( 信州銘醸「新聞の酒」大吟醸 大阪市西田辺「旬の酒場さむらい」) 7/11 20:00
■2012/7/11(水)
知る人ぞ知る「新聞(しんぶん)の酒」大吟醸が、
大阪・西田辺で飲めたりなんかするから驚きだ。
そのお店は、以前も紹介した「旬の酒場 さむらい」
今日も店内は、満席で大賑わいしていた。
▲「旬の酒場 さむらい」
地元信州では、すでに入手困難だとも聞いた「新聞の酒」は
新酒鑑評会金賞受賞した信州銘醸の大吟醸だ。
その最初の荒走りの部分と攻めの部分だけを集めて瓶づめし、
その瓶にはコストを抑えるため、ラベルも貼らず、信濃毎日新聞でくるんで
それに直接 山田錦39%精米 大吟醸と大きく朱書きだけしてある。
本来中どり部が1万円するものを 最初と最後の部分だからと
1/3程度の格安価格で蔵出ししてくれている。
当然数量は、限られている伝説の酒「新聞の酒」を今夜飲んだ。
そんな能書きを話すと となりでビールを飲んでいた女性が、
「え~っ、そんなにすごいお酒なんですか。じゃ、私も日本酒」となった。
「ビールの後だから瀧澤がおすすめかな」と言って瀧澤をすすめた。
刺身と共に「瀧澤」を彼女が口にした瞬間、
「このお酒、美味しい~ 魚と合う~」とその美味しさにかなり感激していたようだった。
これがきっかけになって、日本酒ファンになってくれればいい。
私は、次にこれも有名な秋田の銘酒「雪の茅舎」を
頂いた。 秋田の名門酒蔵の味わいは、さすがの味だ。
▲ 雪の茅舎
平成になって新酒鑑評会の金賞を秋田県一獲得している
齋藤酒造の「雪の茅舎」
まさか西田辺で、これほどレベルの高い銘柄を口にすることが
できるなんて、梅雨明けを忘れてしまっている天にもまして
何もかも忘れてしまいそうな気分だった。
(寅)