ご無沙汰しております。
ぐうたらを絵にかいたような生活を送っている相原です。
私は酒類を全く飲まないのですが、今年は忘年会のお誘いが多く、現在2/5を消化済みです。
1回毎の金額は、それほど高価ではないのですが、重なると厳しいですね。
世の中の2次会、3次会と飲める方の懐がうらやましいです、ハイ。
さて、いつも花月園でお世話になっている
こちらの方と、このカツミ製ED70の真鍮製バラキットを「一緒に組み立てる」事になりました。
久しぶりの電気機関車のキット組、しかも今回は交流機関車です。
これですね。
元々このキットは「
子供の頃の祖母との思い出」から中古販売店で購入したもので、ED70自体は全く見たことが有りません。
なので、まず初めにED70について調べる事にします。
最近は便利な世の中で、インターネットで写真が見られたり、情報がとれたり。
このカツミ製のキットは、組立説明書に書いてあるように「初期型:電暖無し、スポーク車輪」の仕様になっています。
しかし重連総括制御は殆ど使用されず、比較的早い時期から電暖を搭載した様です。
この後、前面扉が埋設され、それに伴い窓位置が上側に移設されました。
後に続く方のために(多分、居ないよなぁ)、このキットと実機の相違点を、ちょっと整理しますね。
まず初期の頃には・・・
(1)前面尾灯内側に手すり追加。
(2)重連総括用ジャンパ栓を撤去、穴埋め&電暖ジャンパ追加
(3)スノウプラウ取付(実車は2種類あるようです)
(4)運転台窓にデフロスタ取付
(5)側面雨樋延長
(6)電暖表示灯取付
中~後期には・・・
(1)前面貫通扉埋設及び窓位置変更。
(2)側面、乗務員室扉変更(原型のプラグイン→通常型へ)
(3)車輪をスポーク→プレートへ。
(4)ワイパー変更(原型の車両もあったようです)
(5)汽笛カバーの変更
(6)信号炎管の設置
また工作上で考慮するべき個所としては・・・
(1)切り抜きナンバーをどうするか?
(2)屋根上の塗り分け(晩年なら保存機と一緒にする)
(3)屋根上及び床下器具については、資料が殆ど無いので、キットそのまま。
(4)車体下端及び台車のステップを追加する(台車は無理かな)。
ここまで来て、ED70は現役が短かった割には、改造箇所が多く、難しい車輌だということに気付かされました。
・・・あ、これ、全部やる訳じゃないですよ!
無理ですから!特に前面の窓移設なんて難しすぎる!
あくまで趣味ですから。
鉄道模型工作は人生修業の場ではありませんので(キッパリ)。
というわけで、序章その1でした。
その2に続く。