一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

知る人ぞ知る「新聞の酒」が、西田辺で飲めたりなんかする驚き。 7/11  

2012年07月11日 23時58分45秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 信州銘醸「新聞の酒」大吟醸  大阪市西田辺「旬の酒場さむらい」) 7/11 20:00

 

■2012/7/11(水)

知る人ぞ知る「新聞(しんぶん)の酒」大吟醸が、

大阪・西田辺で飲めたりなんかするから驚きだ。

そのお店は、以前も紹介した「旬の酒場 さむらい」

今日も店内は、満席で大賑わいしていた。

▲「旬の酒場 さむらい」 

 

地元信州では、すでに入手困難だとも聞いた「新聞の酒」は

新酒鑑評会金賞受賞した信州銘醸の大吟醸だ。

その最初の荒走りの部分と攻めの部分だけを集めて瓶づめし、

その瓶にはコストを抑えるため、ラベルも貼らず、信濃毎日新聞でくるんで

それに直接 山田錦39%精米 大吟醸と大きく朱書きだけしてある。

本来中どり部が1万円するものを 最初と最後の部分だからと

1/3程度の格安価格で蔵出ししてくれている。

当然数量は、限られている伝説の酒「新聞の酒」を今夜飲んだ。

 

そんな能書きを話すと となりでビールを飲んでいた女性が、

「え~っ、そんなにすごいお酒なんですか。じゃ、私も日本酒」となった。

「ビールの後だから瀧澤がおすすめかな」と言って瀧澤をすすめた。

刺身と共に「瀧澤」を彼女が口にした瞬間、

「このお酒、美味しい~ 魚と合う~」とその美味しさにかなり感激していたようだった。

これがきっかけになって、日本酒ファンになってくれればいい。

 

私は、次にこれも有名な秋田の銘酒「雪の茅舎」

頂いた。 秋田の名門酒蔵の味わいは、さすがの味だ。

 ▲ 雪の茅舎

平成になって新酒鑑評会の金賞を秋田県一獲得している

齋藤酒造の「雪の茅舎」

まさか西田辺で、これほどレベルの高い銘柄を口にすることが

できるなんて、梅雨明けを忘れてしまっている天にもまして

何もかも忘れてしまいそうな気分だった。

(寅)