(「和酒ばる」 小倉魚町 )
■2014/8/11(月)
北九州小倉魚町「みちのく板そば」の前に本日の昼呑みスポット『和酒ばる』はあった。
(門司の地酒店「田村本店」&「TUGBOAT」のコラボ店) 『和酒ばる』
旦過の『幸』を出て午後3時を少し過ぎたところ、開店間もないガラス張りの新しい店舗は
開放感に溢れていて、通りを行く人は、視線をこの店舗の酒がずらりと並べてある
壁面酒棚に視線を投げかけているのが、店内の私からも良くわかる。
どうやら私がこの日の最初の客のようだった。
この店の存在は「若波酒造」杜氏の今村友香さんのコメントで知った。
「旦過に寄られたら是非 若波を味わいに立ち寄ってみてください」
そんなコメントをもらって 言葉通り実行してみることにした。
(日本酒のことならお任せあれ 若大将 財津さん)
おとといの福岡「かきたRO」での「若波」プロトタイプに続いて
この店で最初に飲んだ酒が、「若波」のFY2
当然と言えば当然で「若波」を呑みに in 福岡
ところでFY2とは 福岡夢酵母2号の略。
福岡夢酵母を使った酒と言えば、若竹屋の「渓」だったから
若・若で福酒の夢をけん引しているというわけだ。
( 若波FY2 )
FY2味わってみれば、まるで白ワインとシードルを併せたような味わい。
日本酒と言われず黙ってワイングラスに注がれたら
ワインと疑わない人も多いと思う。
お初の「FY2」なかなかいいぞ。
次に目についたのが、小鼓の「深山葡萄酒」
天下御免の称号を獲得したのは、やはり伊達ではなかった。
左上に嘉麻の酒「寒北斗」・北九の酒「天心」・大川の酒「若波」
右上のリキュールゾーンにはしっかりと「梅乃宿」のあらごしみかんも並んでいた。
この夏、女性にとても人気があると聞けば地元の酒だけに嬉しくなる。
(「若波FY2」を手にする若女将の福田桃子さん)
まもなくしてお店に女性が店に入って来たのでアルバイトの娘かと思いきや
「この店の若女将です」と名刺をもらい「それは大変失礼しました」
その姿から「福田桃子」という姓名をすぐに憶えてしまった。
北九州市の仕事で、カンボジアにも行っていたそうだ。
日本酒はまだまだ勉強中だけど面白いと言っていた。
「何よりも 福岡の酒をおすすめしたいんです」という彼女のセリフが気に入った。
九州の玄関口・小倉で、福岡の日本酒発信者の気概を持って頑張ってほしい。
往年の清酒王国(兵庫県に続いて2位の生産量を誇った)福岡の酒を
この地でしっかりアピールすることの意義は大きい。
「福岡の酒をすすめたいと言うのなら・・・「若波」はあるわけだから・・・あと・・・」
「おすすめ」とシャープペンで書いて渡したメモ帳
私のおすすめは、若竹屋の「渓」か「坐」になるかな。
「どちらか入れられないか、田村本店の方に言ってみますね。
ちなみに田村本店はこんな感じなんです」と見せてくれた。
もし小倉で若竹屋の酒が飲めたら言うことなしだ。
右のあまざけは、門司の猿喰(さるはみ) 地区の米を使った
若竹屋酒造場にて造ってらっているオリジナルとのこと
( 最後は「天心」北九の夏)
最後に地元北九州・八幡の日本酒「天心」を頂いてお開き。
「日本酒のことこれからもっと勉強します。
寅さん、また日本酒話ししに寄ってくださいね」
「もちろん また来るよ」
(支払い計算は、この北九かるたを使って行う)
まさに盆入り前 残り3枚だから7枚使った 〆て1400円也
今日の来店記念に「若波」の純米吟醸(四合瓶)一本を買って帰った。
「なかなかいいな。 小倉にまた一軒 立ち寄る店が増えたな・・・」
そう思いながら店を後にした。
福夢を すすめる女将 名も福だ
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(寅)