と難しい
  ・なぜか?
    まじめ過ぎ
    可逆性が足りない 
    失敗が許されない

    ひとつの側面しか見ない
    はっきり具合が強い

  ・昔の日本、
   あいまいな良さもあったが
   現在は、整理 
   分かりやすいことが
   大事にされている

  ・枠を外すことをためらう理由
   不安になる 枠の中の方が安心

 ●「遊び」の特性
  ・間( 余白 )がある
  ・動き( 体・心 )がある
  ・独特な 安心感 がある

  *遊びならやり直しができる

 ●“枠を外す” 意外とむずかしい…
    ↓
   遊び心=失敗を許容する
   子どもたちが
   遊ぶように学び、
   学ぶように遊ぶ
   “遊びと学びはシームレス”

   *いきなりやろうとしても
    できない
    安心感のある学びを
    重ねていく
    外す塩梅を身につける
    
   *そもそも枠って? 疑う
    常識を疑ってみる
    学校教育などで
    刷り込まれている

━━《まなびと文化》

■「遊び」と「文化」

 ●偶然の産物
  →その積み重ね
   蓄積されたもの→文化では?
  ・偶然の産物
   →シームレスと共通する
.
.
■「遊び」と「学び」と「文化」

 ●「遊び」と「学び」と「文化」は
  実は、シームレス

  ・結果として◯◯になった
  ・文化は… 人・歴史・風土 
   が重なって
   作り上げられたのでは

  ・学校 枠が多い
    枠があって成立つものもある
    枠がある大切さもある
    枠のとらえかた試行錯誤
      
   *学校こそ
    枠を外すチャレンジできる場

  ・新しい風( 外からの視点 )が必要
   変えるべきこと
   差し迫った状態はあるが
   すぐにすべてを変えるのでは
   次に繋がらない。
   そこに
   新しい風を送り込む存在は必要
  ・モヤモヤすることは出てくる
  ・枠を外して→何を?どんな方向?
         みな違っている

━━《みんなのまなびと文化》

■「みんな」ってどういうこと?
.
.
■みんな=高齢者?

 ●とある公民館の利用者
  →年配の方が多い
   70〜80代 1/3
  ・みんな…全ての人のはずだけど
.
.
■みんな=学校卒業したら、終了?
.
.
■法律をおける生涯学習・社会教育

 ●教育基本法

  ( 生涯教育の理念 )
   生涯にわたって、あらゆる機会、
   あらゆる場所

  ( 社会教育 )
   社会教育施設の設置、
   学校の利用、
   学習の機会及び情報の提供

  ( 学校、家庭及び 地域住民等の
   相互の連携協力 )
.
.
■生涯教育にかけている予算は?
.
.
━━《ウェルビーイングって?》

■日本社会に根ざしたウェルビーイング

 ●ウェルビーイングって?
  ・多様な個人が幸せで
   個人だけでなく、
   とりまく地域社会も幸せな状態

 ●「調和と協調」に基づく
  ウェルビーイングの
  向上が求められている

  ・自己肯定感、自己表現
   ( 獲得的な要素 )
  ・人とのつながり、
   利他性( 協調的な要素 )

■教師のウェルビーイング
 
 ●学校・地域・社会の
  ウェルビーイング

■みんなのまなびと文化
 
 ●みんなとは?
  これからの まなびと文化 とは?
  みんなで考えてみよう
.
.
■最後に

 ●「なんでモヤモヤしたんだろう?」
   考えてみてほしい

 ●「自分に枠ってあったかな?」
   そういう考え
   →次につながっていく

 ●みんなとは?
  これからのまなびと文化とは?
  →どう考えるか

 ●次回のテーマ
   あなたもできる!
   楽しい「まなびと文化」を
   創るヒント

  「楽しい」「創る」キーワード
   主体感がある

…………………………

■感想など

●前回、印象に残った
「枠を外す」ということから
 ・実際どうしたらいいのだろうか。
  そもそも、
  枠とはどんなことだろうか
  という思いがあった。

●今回、印象に残ったこと

 ・夢中になるからやってみる
  →試行錯誤につながる。
 ・目的は特にないままでも、
  夢中でやってみた先で、
  何かに出会う。
  それは偶然に、
  何かに出会って変化する。
 ・枠を外すことは大事だが、
  実際には難しい。
  外すのをためらうのには
  理由もある。
  しかし、
  遊びであれば失敗も許される。
  枠を外しやすいのかもしれない。
  そういうことを少しずつ
  重ねていくことが
  大事なのかもしれない。

●モヤモヤしていること

 ・では具体的にどのようなことを
  すればよいかと悩んでしまう。
 ・偶然の産物
  →偶然に任せるにしても何も考えず
   何もしないということでは
   ないはず。でも一人では
   思いつかないことも多い。
 ・偶然の産物
  →その積み重ねが文化と
   なっていく。
   文化とは何だろう。
   何となく分かるが
   ハッキリしない。
  例えば、ある一人が
  より良い方向へ動いても
  広く社会が受け入れる
  土壌がないとうまくいかない
  場合もあるだろう。
  そんな問題をどうしていくか、
  など。
 
●「みんな」や「まなび」や「文化」について

 ・それぞれ違う「みんな」、
  その人にとって違う「まなび」を
  どう見つけていくか。
  全てを網羅することは難しいので
  まず身近なことから考えてみたい。

 ・積み重なっていくまでには
  長い時間や道のりが
  必要だと思うが、
  目の前のひとつひとつを大事に
  していきたい。

 ・朝ドラ「虎に翼」の世界が
  思い出される。
  番組のあらすじには……
  政治でも経済でも解決できない、
  追いつめられた人々の
  半径5メートルの世界を見つめ、
  その苦境から救うため
  情熱をもって向き合っていく
  ……と、あった。
  このドラマでは法律だったけれど
  まなびや文化にも
  通じるものがあるような気がする。
  
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2/7 ワークショップ「文化芸術推進サポーターのこれからを語ろう!」参加

2025-02-08 09:59:54 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等


2/7(金)
ワークショップ
「文化芸術推進サポーターの
 これからを語ろう!」

19:00-21:00
生涯学習センター 5階 視聴覚室

コーディネーター
井上 優 氏
(NPO法人iさいと 代表理事)

………………………

これまで
丸亀市の文化課と共に
丸亀市文化芸術推進サポーター
CAL.M(カーム) は
色々なことを学んだり
活動したりしてきた。

文化課は
令和6年度から新たに
生涯学習部門が統合され、
まなび文化課に。

これからの方向性を考えるために
今回ワークショップが開かれた
とのこと。

これまでの経緯や
これからも大切にしたいこと
などの話も聞けた。

また、
集まった人たちの思いや考えなど
率直な意見交換の場にもなった。

……………………

●変化があったこと

 ・文化課→まなび文化課に
   これまでの〈文化芸術〉プラス
   〈生涯学習〉部門も統合された


●文化芸術 + 生涯学習

 ・色々なカテゴリーが入ってくる
 ・枠が広い→何をすればいい?
 ・内発的動機づけ 必要
 

●キーワード「内側からのやる気」

 ・ここから始まる
  〈疑問を持つ〉……なぜそうなった?
   ↓
  〈考える〉……なんでだろう?
   ↓
  〈学ぶ〉
   ↓
  〈仮説を立てる〉
   ↓
  〈学ぶ・検証〉
   ↓
  〈発表する〉

 ・それぞれの〈疑問〉がある
  →一人で考えていると行き詰まる
  →他の人に聞く

 ・このような〈疑問〉の数が増えると
  文化的な水準もあがる


●成果を上げることが目的ではない

 ・内側からのやる気に動かされ
  活動したことで
  →結果◯◯になる
   何かが生まれる
 ・自発的→楽しい、やらされ感がない


●枠をどう考える?

 ・集まった人で話す、
  やりたいことする
  →思わぬ方向へ行ってしまうことも
  →検証は必要

 ・ある程度の枠は必要
 ・枠にとらわれすぎてもいけない
 ・俯瞰的な視点も必要


●これからのこと

 ・顔の見える関係を大切に

 ・与えられた役割をするというより
  自発的なものを大切に

 ・身近な疑問→共に考える
   →活動、講座など

 ・つくるプロセスを楽しむ
  (成果というより)

 ・探究する楽しさ
 ・新しい気づき

 ・常に流動的でありたい
  (固定的でなくても
   別のグループが生まれても
   ゆるく繋がり
   必要な時に関われたら)
   
…………………………

吹き飛ばされそうな強い風。
そんな中、皆さん集まり
色々話せて聞けて良かった。

終わって外に出ると
車のフロントガラスには
雪?みぞれ? 
わ〜〜冷え冷え〜

翌日の
荻上さんの講座
遊びと学びはシームレス!?
も、楽しみ。

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