よっちゃんの独り言

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親鸞旧蹟めぐり(4)

2016年02月14日 | 親鸞旧蹟めぐり
今回は那珂市の二十四輩第14番霊場「阿弥陀寺」、東海村にある同じく第14番「願船寺」、那珂市の第19番「上宮寺」、常陸太田市の24番「西光寺」、15番「枕石寺」、常陸大宮市の第21番「常弘寺」を訪ねた。

阿弥陀寺(大谷派)だ、開基は「定信房」
那珂市額田の旧太田街道沿いにある




立派な山門だ




このしだれ桜は毎年見事な花を咲かせ、NHKなどで放映されていると坊守が説明してくれた


同じく14番霊場の「願船寺」(大谷派)へ
開基は阿弥陀寺と同じく「定信房」


見事な大銀杏


本堂だ




本堂側から見た山門
地震のためか柱が傾斜しているように見えた


直接住職から立派な御朱印をいただくことができた

那珂市にある第19番の「上宮寺」へ
本願寺派で開基は「明信房」
住職に本堂内に案内され、寺の略歴等説明を受けることができた
立派な山門

本堂だ


常陸太田市へ
第24番「西光寺」(大谷派)開基は「唯円房」
水郡線「谷河原駅」のすぐそばにある






常陸大宮市野上にある「本泉寺」も第24番、開基も同じく「唯円房」だが本泉寺は本願寺派だ

第15番「枕石寺」(大谷派)、開基は「入西房」へ
常陸太田市内から旧太田街道を南下、河合のT地路を右折300m先を左折した所にある


この寺は枕石寺物語として有名だ

その昔、降りしきる雪に困り果てた親鸞が一夜の宿を願ったところ門前払いにあい石を枕に一夜を過ごしたと
現在その石は不明だ、住職も不在で真意はわからなかった
庫裡はきれいに清掃されており、山田川に面した本堂は静かな佇まいだった


地震の影響か本堂は後ろに傾いているように感じた


第20番「常弘寺」(本願寺派)開基は「慈善房」
常陸大宮市石沢にある
大きな幼稚園も経営されていた
山門から本堂を望む


本堂だ


駐車場から


今回の巡りでは2ヶ寺で不在のため御朱印をいただけなかった 再度訪問したい

さらに阿弥陀寺のしだれ桜は是非とも訪ねたい























親鸞旧跡めぐり(3)

2016年01月09日 | 親鸞旧蹟めぐり
新年早々だったが時間が空いたので親鸞旧跡めぐりに出かけた

今回は鉾田市の第3番「無量寿寺」、ひたちなか市の第21番「浄光寺」、水戸市の第12番「善重寺」を訪ねた

無量寿寺は鉾田市鳥栖にある、「順信房」を開基とする「本願寺派」の寺院だ


山門が立派だ


こんな急石段


門が見事


本堂だ


この時期まだ「ゆず」が


若い坊守さんからご朱印をいただいた


ひたちなか市館山にある浄光寺へ
もとは那珂湊市館山だ、その昔水戸光圀の命で寺社の整理が行われ、この館山地区に7ケ寺がまとめられた

浄光寺の立派な門


本堂だ

浄光寺は「幡谷の唯信房」を開祖とする「本願寺派」の寺院だ


ここでもご朱印をいただいた

7ケ寺の中に私がたいへんお世話になったお寺があり、久しぶりに訪問した

「清心寺」だ

あいにく住職、坊守さんは不在だった

副住職が丁寧に対応してくれた

副住職から「迷いを生き抜く」という言葉をいただき感服した

水戸市の第12番「善重寺」に向かう
善重寺は「善念房」を開基とする「大谷派」の寺院だ
見事に掃き清められていた




縁起を撮ったのだがよく見えない


太子堂だ
聖徳太子を祀る堂で浄土真宗のお寺で多くある


家紋は「三つ葉葵」だ


帰り際、こんな碑が


住職の帰りを待ってご朱印をいただいた、若い丁寧な住職だった

これで11寺の参拝を終えた、あと13寺だ





親鸞旧蹟巡り(2)

2015年09月28日 | 親鸞旧蹟めぐり
親鸞の旧蹟24輩めぐりの第2弾!

石岡方面に出かけた

旧新治郡八郷町柿岡にある「如来寺」へ




如来寺は24輩第4番の「霞ヶ浦御草庵跡」

若い副住職と思われる方が本堂へ案内してくれた

参拝のあと、寺の由緒を聞き「略縁起」をいただいた。

ここ柿岡で昼食をとった

地元で有名な「かまたやそば店」だ


昨年、NHKの「鶴瓶の家族に乾杯」で撮影されたお店だ

そばの香りをしっかり味わえた、美味しかった

このあと笠間市(旧友部町)へ向かう

途中に「善光寺楼門」の看板が


中には仁王様がいる立派な門だ


この門から奥に見える石段を登ってみた

廃墟と化した本堂があった

なぜこのままにしているのかなど様々な疑問が浮かんだ

廃墟の撮影もしたがここには載せられない

霊を感じるような異様さだからだ

気になる方は直接見てほしい


笠間市大田町にある24輩第22番の「唯信寺」へ




「しだれ桜」が有名な寺院だ

若坊守が本堂へ案内してくれた

ここでも参拝のあと略縁起の説明を受けた

人様を導こうとする意識をしっかりと持たれ感銘した

24輩巡りはさらにつづく・・・
















親鸞聖人旧蹟めぐり(1)

2015年01月29日 | 親鸞旧蹟めぐり
昨年から親鸞聖人の高弟子達24人が興したと言われる寺院二十四輩めぐりを始めた。

浄土真宗の開祖「親鸞」は1214年(鎌倉時代)に流罪に処せられていた越後から関東に移された。

越後から信濃、上野、下野、武蔵国を経て下総に出、常陸の国に落ち着いた。

二十四輩旧蹟寺院はさらに細かく分類すると30寺を超え、親鸞の影響の大きさを知ることになる。

本巡りでは二十四輩寺院の一つである第二十三番「水戸信願寺」発行の「親鸞聖人関東旧蹟巡拝集印帳」により巡拝を始めた。

すでに昨年、水戸信願寺、二十四番「本泉寺」の参拝を済ませた。

今回は、茨城県西地域の寺院である「報恩寺:常総市」「東弘寺:常総市」「西念寺:坂東市」「妙安寺(三村):坂東市」の4寺院を訪ねた。

第一番報恩寺(下総報恩寺)では、残念ながら本堂での参拝はならなかったが、坊守(浄土真宗での住職の妻の呼称)さんに御朱印をいただくことができた。

今に伝わる寺院の崇高さを感じることができた。




続いて常総市の第九番東弘寺に。

住職は不在だったが、坊守さんが本堂に招いてくれた。

立派な御朱印に感謝し、ご本尊に頭を垂れ由緒の説明を受けた。






坂東市の第七番西念寺へ。




西念寺では庫裡の改修工事を行っていた。

それでも坊守さんが本堂に招いてくれ、お茶の接待まで受けた。

体調不良で救急車で入院、一昨日退院したばかりとの体で懸命に話をしていただいた。

ありがたい。

そこへ住職さんが戻り、いろいろな話を聞くことができた。

ご夫妻の写真を撮らせていただいたが、ここに掲載はできないだろうな。

丁寧に感謝の言葉を述べ西念寺をあとにした。

坂東市の第六番妙安寺(三村)へ。
第六番妙安寺は複数有り、群馬県前橋市、茨城県境町にもある。

今回は三村の妙安寺を訪ねた。

入り口を逸れ奥の駐車場に止めた。
それが正式な参道と聞かされ、立派な山門をくぐることができた。


住職さんに本堂へ招かれ、寺の縁起や東日本大震災直前に落慶した本堂、客間などを見学させていただいた。

江戸時代の古地図に描かれている見事な「しだれ桜」の古木も拝見することができた。


今回の巡拝では住職さん坊守さんの気さくな人柄に接し、温かい歓迎を受けた。

感謝。