海岸にて

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「1時間の説明で、多額の予算を費やす価値があることを理解してもらうことは可能だろうか」〈ネイチャー誌

2009-11-29 | 政治〈国内〉

【事業仕分け】「革命的だが改善必要」英科学誌も論評 2009.11.26 21:53  

 科学技術関連予算が大幅な削減判定を受けた行政刷新会議の事業仕分けについて、英科学誌ネイチャーは26日付電子版で「日本にとっては革命的と言える取り組み。予算決定の透明性を高め国民参加を進める方向は良いが、やり方は改善すべきだ」とする論評記事を掲載した。

 記事では、科学技術関連の大型事業に対する厳しい意見について「一般社会の価値観を知る上で、潜在的には有用だ」と評価した。

 一方、仕分け過程については「いくつかの大きな欠点がある」と指摘。大型放射光施設「スプリング8」が大幅な予算削減と判定された例を挙げ「(仕分け担当者の大半を占める)専門外の人々に、1時間の説明で、多額の予算を費やす価値があることを理解してもらうことは可能だろうか」と疑問を呈した。(共同) (MSN産経)

 

 

新報道2001】橋下知事「身を削る姿勢示しマニフェスト修正を」 (1/2ページ) 2009.11.29 18:34  (一部抜粋)

--行政刷新会議の事業仕分けが終わった

 野田氏「次世代スーパーコンピューターについて、蓮舫参院議員が『世界2位では駄目か』と指摘したが、自公政権下の実務者協議ではこんな素朴な質問は出なかったはずだ。その場で政府が説明できなければ、予算を付けないというルールを作るべきだ

 鴨下氏「あの状況で役人が『世界一でないと駄目だ』と断ずることは、なかなかできないはずだ。専門家も含め、冷静に議論できる態勢をつくるべきだ」  (MSN産経)

 

 

 

「ネイチャー」紙が仕分けのシステムについて、「専門外の人々に、1時間の説明で、多額の予算を費やす価値があることを理解してもらうことは可能だろうかという疑問を報じているそうである。まったくその通りだと思う。

世界2位では駄目か』(仕分け人蓮舫参院議員)  野田氏は「素朴な疑問」と言っているが、「稚拙な疑問」といった方がよいと思う。 日本という国が何を拠り所に発展したかということを知っている日本国民ならば、これは誰でもわかっていることである。駄目に決まっている。こんな質問をする蓮舫参院議員の方がどうかと思うが、これを素朴な質問が出たとする野田議員も見識がなさすぎる。

 

そのうえ、野田議員は、勉強不足で無知かもしれない仕分け人にも即分かるように、その場で政府が説明できなければ予算を付けないことにしたいとまで言っている。しかし、物事の重要度は、官僚の説明能力や仕分け人の理解度と、一致するとは限らない。 これでは、民主議員や「仕分け人」の理解レベルそのままの、もしかすると低レベル予算編成国になってしまいかねない。

 

単にコストを減らすことが、政治の役割ではない。間違って重大なことが削減され、変更されてしまえば、それは大失政である。 民主政権や議員らは、「変えなければ変えなければ・・」ということに頭が支配されてしまって、肝心なこと、物事の本質が見えなくなっているのではないか。民主政権にものすごく大きな不安を感じる。

  

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「母から首相側に月1500万円」

2009-11-29 | 民主党

母から首相側に月1500万円=5年で9億円、36億円現金化も-元公設秘書が供述

 鳩山由紀夫首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」をめぐる偽装献金問題で、会計事務担当だった元公設第1秘書が東京地検特捜部の任意聴取に、「鳩山氏の母親から毎月1500万円の資金提供を受けていた」と供述していることが26日、関係者の話で分かった。提供資金は2008年までの5年間で計9億円に上り、うち一部が偽装献金の原資になったとみられる。
 一方、鳩山氏の母親が過去数年間で約36億円を銀行口座から引き出し、現金化したことも判明。特捜部は、現金化した資金が首相側に流れた可能性もあるとみて、解明を進めているとみられる。
 関係者によると、元秘書は母親側から現金で毎月1500万円を提供され、現金のまま金庫などで管理。必要に応じて持ち出し、鳩山氏の政治活動資金などに充てていたという。
 資金提供が母親からの贈与なら鳩山氏に贈与税の支払い義務が生じ、寄付であれば政治資金規正法の量的制限(年間150万円)に違反する可能性があるが、元秘書は聴取に対し、「母親から首相への貸付金だった」と説明しているとされる。
 また、母親が現金化したのは、鳩山家の資産管理会社「六幸商会」の自己名義の口座で管理されていた資金。過去数年間に約36億円が引き出されたという。 
 鳩山氏の母は、大手タイヤメーカー「ブリヂストン」創業者の長女で、同社大株主の資産家。
 偽装献金問題で特捜部は、臨時国会の閉会後、政治資金規正法違反容疑で元公設秘書を在宅起訴する方向で捜査を進めている。(2009/11/26-22:21) (時事ドットコム)

 

 

鳩山氏は知らぬ存ぜぬ「私の知らないところで何が行われていたのか。私自身、大変驚いている」なんて言っているのですが、ママから現金で月1500万円が金庫に入れられていて、鳩山由紀夫(62歳)知らぬ存ぜぬとはね・・。 鳩山氏に関しては、故人(幽霊)献金や政治資金虚偽記載やらいろんな問題が噴出していますが、

この人は、まずマザコンというのか、いまだに母の傘の下にいる子どもなんだろうな。母親から月1500万円が金庫に入れられていたのを、知らなかったなんて、しゃあしゃあと言えるほど。

マスコミの努力のかいあって、未だに高支持率らしいのですが、いったいどういう人がこの人を支持しているのか、興味がある。一般的に女性の多くはマザコンは嫌いだけどね。 

大金持ちという要素は好かれるかも。それにこれだけ「「金銭感覚がルーズ」だと、鳩山氏を持ちあげていれば、なにかと好都合と考える人は多いかもしれない。

「いいかっこしい」な部分をくすぐって持ち上げておけば利用できる、と考える人も多いのだろうなあ。赤字で困っているマスコミとかね。実際「友愛」なるものを掲げて、周辺国にまで利用されきっているし。

この非常時、国会中に「友愛」「鳩山由紀夫」のサインに励む首相かあ・・・・

 

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