一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

伝説の角打ち処 『あかかべ』参上  at小倉  7/16

2012年07月20日 23時12分10秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「西の関」純米酒  北九州市小倉『あかかべ』)

 

■2012/7/16(月) 海の日

15日博多祇園山笠の3連休最終日、小倉に向かった。

実は、福岡県では、1週おきに夏の祭りが開催される。 

博多祇園山笠 ~ 小倉祇園太鼓 ~ 戸畑祇園大山笠

『福岡三大夏祭り』だと呼ばれている。

私は、これを 風 ~ 音 ~ 光 の祭りなんだ と説明したりする。

たぶん そんな説明しているのは、私だけだろうが、「わかりやすいね」なんて言われたりする。

博多の山笠は、風。 小倉の祇園太鼓は音。 戸畑の提灯山笠は光の競演。

北部九州にやってきた夏は、福岡の風と音と光りで完全な夏になる。

わたし風に書くとざっとこんな感じだろうか。

 

夏祭りのパンフを手にし、向かったのは、伝説の角打ち処『あかかべ』

小倉・旦過のアーケードにある。

2年前の3月に女優・池内淳子さんがこの店を訪れた

土曜日朝に全国放送されている「旅サラダ」

ちょうど私は、珍しくそのTVを観ていた。

池内さんがこの店に立って日本酒を頂いていた映像が今思い出しても懐かしい。

その年の後半、池内さんは帰らぬ人となった。

この世を去られる前にここ小倉でとてもいい立ちを経験されたと思っている。

 

私が頂いたのは、 「西の関」純米酒

昨年、ブラインド(目隠し)で、ウナギ料理に一番合う日本酒となった酒だ。

また遠い昔、地酒ブームが起こった際、

「西の横綱」と称された大分を代表する日本酒。

少し甘めの味わいは、にぎり寿司や鰻のかば焼きの甘さと親和性がある。

冷やでも 常温でも ぬる燗でもおすすめだ。

 

伝説の店で、池内さんは、そんな私にも優しく微笑んでくれていた。

(寅)