よっちゃんの独り言

日々の感想を独り言で発信しています

「雪村」の足跡を訪ねて

2013年12月03日 | 日記
今日は美和教育委員会主催の歴史講座に参加した。

目的は現在の常陸大宮市村田地区出身で室町時代後期の禅僧「雪村」である。

雪村は画家で人物画、花鳥画、山水画などに独自の画風を樹立し我が国水墨画史に特異な地位を築いた。

名前は「雪村周継」といい、若い頃、常陸太田市の正宗寺で修行したと伝えられている。

まず、「雪村筆洗いの池」を訪ねた。






講師の話では、現在の場所が本当かどうかは不明だが、このあたりであることは間違いないとのこと。

見学中も、数人の見学者が車を駐めていた。

次に訪ねたのが「五輪堂」
ここは雪村が住んでいた所と言われている。
古い五輪搭が建っていた。


常陸太田市稲木町にある雪村碑を見学した。

地震で倒れたのかコンクリートで補強されていた。

大きな文字で「雪村」と刻まれている。


この場所は「西山研修所」に登る坂の途中にあり、ひっそりとあった。

最後に常陸太田市増井町にある「正宗寺」を見学した。


現在の住職が懇切丁寧に説明してくれた。

目的は雪村が書いたと言われる「滝見観音図」を見ることだったが、特別の日しか公開できないので公開

する日に見てほしいとやんわり断られ見ることはできなかった。

しかし、この寺には佐竹一族や水戸徳川家などに関係する人の墓があった。

水戸黄門で有名な「助さん」こと「佐々宗淳」の墓があることでも有名だ。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿