相原言の『日々是好日』

日々の生活での出来事や鉄道模型工作、写真撮影等を日記と備忘録を兼ねて綴っていきたいと思います。

夜景撮影(ライブコンポジット)

2015年09月27日 21時57分51秒 | 撮影紀行
先日の連休、9月20日に職場の同僚と夜景撮影に出掛けました。

職場で、事実上「たった二人の写真部」ですが、ほぼ月一回のペースで撮影会を実施しています。

今回はお台場海浜公園で夜景撮影でした。
実は私は、このお台場に殆ど行った事がなく、都心の一等地に戸建て住宅をお持ちのCさんに案内をお願いしました。

新橋から「ゆりかもめ」で台場で降ります。
機材はE-M1にM.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO、三脚一本です。

かの有名なTV局の前です。

一応、ゆりかもめが絡んでいますが、全然、目立ちませんね。

到着したころは、高層ビル群の間に夕陽が沈んでいくところでした。

ぎりぎりのタイミングでした。

夜に輝く電飾。

まだ輝いていません。
この手の電飾は夜間の輝きが眩しい半面、昼間はシラけた雰囲気ですね。

自由の女神もライトアップされ始めました。

自由の女神が傾いているわけではありませんよ。

今回の夜景撮影で、どうしても確認しておきたい機能がありました。
その機能は「ライブコンポジット」。
本来であれば花火等の撮影に向いていると思いますが、これを飛行機の撮影で使用したく練習の機会を狙っていました。
ここからは三脚を使用して撮影します。

まず、まだ紅色が空に残る状態で。
シャッター優先1/10秒、F2.8、-0.3EV、ISO1000です。

まぁ、そこそこきれいですね。

これをライブコンポジットで撮影します。
今回は使い方を理解していないので、厳密な比較にはなりません。
比較明合成1秒38コマ、F4.0、ISO200

手前の白い帯は、釣り船の移動した光跡です。

もう少し暗くなった頃。
マニュアル4秒、F8.0、ISO200

悪くないです。

比較明合成1秒99コマ、F2.8、ISO200

約100秒の露光です。
空をヘリコプターが2機、飛んでいるのがわかります。
画面が派手すぎて、ちょっと気恥ずかしいくらいの仕上がりです。

ここからは再び手持ち撮影です。

シーンモードの「手持ち夜景(1回の撮影で8コマ撮影して合成)」を使用してみます。
手持ち夜景1/50秒、F2.8、-0.3EV、ISO12800。

こちらもちゃんと写ります(あたりまえか!)

焦点距離が短い(30mm、35mm換算60mm)ので、普通の手持ち撮影も行ってみます。
シャッター優先1/6秒、F2.8、-0.3EV、ISO1600。

強力な5軸手ぶれ補正のおかげです。

最後にカラークリエーターを使用して、藍色を出してみました。
シャッター優先1/6秒、F2.8、-1.0EV、ISO1250。

カラークリエーターを昼間に使用すると、どうもキツイ感じがするのですが、こんな感じならOKですね。

撮影後は、アクアシティお台場にある「ラーメン国技館ご当地麺祭り」で「大阪牛醤ラーメンまこと屋」さんでラーメン(ハーフサイズ)を頂きました。


今回の目的である「ライブコンポジット」は、簡単に美しい(流れる)夜景が撮れる機能だと思います。
ですが、カラークリエーターやアートフィルターの様に、それを使いこなすには、それなりの感性と腕が必要だと思いました。
また、これらの機能を使用しなくても、従来通りの撮影スタイルでも「それなりに」撮れてしまうところは驚きです。

使える機能は有効に活用し、そして振り回されないようにしたいと思います。

※記載した写真と撮影データ、および感想は素人の私見です。
 厄介なコメントはつけないで下さいね。すぐ削除します。悪しからず。(^-^;
コメント (2)
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ひたちなか海浜鉄道~海~鹿島鉄道~夕陽(後編)

2015年09月23日 17時23分28秒 | 撮影紀行
予想より長くなってしまったので、急遽、2回に分けました。

後半です。

陽も大分、西に傾いてきたころ、以前から気になっていた鹿島鉄道の廃線跡を訪問してみることにしました。

鹿島鉄道廃線跡はOM-D E-M1の機能であるアートフィルターの「ラフモノクローム」で撮影してみました。
私としては「ちょっと強すぎるかな」とも思いますが、普通に撮ると妙にきれいで現場の雰囲気が伝わらないと思ったので、使ってみることにしました。
ご覧になって感想等あればコメント頂けると幸いです。

まずは借宿前駅跡。

こうやってみると「整備されている」感じがしますが、奥は雑草の壁となっており、全く進むことが出来ません。

近くの踏切にはレールが残っています。
切断されたレール。

レールの間には土が詰まっていて、またレール全体が土に埋もれています。
この上を、気動車が走っていたことは間違えないのですが、今はその面影はありません。

境界杭。

線路脇で静かに列車を見送っていた彼。今は役目を終えて、また静かに草に埋もれています。

この駅に電灯をともしたであろう引込線。

ぷっつりと切断されて8年余り。
2度と電気が通ることはありません。


再び車を走らせ八木蒔駅跡へ。

こちらは地元の方が通路として使用しているようで(予想ですが)、路盤部分に雑草はありません。
しかしホーム上は、ご覧のとおりです。

待合室跡。

鹿島鉄道でよく見るタイプの形状です。

待合室に残されている旅客運賃表。

黒板による手書き式です。にわかに信じがたいです。

反対側から。

ホームから植物があふれています。
いずれ、このホームもこいつらに呑み込まれてしまうのでしょう。

大分蚊に刺されたので、最後の撮影地、霞ヶ浦に急ぎます。

紅に浮かび上がる筑波山のシルエット。

湖面の反射もきれいです。

そんなところに飛行機が。

茨城空港に着陸進入するSKY機です。

一日(昼間)の終わりにだけ見られる、紅と藍が交じり合う美しい風景。

楽しかった1日を振り返り、こうしてここにいられることを感謝する、そんな一瞬です。

また撮影に行きましょうねぇ~。
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ひたちなか海浜鉄道~海~鹿島鉄道~夕陽(前編)

2015年09月22日 23時43分35秒 | 撮影紀行
連休も最終日。
明日から仕事だと思うと、どこからともなく「サザエさん」のメロディが聞こえてくる・・・わけないか。
でも、そんな気持ちにさせる連休最終日。
皆さん、いかかでしたか?

え、私?
実によく遊んだ連休でした。

新型レンズ投入後、自分としてはかなりハイペースで撮影に出掛けております。
今回は茨城県方面へ、風越龍さんと出撃してきました。

まずはひたちなか海浜鉄道。
刈り取りの終わった田んぼの脇を、ディーゼルカーが軽快に走り抜けます。

好きですね、こういう風景が。

当日の天候のイメージはこんな感じ。

日差しが強く気温も高く「爽やかな秋晴れ」とはいきませんでしたが、気持ちの良い撮影が出来ました。

横からのショット。

もうちっと何とかならないかなぁ~(←下手だという意味です)。

今まで訪問したことがなかった阿字ヶ浦駅に出掛けます。


撮影のためにホームに立ち入るため、入場券を買い求めます。


駅本屋寄りの線路は使用されていません。

枕木に残された犬釘から、かつてそこにあった分岐器の跡がしのばれます。

7両編成の列車が停車できたホーム。

現在は2両分しか使用されていないとか。かつて上野駅から臨時急行「あじがうら号」が運行されていた名残だそうです(ひたちなか海浜鉄道株式会社HPより)。

今は使用されなくなったホーム部分に残る乗車位置を示すペイント。

臨時急行「あじがうら」号の乗車を待つ人たちが、真夏の夕陽に照らされながら列車を待っていたのでしょう。

終着駅に必ずある終点。

この先は何があるのでしょうか?

ここでgoogle mapを調べていて発見したのですが、ストリートビューで阿字ヶ浦駅の構内(軌道内)を歩く(見る)ことが出来るんですねぇ。恐るべしgoogle。
こんな機能があるなら、廃線跡とかのストリートビューがあれば面白いのに。

構内にはこんなものもあります。

給水塔。
よくみると手前にピットと思しき遺構もあります。

かつてキハ58系が停車したであろう線路で出発を待つキハ3710(ミナト)です。

逆光ですが、こんな写真が「サラサラ」っと撮れてしまう最近のカメラに驚いている私は古代人でしょうか。

阿字ヶ浦駅を後に、近くの海岸(阿字ヶ浦海水浴場)へ出掛けます。
途中、旅館や民宿が沢山あり、盛夏時の賑わいを想像しながら、車を走らせます。

海。

当日はやや波が高い状態で、海岸線より離れて撮影していても、波しぶきがかかる状態でした。
愛機E-M1をかばいながらの撮影です。

外洋をのんびり船が行きます。

大瀧詠一の「スピーチバルーン」という曲を思い出して、口ずさんてみました。

この後、大渋滞に巻き込まれながら那珂湊駅まで車を進め、構内を軽く見学します。

購入を進めているJR東海の気動車があります。
こいつらが本格的に稼働したら、キハ20等の旧型車はすべて一掃されてしまうのでしょう。

さぁ、まだまだ撮影は続きます。
どうぞ、チューニングはそのままで!
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夏の終わりに2

2015年09月13日 22時09分23秒 | 撮影紀行
だいぶ、過ごしやすくなってきましたね。

皆さんお元気ですか?

先日、ドナドナされた「ED12-60mm F2.8-4.0 SWD」の最終運用で小湊鉄道に行った際の1枚です。


青い空、白い雲、山の木々の緑、稲穂の黄金色、そしてキハ。
てんこ盛りですが好きな1枚です。

そろそろ模型も、来年の5月の運転会に向けて、製作にかかろうと思います・・・・。
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夏の終わりに

2015年09月06日 00時25分29秒 | 撮影機材
ようやく暑さも峠を越えたようで、本当に「ほっ」としています。

先日、海外出張から帰ると、部屋に白い箱が。

この箱は、以前にも見たことがある。
なにか危険なニオイがする!

中から出てきたのは・・・・


そして、本体に装着。

「M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO」でございます。

やってしまいました。
最近「我慢」というものが出来なくって。
えぇ、借金戦隊ローンレンジャー第3編成です。
ちなみに今回は12両編成でした。

でも、残りの人生もあまり長くないので「銭金で解決できる問題は適当に解決して、楽しまなくちゃ」とも思っています。

本体に装着したところ。

かっこいいです。

このレンズの代わりにドナドナされていった「ZUIKO DIGITAL ED12-60mm F2.8-4.0 SWD」

我が家に来てから、ちょうど1年間の活躍でした。
E-510を使用していたころからのあこがれのレンズで、実際に使ってみて、その性能の高さは噂通りでした。
本当に良いレンズでしたので、E-M1側のAFがせめてE-5程度まで早ければ、何の問題もありませんでした。
換算24~120mmも鉄道撮影にはぴったりでした。
本当に残念です。

そしてこの日をもって、我が家からZUIKO DIGITALの灯が消えました。
E-510時代から約8年間の活躍でした。

これからも積極的に撮りますよ、いろいろと。

追伸:沼ではありません。交換ですから。(^-^;
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