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何だったのか郵政民営化

2009年09月20日 | 日本再生

最初、小泉元首相が、郵政民営化を言い出した時は、

国鉄や電電公社のように、民営化して、

税金を投入して、赤字補てんしなくて良くなると思い、

もろ手を挙げて、賛成し注目していました。

所が、郵政の資産売却過程での、不正が明らかに、

なるにつれて、郵政民営化は、本当に国のため、

国民のためにやろうとしたのか、疑問が湧いてきました。

小泉元首相は、民間から竹中平蔵氏を引っ張って来てまで、

何故、あそこまで郵政民営化に、拘ったのかは、

改めて触れるとして、民営移行過程の疑問に、

ついて述べます。

そもそも事の発端は、かんぽの箱物売却に絡んで、

不正が有ったから、社長に再任すべきでないとする、

鳩山元総務相の、発言から始まりました。

その鳩山元総務相側と、それを改革潰しだと反撃する、

中川()氏等の改革派の、対決という構図になりました。

何故、かんぽの売却に絡んだ、不正の責任問題だった

ものが、改革(郵政民営化)賛成か反対かの問題に、

すり変わってしまったのか、その上政府自民党の、

幹部は揃って、喧嘩両成敗等と、言い出しました。

結果として、郵政会社の経営陣の、責任問題は不問となり、

鳩山元総務相の辞任で、決着してしまいました。

この事が、麻生おろしの一因となり

自民党政権信頼に足らずに繋がったと思います。

では、郵政会社が、どんな悪いことをしたのでしょうか?

先ず、驚いたのが、資産売却の過程で、一万円で売却

したものが、買い取った業者は、僅かの期間で、

転売しましたが、その価格が六千万円で有ったこと。

一千万円が六千万円でも、普通の人間なら、

首を傾げるのに、郵政会社や族議員など、何のアクションも、

起こしていません。

更に、次のステップで、二十数億で作られた箱物が、

固定資産評価でも、九億のものが、何と一億台。

これは、ほんの一例にすぎないのです。

自民党の、自称改革派は、これが暴かれた時、

何と言ったか・・・

竹中平蔵氏など、もう引退しているのに、

テレビに出て来て・・・

「郵政公社時代は、税金を投入していたのに、

今では税金を納めているのだから、文句を言うな」と。

冗談じぁない!郵政会社の資産は、国民の税金で、

購入されたものだ。

好き勝手に、処分して良い法はない。

彼らは、郵政改革の名を借りた、国民の資産に群がる、

新しいそして大がかりな、利権集団ではないのか。

鳩山政権は、西川社長に、止めてもらうと言っているが、

このハイエナの、やったことを、国民に開示して、

欲しいものです。

          続く