( あたごのまつ「ひと夏の恋」 大阪市長居「ちょび」)
■2012/7/13(金)
当初今夜は長居に寄るつもりなどなかった。
少し時間が押していたが、金曜日夜、
このまままっすぐ家に帰るという気に何故かなれなかった。
それがどうして長居に向かったのかは、その時までわからなかった。
久しぶりの大阪・長居「ちょび」に入るとここも大勢のお客で賑わっていた。
マスター(店長)は、今、焼きの最中で手が離せないようで、「もうちょっとお待ちくださいね。」
そして 「とっておきのお酒を入れましたから・・・もう少し待っていてくださいよ」と私に言った。
「徳次郎」夏酒を飲み終えた頃 マスターもようやく注文の山をさばき終えたたようで
カウンター越しに再び私に声をかけた。
「以前 言われていました あたごのまつ「ひと夏の恋」入れましたから どうですか!?」と
カウンターに座る私の前に置かれた一升瓶は、まだサラで開封されていない
東北(宮城) ひとめぼれの酒 「ひと夏の恋」だった。
ここの自慢メニューのひとつ「鶏の造り」をアテに その酒を頂くことにした。
そうか そうだったのか・・・ 今夜この酒が私を呼んだんだ~
私をおいしく味わってくれる人を連れてきて~
その酒は夜空にそう発信していたに違いない。
だから 何となく胸騒ぎを感じていたのだろう。
勝手に納得しながら その酒を頂くことにした。
ほんのり甘酸っぱい
みちのくの夏酒、食米「ひとめぼれ」からこれだけ美味い酒が造れるんだから驚きだ。
グラスに注ぐ この店のこの店の女のこ「あかねちゃん」の手が震えていた。
「もしかして 恋してる?」
聞けばなんてことはない 「まだ封切ったばかりで重たくて、
おまけにカメラを向けられているものだから注ぐのも緊張してしまいますよ」 とのことだった。
マスターは、「第二回の長居バルも「もちろん参加しますよ~」
「但し、第二回目は料理をもっとシンプルにさせて頂きます。」とのこと
第一回目は、料理をきばりすぎて、 もっとシンプルにするように関係者からは言われたとのこと。
その通りだ、私が廻った長居バルで、「日本酒(すみのえ・菊姫)&料理(鶏の造り)」のバルメニューは一番良かった。
客が喜んだ「赤字メニュー」だったはずだ。
「次の長居バルでも応援しますわ」 また美味しい日本酒 頼みましたよ。私はそう言って満足して店を出たのだった。
(寅)
この「ひと夏の恋」は、 すぐに無くなる夏限定の人気酒だ。日本酒好きな方は、なくなる前に是非 飲まれたし!
大阪 長居 炭火美酒処「ちょび」へGO!