よっちゃんの独り言

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新盆(初盆)

2014年08月15日 | 日記


6月に亡くなった父の新盆を営んだ。

お盆とはもともとは仏教用語であるサンスクリット語の盂蘭盆(うらぼん)、盂蘭盆会(うらぼんえ)から来た行事だそうだ。

この地方では、新盆を迎える1週間ほど前から祭壇の飾り付けを行い、お盆を迎える準備をする。

縦長の「住吉」とか呼ばれる提灯を一対飾り、親戚などから贈られた盆提灯を並べた。

位牌を中心に生花を飾り、賑やかに灯を点す。


13日が来た。

昼前、菩提寺の住職が訪れ法要を行っていただいた。

兄弟や家族が揃い、法要に続き説教があった。

浄土真宗はおおらかな宗派だと。

一例を挙げれば

お線香のあげ方で、葬式等では1本を立ててあげるが、

浄土真宗では「香炉の大きさにより1本を半分で折り、横に寝せてあげる」ことが正当なやり方だと。

そういいながら、「ほとんどの人が立ててあげている場合はあえて寝せなくとも良い」、なぜなら香炉が混乱するからだと。

また、「香をつまんであげる場合、必ず1回にする」、「額に当てるようなことはしない」なども浄土真宗の作法だと。

この時とばかり住職とざっくばらんな話をした。

この日、大勢の方のお参りを受けた。

夜まで慌ただしい一日だった。

あらためて父親の存在を思い知った一日だった。