拝啓・舛添厚労大臣殿
貴方は、次期自民党総裁に、最も支持が多いですね。
しかし、今回厚労省官僚の、説明を鵜呑みにして、
「駆け込み天下り」を、承認しましたね。
その記者会見での無様さは「ブルータスお前もか」
と言いたくなりました。
八月二十九日、厚労省所管の、社団法人国民健康保険中央会
の理事長に、同省出身の前内閣審議官の柴田氏(60)を、
就任させました。
この時期が微妙で、自民党が民主党に、負けるのが確定的となった、
衆議院選挙の前日ですね。
しかも、貴方は記者会見で、「前任者多田前理事長の、
任期切れによる人事で、駆け込み天下りではない」
と言っていました。
しかし、多田前理事長の任期は、来年三月まで有りましたね。
国民健康保険中央会では、前任者多田前理事長の、
健康上の理由と説明しています。
貴方は、無駄遣いの典型、天下りやその天下り先への、
金の流れが、これだけ騒がれていることに、
関心がないのですか ?
それとも、功労大臣として、世話になった官僚への、
置き土産ですか ?
清廉潔白とは言えないまでも、自民党の中では、
もう少しまともな政治家と、思っていましたが、
官僚に答弁書を書いてもらって、そっくりそのまま
国会答弁をする、歴代自民党大臣と、少しも変わらない
ではないですか。
貴方が、自民党政権最後の、汚点になりましたね。
自民党が、自己批判をして、再出発するには、
貴方がリーダーになるべきかも、との期待も有りましたが、
甚だ残念ですね。