さざんかのゆるゆる散歩

自宅の花、家の近くをゆるゆる歩いて見た花、植物園で見た花などを
載せて行きます。日常の出来事や思い出、経験なども。

近所の花木② (オオデマリ、カラタネオガタマ、ハゴロモジャスミン、レッドロビン)

2020-04-30 20:27:44 | みんなの花図鑑

先日の続きで、近所で咲いている花木はまだあります。

皆さんのお近くにもきっと同じ木があると思いますので、ご覧になって下さい。

 

オオデマリ (スイカズラ科 ガマズミ属)

オオデマリはヤブデマリの花(ガク咲き)が、すべて装飾花(手まり咲き)になったもので、英名はジャパニーズ・スノーボール。

駅近くの歩道に植えられていて、見事な花を咲かせています。

    

4月17日に見たときは、まだ花が薄い緑色でした。咲き進むと白くなります。

  

    

 

  

カラタネオガタマ (モクレン科 オガタマノキ属) 中国原産の常緑小高木

花はバナナのような甘い香りがします。レストランの垣根になっています。

    

 

  

ハゴロモジャスミン (モクセイ科  ソケイ属)  中国雲南省原産の半常緑のつる植物。

花に強い香りがある。

          

       咲き始め 4月23日 ↑ 蕾がピンクなのが可愛いです。

    

この辺りではフェンスに絡ませているお宅が多く、通るときつい芳香がします。

 

  

レッドロビン (バラ科 カナメモチ属) 常緑高木

「レッドロビンはカナメモチとオオカナメモチを掛け合わせた園芸品種で、現在ではこれらの原種よりも数多く出回り、都市部の垣根としてはもっとも一般的に見られる樹種の一つ。」

剪定せずに放置すれば白い5弁の花を咲かせる。

      

普通垣根は刈り込んでしまうので、花を見ることはあまり多くはないようです。

ここはマンションと駐車場の境で伸び放題なので、毎年多くの花を咲かせます。

     

もうここまで咲いたら圧倒されて言葉も出ません。

 

うちの垣根もこの木ですが、初夏と秋に剪定して貰うので花は咲きません。

春の芽吹きは赤くて綺麗です。

        

                     2020年 3/9

今までずっと「カナメモチ」の名前で載せて来ましたが、「都市部の垣根としてはもっとも一般的に見られる」という記述から、これからは「レッドロビン」で投稿しようと思います。本当は自信が無いのですが。

 


近所の花木 (ナツグミ、モッコウバラ、、ナニワイバラ、ウンナンハギ)

2020-04-28 18:39:59 | みんなの花図鑑

前回はハナミズキを載せましたが、今日は今月半ば以降に見た、近所の花木を載せてみます。

 

ナツグミ (グミ科 グミ属)

本州の関東〜中部、四国の山地に自生する落葉小高木で庭木にされることもある。 果実や葉の表面には、うろこ状の毛がある。4〜5月頃に淡黄色の花(正確には萼筒)を咲かせ、果実(正確には偽果)は5〜6月頃に赤く熟して食べられる。 

葉も花(萼筒)も遠目にはソバカスだらけです。食べてたみことがありますが、結構酸っぱい!

  

これは一軒置いて隣の家の木です。

      

これは4月中旬に撮影したもの。

 

         

         実 2018年 5/7

子供たちが好きなお菓子のグミとの関係は?

「グミは、果汁などをゼラチンで固めたドイツ発祥の菓子の一種である。 名称はドイツ語でゴムを意味するGummiに由来する」そうで、グミの実とは関係ないようです。

 

モッコウバラ (バラ科 バラ属) 中国原産

常緑つる性低木。枝には棘がないため扱いやすい。開花期は初夏で一期性。花は白か淡い黄色で、それぞれ一重咲と八重咲があり、直径2-3cmの小さな花を咲かせる。 黄花の一重や白花には芳香はある。
一般的にモッコウバラといった場合には、黄色の八重咲を指す。 

   

これも同じお宅のフェンス。小さい花ですが優しい色に癒されます。

 

ナニワイバラ

ナニワイバラは中国・台湾の原産で、本州の南部・四国・九州で野生化しているつる性の常緑低木。バラの原種の一つで、名前の由来は、難波商人によって日本に持ち込まれたことによる。

5月上旬に、多くの葉のつけ根から、大きさ7cm位の純白で5弁の花が一輪づつ咲く。成長力は旺盛だが、一季咲きで、花期が短い。
花後は棘のある青い実が次第に膨らんでゆき、色も黄、橙、赤茶色へと、推移してゆく。大きなトゲがある。

向かいのお宅で今を盛りと咲いています。毎日沢山の花弁がが散るので、掃除が大変です。

そこの奥さんがいつも謝ってくれますが、お互い様ですし、花を見せて貰えるので有難いです。

    

          

 

ウンナンハギ (マメ科 ハナハギ属) 落葉低木

中国の西南部、四川省から雲南省、チベット自治区の東部に分布している。枝は細く、稜がある。3月~4月頃、葉腋から長い花梗をのばし、総状花序にピンク色から白色の蝶形花を咲かせる。

これも向かいのお宅の木です。ピンクの花がとても綺麗です。

よそで見たことがありません。きっと珍しいのでしょうね。

   

望遠で撮ったてっぺんの花です。一つの花柄に沢山の花が咲いて豪華です。

 

近所に色んな花があるのは本当にラッキーです。

 


近所のハナミズキ 八重咲きもあった!

2020-04-26 20:49:30 | みんなの花図鑑

今、街中のハナミズキが満開ですね。桜より花期が長く見応えがります。

今日はこの辺で撮ったハナミズキの花をご覧下さい。

 

ハナミズキ (ミズキ科 ミズキ属) 別名アメリカヤマボウシ アメリカ合衆国東岸原産の落葉高木

花期は4月下旬から5月上旬で、葉に先立って白色や薄いピンク色の花をつける。但し、花弁のように見えるのは総苞で、中心の塊が花序である。実際の花は、4弁の直径5mm程度の目立たない花が集合して、順次開花する。秋には赤い実を付ける。

「1912年、当時の東京市長が桜の苗木6040本を米国へ贈った返礼として、大統領から1915年にハナミズキ60本が届けられた。白花の苗木が40本、ピンク花の苗木が20本だった。白の苗木は日比谷公園、小石川植物園など16カ所に分植され、そのうちの2本が都立園芸高校に植樹されたが、今その原木はその高校そに1本しかに残っていない。」

 

 

あれ、花が咲いてる!真ん中を見て下さい。

     

      4本の雄蕊と雌しべが1本見えます。花が開いているのを初めて見たので嬉しい!

    

   

このように撮ると、少し和風に見えますね。

 

 

赤花は綺麗で大好きなのに、うちの土に合わなかったのか、枯れてしまってそれきりです。

    

家まで華やかに見えます。

 

そういえばうちの隣に普通と違うハナミズキがあるのを思い出し、見に行きました。

やっぱり普通の花と違います。

     

あっ、もしかしてこれは八重咲きか!でも白い部分は苞で花弁ではないのに…?

調べたら、「苞が4枚以上あるので便宜的に八重と呼んでいる」のだそうです。

花の部分(おしべ・めしべ)の多くがして弁化することにより、「八重咲き」と言われるものに変異する。
その為、生殖機能は極端に落ちて、果実が出来なくなる。

  

ハナミズキに八重咲きと呼ばれる物があるなんて知りませんでした。

        

今回はハナミズキについて色々発見があって、面白かったです。

 


載せ遅れた近所の花達② 

2020-04-24 23:52:21 | みんなの花図鑑

風邪は治っているのに今一元気が出ませんが、今日は載せるのが遅れて気になっていた花を載せてしまいます。

これでやっとかなり追い着いて来ました。主に小型の花を見た順に載せています。

詳しい説明は省いているので、さらっと見て頂けば十分です。

 

ユーフォルビア・マチーニ (トウダイグサ科 トウダイグサ属) 常緑多年草

    

凄い花付きですね。

 

フイリツルニチニチソウ (キョウチクトウ科 ツルニチニチソウ属) つる性の多年草

    

勿論斑入りでないのもあります。

 

  

クリーピングタイム(ヨウシュイブキジャコウソウ) (シソ科 イブキジャコウソウ属)

 

ローズマリー (シソ科 マンネンロウ属) 常緑低木

皆さんご存知のハーブです。

 

   

ネモフィラ ’インシグニスブルー’ (ムラサキ科 ネモフィラ属)

 

   

シレネ・カロリニアーナ (ナデシコ科 マンテマ属)

しいちゃんが載せておられましたね。

     

 

           

カンパニュラ・ベルフラワー (キキョウ科 ホタルブクロ属)

和名はオトメギキョウ

 

  

エケベリア 花うらら (ベンケイソウ科 エケベリア属) メキシコ原産

丸みを帯びたブルーグリーンの葉 のエッジが赤く縁取られる。花は黄色の可愛いベル型。

         

これはクロホウシの花が咲いていた植え込みにありました。

クロホウシの花もまだ咲いています!

 

体調が戻るのをゆっくり待っているところです。

ご心配下さった皆様、有難うございました。

 


載せ遅れた近所の花達 (スノーフレーク、ツルバキア、ソラマメ、カラーなど)

2020-04-20 16:05:53 | みんなの花図鑑

16日の夜から喉が痛くなり、翌日気管支も痛くなって来たのでお医者さんにかかりました。それなのに18、19日とひどくなって、ダウンしてしまいました。その間皆さんにいいね!やコメントも出来ず、すみませんでした。

今は季節がどんどん進み、載せていない花もあったので焦りました。今日はやっと楽になったので、遅ればせながら編集に取り組みました。白~薄い色の花を集めてみたので、ご覧下さい。近所で見た物ばかりです。

 

 

ツルバキア・ビオラセア (ネギ科 ツルバキア属) 南アフリカ原産の多年草

           

 

      

イベリス (アブラナ科 イベリス属) 地中海沿岸に分布

スペインの昔の国名、イベリアに由来。

 

   

スノーフレーク (ヒガンバナ科 スノーフレーク属)中央ヨーロッパ~地中海原産の球根植物

                                                           

      

       

             

 エンドウ (マメ科 エンドウ属)

古代オリエント地方や地中海地方で麦作農耕の発祥とともに栽培化された豆

さやの固さにより、硬莢種(こうきょうしゅ)と軟莢種(なんきょうしゅ)がある。硬莢種はその名の通り莢(さや)が固く、主として完熟して乾燥した豆を収穫して利用する。花は紅色である。軟莢種は莢が柔らかく、未熟な莢をサヤエンドウとして利用したり、成長を終えて乾燥前の生の豆をグリーンピースとして利用する。花は白いものが多い。スナップエンドウは軟莢種の中でも豆が大きく成長しても莢が柔らかく、豆と莢の両方を野菜として利用できる品種である。 

    

          

                       赤花     2019年 12/27

 

       

ソラマメ (マメ科 ソラマメ属) 地中海、西南アジア原産

インゲンマメが普及する以前、ソラマメは古代エジプトやギリシア、ローマにおいて食されていた。

莢が若いうちは上(空)を向くのが名前の由来。

                                                 

 

   

カラー (サトイモ科 オランダカイウ属)  南アフリカ原産の春植え球根

白い部分は仏炎苞 黄色の部分は肉穂花序。

オランダ船により運ばれて来たので、阿蘭陀海芋と呼ばれる。

  

 

        

          シンビジウム       

 

        

ツタバウンラン (オオバコ科 ツタバウンラン属)

ヨーロッパ原産で、北海道から本州に帰化している。 匍匐性で開花期は初夏から夏。茎は赤みがある。花は唇形で、薄い青紫色をしており距(きょ)がある。

 

まだ追い着きませんが、又次回に。ご覧下さって有り難うございました。