先週末、いつも行く美容院に化粧品を買いに行きました。
美容院の前と横には、土を盛り上げて作った奥行き30cmほどの花壇があり、
狭い所にギシギシと色々な植物が植えられています。
その中に鉢植えで目立つ花が咲いていました。
見ると、なんと「シマサンゴアナナス」ではありませんか!
植物園の温室で何度も見たことがありますが、外では初めて見たので驚きました。

シマサンゴアナナス (エクメア・ファッシアータ) (パイナップル科 エクメア属)
アマゾン流域原産の常緑多年草。樹木や岩に着生する。
葉の質は硬く、縁には硬い棘がある。
葉には白い横縞が入る。
これは吸収鱗毛と呼ばれるもので、養水分を吸収する役割を果たしている。
開花時期は不定期である。
松かさ状のピンクの苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)は2~3ヶ月鑑賞できる。
苞の間から出る花は青紫色で、数日の寿命である。
属名の Aechmea はギリシャ語の「aichme(槍)」からきている。
種小名の fasciata は「横縞模様の」という意味である。(wikipediaより)
紫色の花も見えて、とても綺麗です。
「数日の寿命」の花が見られてラッキーでした。
三陽ミュージアムで見たのは花が付いていませんでした。

2018 4/12
美容院では室、冬は室内に入れると言っていました。
それにしても温室で見られるアマゾン流域原産の花が、身近な所に咲いていたとは驚きです。
日本は熱帯になってしまったのでしょうか。
と思ったら以外に寒さに強く、8℃まで耐えるそうです。
通販で販売されているか調べたら、売っていました。
やはり日本でも育つということですね。
一度花が咲いたらその株はもう咲かないので、子株を育てるのだそうです。
こんな花がうちで咲いたら、もう舞い上がっちゃいます。
でも通販では一株約9000円と、いいお値段でした。
追伸 一度きりしか咲かないの?というコメントを頂きましたので、調べたことを追加します。
アナナス(Ananas)とは、本来はパイナップルのことであるが、園芸上はパイナップル科の植物(特に園芸上の価値のあるもの)の総称を意味することが多い。この意味でのアナナスは、アナナス属 (Ananas) の他、グズマニア属 (Guzmania)、エクメア属 (Aechmea)、インコアナナス属 (Vriesea)、ブロメリア属 (Bromelia) などがある。
アナナス類は一度開花した株からは花が咲きません。そのため、株元から新しい芽が伸びてきます。この子株を分けて育てると、2~3年後に花が見られます。
というわけです。
私は3年前、母の日にグズマニアを貰いました。
花が終わるころ子株が脇から出て来たので、それを分けて植え替えてあります。
元気はいいのですが花は未だに咲きそうにありません。


水は葉の中心のくぼみに与えます。

元の株 2015 6月
グズマニア属も同じ仲間なので追加しました。
株分けしたのが咲いてくれるといいのですが。