さざんかのゆるゆる散歩

自宅の花、家の近くをゆるゆる歩いて見た花、植物園で見た花などを
載せて行きます。日常の出来事や思い出、経験なども。

実の生る季節(10月上旬)

2022-10-06 22:08:14 | 花のブログ

今日からぐっと寒くなりましたね。今14℃です。服装も布団も替えました。

いよいよ秋本番ですが、雨は嫌ですね。秋の青空が見たいです。

前回花を載せたので、今回は近所で見た実を載せてみます。

                   

ザクロ(ミソハギ科 ザクロ属) 西南アジア~中東原産の落葉小高木

「花期は初夏(6月)で、赤朱色のをつける。期は9~10月。果実花托の発達したもので球状。果皮は厚く、秋に熟すと赤く硬い外皮が不規則に裂け、赤く透明な多汁性の果肉(仮種皮)の粒が多数現れる。果肉1粒ずつの中心に種子がある。」

実が割れると赤くて可愛いけれど食べる部分は殆ど無く、果汁を吸うくらいですね。

         

 

     

モッコク(モッコク科 モッコク属) 常緑高木 関東地方以西の本州原産

「放任しても風格ある樹形に育ち、庭木の王様と言われる。」この実はもっと赤くなってはぜます。

 

     

ウメバガシ(ブナ科 コナラ属) 常緑広葉樹

「葉が固くや排気ガスに強いので、垣根などに利用される。葉は対生だが、枝先だけ輪生する。」

近所の新しく出来た住宅街の垣根に使われています。ドングリが生るのに最初何の木か分からず、調べました。

               枝先                     

 

                 

カラスウリ (ウリ科 カラスウリ属) つる性の多年草 雌雄異株

キカラスウリ  

「花はカラスウリに似ているが、花冠の裂片の先が広い。葉は切れ込みが入ったハート型で、表面は光沢をもち、葉の表面に多数の短毛を持つカラスウリと容易に区別できる。結実した果実は緑色で、表面には若干の凹凸がある。結実後2ヶ月程度で黄変し、9〜11月頃には黄熟する。実の大きさは長さ10㎝ほど。熟していない果実は、塩漬け、汁の実の材料となる。地下にはカラスウリに似た芋状の塊根を持ちデンプンを多く含む。生薬としても利用される。」

追伸 キカラスウリではないかと、なつみかんさんに教えて頂きました。有難うございます。

          

            

 

     

イヌマキ  先日載せましたね。花托がすっかり熟したので、一粒味見させて貰いました。とても甘くて美味しかったです。

           

 

     

カキ(カキノキ科 カキノキ属) 中国や日本を主とする東洋特有の果樹

これからは柿の季節になりますね。干し柿は和菓子の原点、と読んだことがあります。

 

                   

ホオズキ(ナス科 ホオズキ属) 東アジア原産の1年草又は多年草

「5月から6月ごろ、伸びた茎の各節に薄クリーム色の花を咲かせます。花が受粉すると果実だけではなく、萼も非常に大きく成長し、袋状に果実を包み込みます。袋状に育った萼は、最初緑色ですが、8月ごろから朱赤に色づき、観賞用にされます。秋になるとやがて地上部が枯れ、冬は地下茎のみとなって冬越しします。

よく熟したホオズキの袋状の萼は、数日水につけておくと柔らかい組織が溶けて葉脈だけが網状に残り、非常に美しい飾りとなります。」

これはお寺さんで打ち捨ててあったのを貰って来ました。雨に当たって出来たレースホオズキ、綺麗で可愛いです。沢山あればリースにでもしたくなります。

 

     

ジュズダマ(イネ科 ジュズダマ属) 多年草

「雌雄同株で、 上部の葉の脇から沢山の花穂を立てる。 硬くて艶のある壷(苞鞘)の中に雌花穂があり、その先に雄花穂が垂れ下がる。果期になると、苞鞘は白、灰色、灰褐色、黒などに色づく。 これに糸を通して数珠のようにつなげて遊んだのが名の由来である。食用品種のハトムギは、ジュズダマを改良した栽培種である。」(苞鞘とは苞が変化し壺状に硬化したしたもの)

 

花ではないので、地味な投稿になってしまいました。ご覧頂き、有難うございました。

 


近所の花(10月上旬)

2022-10-03 22:56:21 | 花のブログ

もう10月になりましたね。今年もあと3ヶ月、時の経つのは早いです。花もすっかり秋の装いですが、夏の花が元気を取り戻したものもあります。最近見た近所の花を載せてみます。

 

                             

ノボタン・コートダジュール(ノボタン科 ノボタン属) ブラジル原産の常緑低木   

          

 

         

ギンモクセイ(モクセイ科 モクセイ属) 常緑高木 キンモクセイほどではないが芳香がある。

近くの立派なお屋敷の奥の方に、白っぽい花がびっしり付いた大木があって驚きました。今年初めて見つけたのです。

遠いし、花が小さいのでよく見えませんが、ギンモクセイだと思いました。望遠で撮ってトリミングしたのが最初の写真です。すぐ近くなのに、今まで気付かなかったのが不思議です。この時期に通ってみなかったのでしょうね。

追伸 イケリンさんから、「ウスギモクセイ」と似ているというご指摘がありました。花は黄色がかっているそうです。両者の区別は難しくもうすこし調べてみます。イケリンさん、有難うございました。

nakimoさんからもご意見を頂き、ウスギモクセイのような気もするが、どちらも色に幅があるので迷うとのこと。冬に実が生るのがウスギモクセイだそうですので、冬まで待ってみたいと思います。でも道路から距離があるので、実が見えるかどうか心配です。このお宅の方に聞いてみるか、庭に入れて頂ければいいのですが。

     


 

ここからは近くのお寺で見た花です。

         

ハギ(マメ科 ハギ属) 落葉低木 秋の七草の一つ

ハギの種類はよく分かりません。これはヤマハギしょうか? 違っていたら教えて下さい。

                

              

シラハギ  もう咲き終わりかけでした。

 

        

フイリヤブラン  自宅のも載せましたが、花が多くて綺麗だったので。葉を切ってありますね。

          

フヨウ(アオイ科 フヨウ属)

少し涼しくなって、息を吹き返したかのように沢山咲いていてびっくり。雌蕊の柱頭が上向きに曲がっていますね。

           

お寺の花はここまでです。


         

アカジソ(シソ科 シソ属) 中国原産の一年草

「紫蘇と書くように、本来は赤シソのことをシソと呼びます。 赤シソは梅干しや紅ショウガなどの色付けに欠かせないものです。 青シソは、赤シソの変種で大葉ともいいます。 さわやかな香りとさっぱりとした味わいから、薬味や刺身のつまとして多く利用されます。」

丁度花が咲いていたので撮りました。

          

カラミンサ・ネペタ(シソ科 トウバナ属orカラミンサ属) 地中海沿岸原産の多年草

葉や茎が爽やかなミントの香りがするハーブです。

 

木曜日ころから急に気温が下がるようです。本格的な秋が来ますね。

ご訪問有難うございました。

 


キンモクセイが咲きました(自宅)

2022-09-29 22:06:35 | 花のブログ

今週の月曜日26日に、キンモクセイに蕾が出来ているのに気付きました。28日頃から甘い香りが漂い始め、今日満開になりました。去年は花付きが悪くて残念でしたが、今年は木いっぱいに咲いて嬉しくてたまりません。

                       

                       

キンモクセイ(モクセイ科 モクセイ属)常緑小高木 中国原産

「花が白色のギンモクセイの変種とされ、日本では、ふつう雄株のみが植栽されている。庭園樹や街路樹として植栽に使われる。秋に橙黄色の花を咲かせて甘い香りを放ち、ジンチョウゲクチナシと合わせて、日本の三大芳香木のひとつに数えられている。」

         

             

なるほど、雌蕊は見えませんね。      

   

            

蕾を確認 9月26日   

今朝、隣の家で工事をしていたおじさんに「ご苦労様です。」と挨拶したら、「キンモクセイ、いい香りだね~。この花を見ると両親を思い出すよ。昔実家にこの木があってね。」と言ってくれたので、私も嬉しくなりました。「色々あるね。草が生えていないのが凄い。」「そうでもないんですよ。」…知らない人とも話せるのが嬉しい。花が好きな人に悪い人はいませんね。

                       

フウセンカズラ    果実が茶色になって来ましたが、まだ花も咲いています。 

     

                                                                                                                           可愛いハート模様の実が袋に3個入っています

                          

ジュズサンゴ    涼しくなって、又沢山咲いて来ました。

            

         

ヒガンバナ   前にも載せましたが、2色くっ付けてみました。

 

ここで2番煎じになりますが、又月下美人の話です。

十三夜美人とどちらももう一つずつ蕾が付いていたのですが、月下美人はこの前咲いた3日後、26日に咲きました。

午後9時頃過ぎに満開になって、十三夜は咲かないなと思っていたら、なんと9時半頃咲き始めたではありませんか!

9時10分 月下美人  

9時30分 十三夜美人  

9時40分       

同時刻        

十三夜満開 10時10分  

     

美人姉妹がまた同じ日の夜に咲いたのです。何だか不思議ですね。(今回は十三夜美人の咲き始めにも気が付きました。)

同じような話を書いて失礼致しました。         

           


美人二人

2022-09-24 21:08:34 | 花のブログ

昨夜12時頃から今朝の4時頃まで大雨がどーどーと大きな音を立てて降って、怖いくらいでした。朝には小降りになっていて良かったです。風も強かったらもっと怖いですよね。これ以上台風が来ないで欲しいです。

さて私が育てている月下美人、初夏には花が咲かなくてがっかりでした。最近蕾が5個付いて喜んでいたら、3個落ちてしまい、2個だけ残りました。その一つが昨夜咲いたので、時間を追って撮りました。毎年そうして載せているので、又か!と思われそうですが、思いがけないことがあったのでご覧になって下さい。

    

    9/22     9:30                   

月下美人(サボテン科 クジャクサボテン属) 常緑多肉植物 メキシコの熱帯雨林地帯原産

2個だけ残った蕾が膨らんで来ました。

   同日 同時刻          

これは「十三夜美人」です。クジャクサボテンと月下美人を交配させたもので、蕾はまだ細いです。

  23日 16時         

月下美人の蕾の先端が少し開き始めました。こうなるとその夜咲きます。

   21時20分       

芳香が漂い始めて、咲き始めたことに気付きました。

 同時刻 正面の姿    

   21時50分        

    22時30分      

                    

どこまでが花弁なのか、よく分かりません。

  22時50分       

満開です。何とも言えない良い香りが部屋中に充満しています。とても幸せな気分になります。

             

お口をあーん!ちょっと暗かったですね。^^; 雄蕊の数が凄いです。 

ここでふと窓際に置いてあった十三夜美人を見ると、なんと、こちらも満開ではありませんか!月下美人ばかり見ていて気付きませんでした。

十三夜ちゃん、見ないでいてごめんね。

            

こちらはパッと開いて撮りやすいです。雌蕊の軸が赤みを帯びています。花は小ぶりで直径13㎝位。こちらも芳香がありますが、月下美人ほど強くなく、香りも少し違います。

            

二つ並べて見ましょう。

       

花の大きさも花弁の数も大分違いますね。美人が二人揃いました。それも秋分の日の夜に。偶然でしょうけど何だか不思議です。

            

今朝はどちらも萎れていました。一夜限りの儚い花ですが、月下美人の花は食べられます。酢の物にしたりしますが、私は炒めて食べます。ぬめりがあって美味しいです。もう1論の蕾が咲き終わったら頂きましょう。

来年はもっと沢山咲かせたいです。

ご覧頂き有難うございました。

      


自宅の花(9月中旬~下旬)

2022-09-22 22:16:53 | 花のブログ

うちの花が咲くのを待っていたので、随分お休みしてしまいました。少し涼しくなってやっと幾つか咲いて来ました。久しぶりに投稿出来ます。

 

                

ヤブラン(キジカクシ科 ヤブラン属) 常緑の多年草

「丈夫で手のかからない植物なので、古くから緑化や造園の植栽材料として広く利用されている。耐寒性と耐暑性が強く、日なたから日陰まで幅広い環境に適応し、病害虫の被害もほとんど見られず、土質もあまり選ばない。日本各地で見られ、秋には黒い実が生る。花被片は6枚、雄蕊も6個。」

                

            

フイリヤブラン                      

                                       

           

ヒガンバナ(マンジュシャゲ)(ヒガンバナ科 ヒガンバナ属) 中国原産の多年草

「秋の彼岸(9月)の頃に、花茎の先に強く反り返った鮮やかな赤い花を咲かせ、秋の終わりに葉が伸びて翌年の初夏に枯れるという、多年草としては珍しい性質を持っている。北海道、東北を除く日本全国に分布する。地下の鱗茎(球根)に強い毒性を有する有毒植物であるが、かつて救荒作物として鱗茎のデンプンを毒抜きして食べられていた。」

ヒガンバナをプランターで育てる人はいないでしょうね。咲いた日に風が強くて、家に入れて撮りました。田んぼのあぜ道や川の土手などに群生しているのを見るのが普通です。

               

            

シロバナヒガンバナ    「白花だが、真っ白の純白の花ではなく、黄色がかったりピンクが入ったりと個体差がある。」

これはピンクが入っていますね。真っ白ではないのが気になりましたが、この説明を読んで安心しました。

            

自然の中で紅白に咲いていたら、見事でしょうね。          

                        

エケベリア 七福神  今年2度目の花を咲かせました。

             

エケベリア ブラックプリンス(黒助) もうすぐ花が開きそうで、待ち遠しいです。

黒い王子様と黒助では随分イメージが違って可笑しいです。    

             

フロックス(オイランソウ)(ハナシノブ科 フロックス属orクサキョウチクトウ属) 一年草、多年草 北米に分布

「和名の由来は、華やかに咲く様子を花魁の姿に見たてたもの、あるいは花の香りが花魁の白粉に似ていることによる。」

真夏にも咲いていましたが、見た目が悪くて載せられず、今頃になりました。

            

ハイビスカス  以前にも載せたものです。涼しくなって又元気に咲き始めました。

                   

 

月下美人も今頃になって蕾が付き、もうじき咲きそうなので楽しみです。

ご訪問下さって有難うございました。