#海賊版の話は今回お休み。あまりに衝撃的だったので書かずにいられなかったのです。
普通のゲームだけでなく、脳トレに始まり料理ガイド・英会話・漢検・一般常識など多種多様な
ソフトが乱立しているニンテンドーDSのソフト群ですが、その中に新たに加わるソフトが
相田みつを!
タッチペンで毛筆の文章を書けば貴方も相田みつを気分!!
…誰ですかこんなこと思いついたの…
#海賊版の話は今回お休み。あまりに衝撃的だったので書かずにいられなかったのです。
普通のゲームだけでなく、脳トレに始まり料理ガイド・英会話・漢検・一般常識など多種多様な
ソフトが乱立しているニンテンドーDSのソフト群ですが、その中に新たに加わるソフトが
相田みつを!
タッチペンで毛筆の文章を書けば貴方も相田みつを気分!!
…誰ですかこんなこと思いついたの…
今日は2回目。海外における海賊版の実例について実体験話を。
…とは言っても、2年前の台湾の話ですが。
私は2年前、仕事で台湾に都合20日間ほど滞在していたので、その時の話です。
一昔前は海賊版の宝庫というイメージのあった台湾ですが、今ではその市場価値を認められたか
CD・DVD・書籍では大手メーカが直接出したり、またはライセンス貸与の形で出したりと正規品が
充実しています。価格はCD・DVDなら日本の3分の1、書籍なら日本の半値前後といったところで、
このあたりは台湾の物価に合わせてあります。PC・ゲームソフトについても同様なのですが、
コンシューマゲームソフトや洋ゲー、OS等のソフトは本国の価格とほとんど変わりません。
例えば発明工房(日本語タイトル「蒼い海のトリスティア」)が2000円程度で売られているのに、
Age of Mythologyが9000円だったりとあまりのギャップに苦笑してしまいました。
…さて、では台湾から海賊版が駆逐されているのかといえば、さにあらず。
日本のメーカが台湾で出してくれないソフトが海賊版で溢れかえっているのです。
具体的には「ドラマ」と「エロ」(笑)。
前者は日本で放送中のドラマがそのままDVDに焼かれたものが普通に棚に並んでいたりします。
後者については、台湾の法律がそうさせているのか正規の店にアダルト作品はほぼ存在せず
(一応成年コミックやアダルトノベルの正規品(もちろん日本の作品ですが)はあるのですが、
一般の本屋には置かれていない模様)、日本のAV・エロゲのコピー品を専門に取り扱う店が
存在するのです。
…台北駅正面の馬鹿でかいビルの中で堂々とテナント持ってますが(笑)。
ちなみにエロゲのコピー品はどれでも1本500円程度。しかもご丁寧に
「プレイしたかったら日本語フォントインストールしろ」
という但し書きが書いてあったり。客も結構いて(もちろん現地の人ばかりで、日本人は私一人でしたが…)
繁盛しているようでした。
…というわけで、台湾では
「正規品があればちゃんと買う。正規品がないからコピー品を買う」
って感じだったでしょうか。まあエロものの正規品化はいろいろな理由で難しいでしょうから、
この状況は当分変わりそうにもないでしょうけど。
「10年前の日本で考える現代中国の違法コピー事情」という非常に興味深い記事を見かけたので、
今週はこの話に関連したネタを数回に分けてお送りします。
まず1回目は「昔の日本はどうだったのか」という点から。1992年の違法コピー率が92%という非常に
高い数字になっていますが、まあ大体本当です。当時私もPC-9801DA2(当時の最速CPU、i386DXを
積んでいましたが、それでも動作クロックは20MHzでした)を所持していましたが、当時のソフトはとにかく
高かったのです。ゲームソフトなら7800~12800円、ワープロソフト・表計算ソフトなら安くて3万、
業務用の専門系ソフトなら10万で当たり前という時代でした。
何故こんなに高かったのか? 当時のメーカの言い分はこうでした。
「販売数の10倍は違法コピーされている。だから高額にしないと元が取れない。
もし違法コピーが無くなれば価格は10分の1に出来る。」
残念ながら、その言葉が本当だったのかどうか確かめるには少々時代が変わりすぎてしまったようです。
確かに数千円で統合オフィスソフトや専門ツールソフトが買える時代にはなっていますが、それは
違法コピーが減ったから、よりも廉価ソフト専門メーカや高性能フリーウェアの存在が大きいからでしょう。
…昔も今も変わらないのは、ゲームの値段でしょうか。もっとも、昔は手の込んだゲームはPCの
専売特許だったのですが、今ではPCよりも安価な値段でゲーム専門の高性能機が何台も出る
世の中ですが。
当時持っていたソフトは「HARMONY」(5万円、一太郎とLotus1-2-3のセット品。当時としては破格の廉価ソフトだった)、
「遙かなるオーガスタ」(12800円、元祖ポリゴンゴルフゲーム)など。あらためて当時のソフトの高さを
思い知らされます。
その中で一番興味深いのはHDDの交換記事でしょう。
2.5インチのシリアルATA HDDしか使えないのでちょっと高く付くのが難点ですが、
容量が大きくて困ることはないので、PlayStation3を購入したら是非交換してみたいところです。
本日11/11はPlayStation3の発売日でしたが、転売屋大活躍な予想通りの展開だったようで。
私はと言えば、予約する機会もあったのですが、年内発売のソフトで欲しいと思ったの
は麻雀格闘倶楽部くらいのものだったので、今買う必要もないと見送りました。
さて、年内に店頭在庫があるような状況にエンカウントできるでしょうか? ちょっと興味深いです。