「辞職も離党もさせぬ」 小沢氏、石川議員擁護 鈴木代表に意向 (02/06 07:24)
民主党の小沢一郎幹事長は5日、自らの資金管理団体「陸山会」の収支報告書虚偽記入事件で政治資金規正法違反の罪で起訴され、同日保釈された元秘書で衆院議員の石川知裕被告(道11区)について、議員辞職も離党もさせない意向を、新党大地の鈴木宗男代表に電話で伝えた。
小沢氏は、石川議員が秘書時代の虚偽記入で起訴されたことを念頭に「議員ではない時の話で議員辞職と言うのは酷な話だ」と強調。鈴木代表も「今回の事件は当初言われたゼネコンの裏金などと関係なく、お門違いの捜査だった」と述べ、離党も議員辞職もするべきではないとの認識で一致した。
小沢氏は虚偽記入事件で自らは不起訴となったことから、石川議員の擁護姿勢を鮮明にしても世論の批判をかわせると判断したとの見方も出ている。 <北海道新聞2月6日朝刊掲載>
新党大地の鈴木宗男代表は6日、政治資金規正法違反罪で起訴された石川知裕民主党衆院議員(北海道11区)について、北海道帯広市内で記者団に「今の時点では離党や議員辞職は全くない」と述べた。小沢一郎幹事長も同様の認識かとの質問には「もちろんだ」と語った。
鈴木氏は「小沢氏は明快に、これ(石川議員の事件)は秘書時代の出来事だ(と考えている)。しかもこれから裁判をやっていく(話だ)」と指摘した。
社民党が石川議員の自発的辞職を求めていることについては「社民党は言う資格はない。辻元清美国土交通副大臣や、土井たか子前党首の元秘書の例(秘書給与詐取事件)もある。きれいごとやパフォーマンスは要らない」と語った。(2010/02/06-19:56) (時事ドットコム)
「議員ではない時の話で議員辞職と言うのは酷な話だ」・・いやいや、「国会議員の秘書」としてやったことについて逮捕されているわけで、「国会議員」としてあるまじきことでしょうに。どう考えたらこういうハナシになるのか。言葉を弄して、物事をすりかえるのが上手いなあ、この男は。
小沢一郎氏とい鈴木宗男氏といい、政治家の悪いところを凝縮したような人だ。きっと気が合うんでしょうね。 この強権ぶり、どこぞの国の独裁者を思い出してしまう。でも国民みなが、自分たちと同じ感覚だと思わないでほしい。本当に目をそらしたくなるような人々だ。