夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

新年に備えて HL-79E 調整の準備

2024-12-31 10:22:05 | Weblog

今年初めにやるつもりだった Ikegami HL-79E の調整は来年こそ。

一年前に準備した機材を確認しましたが時間が戻った感覚。「去年もこんなことをしていたなあ」

これは #3 。もう一台 #7 がありますがこちらから始めます。

下の板は回転台になっていて楽に向きを変えることができます。

分厚いマニュアルから「回路説明と調整方法」と各種チャートを複製済み。

具体的な調整手順はマニュアルに詳細な記述があります。

波形モニターとベクトルスコープは調整過程を小型カメラで記録します。

オシロスコープも同様。右の雲台は作業の様子を記録する HVR-Z5J を載せるため。

中国製のデジタルテスターは実用になります。DC1000V レンジが必要なのでこれを選びました。

自作の延長基板です。これも実際使ったことがあります。これが無いと調整は不可能です。

調整箇所を説明するにはこれを使います。

手持ちの機材では調整に限界がありますが可能な限り挑戦します。冬の大仕事になりそう!

 ここで玄関のチャイムが鳴りました。

ちょっと早いけど Jr. からの誕生日プレゼントだそうです。1月3日で満76歳じゃ。

手のひらサイズの焼き物ですが気に入りました。大切に飾ります。

今年はこんなところで 皆さま佳いお年を。

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Fujica Z450 が動かないのは

2024-12-30 14:40:57 | Weblog

付属の未使用 Single 8 フイルムが欲しくて手に入れた Fujica Z450 についてです。

電池を入れて確認したら電動ズームは動くけどフィルムの駆動系がダメ。

このカメラは正直どうでもいいんですが欲が出てきました。

電池ホルダの受け側が錆びていたのは磨いて電池チェッカーは点灯します。

この飾りプレートに小さなねじがあるのを発見。保護シールがそのまま残ってる!

取り外したらこれ、モーターじゃないか?

シャッターを引いてテスターで電気が来ているか確認。

電圧はゼロです。

ついでに抵抗値を測定しました。

先日も考えましたが一番怪しいのはシャッタートリガーの奥にあるこのスイッチかな?

ここを調べたいけど内部のシャッター機構をメカ的に解除するのとモーターを回す関係が問題です。

スイッチの構造を見るとかなり複雑で微調整用らしきネジがあります。

うっかりいじると致命症になりそう。

遠い昔、半世紀前に今は亡き従兄弟がどこかで拾った Z450 を見せてくれたことがあります。

あれを借りて撮影した事がありますが電池の消耗が極端に早かったのを思い出しました。

推測ですが、Z450 はこの部分が弱点だったのかも。

メカがシャッター系を解除する前にモーターに電圧が供給されるとロック状態ですから過電流が流れます。

この件は長い目で取り組みましょう。

午後の黒姫と出窓のツララ。雪は少なめです。

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年末のカメラ動作確認 8ミリ編完了

2024-12-29 10:04:50 | Weblog

業務用/放送用カメラとシネカメラの動作確認も大詰めです。

今回はゼンマイ駆動の8ミリカメラたち。ガラクタと化した物は除外です。

これから始めましょう。瓜生精機 Cinemax-8 

ゼンマイを目一杯巻いてシャッタを押して駆動を確認しました。異常なし。


気を良くして次。MADE IN USA の Revere EIGHT MODEL 84

ちゃんと回りました。ゼンマイが終わりに近付くと「ブルッ…ブルッ」と手応えで知らせます。


SEKONIC Elmatic 8

これはシャッターボタンが頭にあります。快調です。


Canon REFLEX ZOOM 8-2
 

これも快調。ゼンマイ終了間近を知らせる「チン!」が鳴るのも確認しました。


Crown 8 Model EZS
 

問題なし。


Sankyo 8-E

絶好調です。


動きますが一部不具合な物も試してみましょう。

Revere-EIGHT MODEL 80 ファインダー上部の部品がありませんが本体は正常に動きます。

オリジナルで部品を作ろうかな。


Canon REFLEX ZOOM 8-2
はもう一台ありますが水銀電池ホルダの蓋が無理に回したのでこんな状態です。

これでも駆動は大丈夫。

ついでにご紹介するのがこれ。左はCanon用 、右はCrown 8用のグリップです。

ボディは金属製で質感は最高! 60年代の工業製品は一切の手抜きなしです。

どのカメラも確認後ゼンマイを開放状態からハンドルを半分程度巻いた状態にしてフィルム室に調湿剤を入れておきます。

これでシネカメラは全部動作確認が終わりました。

来年はコレクションが更に増えることになりそうです。

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レトロカメラの動作確認は続きます

2024-12-28 09:25:22 | Weblog

駆動に電池を使う8ミリカメラの残りを確認しました。

最初は Canon MOTOR ZOOM 8 EEE 。このカメラは仕上げが最高で気に入っている1台です。

電池駆動ですがレギュラー8です。「BATTERY MAGAZINE 」に単三を4本入れます。

軽快な音で駆動しました。

レリーズによるコマ撮りも問題なし。

三脚使用の際はここにレリーズを挿すとリモートで駆動します。大丈夫でした。

水銀電池はこのカバーを横に開くとホルダーが現れます。中身はありませんが。

次は ELMO pocketauto 。これもレギュラー8です。いかにも ELMO というデザインですね。

電池はここに入れます。

このカメラも水銀電池が必要ですが

奥から電極のスプリングの欠片が出てきました!。

なんとか復元したいところです。難しいかな?

では動作確認に掛かりましょう。水銀電池は無視。

ちゃんと回りましたぞ!

シャッターボタンの機能も確認しました。正常です。

次に FUJICA Single-8 P-300 。シリーズの中では兼価版ですが作りは一人前です。

グリップが電池ホルダーになっています。この作りは先日仲間に入った Z450 よりしっかりしています。

問題なく回りました。

シングル8マガジンは逆回転が問題なく可能です。

オプションでフェーダーと巻き戻しハンドルがあったと思います。

この3台で電池駆動の8ミリカメラの動作確認は終了。

本当は長時間回した方がメカにはいいんでしょうがやらないよりはいいということに。

次はゼンマイ駆動のレギュラー8に掛かりましょう。

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未使用の Single 8 フィルム

2024-12-27 09:08:53 | Weblog

鳥取からこれが届きました。FUJICA Singe8 Z450 とおまけ。

さっそく電池を入れてテストしましたが電動ズームは動くけどシャッターを引いても回りません。

いずれ調べて動くように、なるかな?。電池ケースの接触不良を疑って開いてみたら。

端子が錆びていたので掃除しましたがダメです。

シャッターのスイッチも怪しいので開いてみましたがこれは安易にいじれません。

コレクションにこれの前の製品 Z400 があって稼動可能。比べると作りはそちらの方がしっかりしています。

電池ケースの蓋はZ450 はプラスチックですが Z400 はアルミです。

工業製品は後に出た物ほどコストダウンで品質が落ちますね。

今回実は欲しかったのはカメラじゃなくてフィルムなんです。

もちろん有効期限はとっくに切れていて恐らく使えません。

未使用ですが箱から出しちゃいました。袋はさすがにまだ開かないでおきましょう。

今は超貴重品。昔はどこの写真屋さんにも置いてあったものですが。

今、秘かに考えている計画にこれが不可欠なんです。

次はコダックの SUPER 8 未使用フィルムを探します。

そういえば未開封のダブルランスーパー8フィルムは何処に仕舞ったっけ?

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年末のカメラ動作確認 8ミリ編その4

2024-12-26 14:36:54 | Weblog

横綱の出番です。

ダブルスーパー8カメラ Canon ZOOM DS-8 。ELMO C300 と共に8ミリカメラの最高峰。

これも個体は違いますが昔新品で買って使った思い入れのあるカメラです。

電池はここにケースが入っています。

単3を8本入れます。母体となった SCOOPIC 16 と電圧は同じ 12V 。

バッテリーチェック。使いかけの電池でちょっと弱いけど。

シャッターボタンはこれ。グリップの後端にあって操作性は良好。手前は外部電源用コネクタです。

シャッターを押すと

露出系のサーボモーターが動作する音がして

掻き落とし動作が始まり、巻き取り側のスプールが回ります。

操作は見た目に比べて簡単です。1014 と同じでフェードアウト/イン/オーバーラップが可能。

もちろん動作を確認しましたが問題なく動きました。

ここで昔試し撮りした16ミリフィルムの箱を見たらなんとダブルスーパー8の未現像フィルムがありました!

ダブルスーパーフィルムは 16ミリ幅で往復撮影し、現像に出すと半分にカットし、繋いで1本にした状態で戻ってきます。

これは YouTube にアップした「新宿 1975,冬」を撮った後でフィルムチェンジして銀座を撮った物。

片側を撮り終えて残りを撮ろうとしたら ELMO C300 が動かなくなってそのままにしていたフィルムなんです。

カメラから取り出し現像はあきらめて数十年経過しちゃいました。

これをダミーにして DS-8 の動作確認をしましょう。

まずフィルム先端をここでカットします。

次にシャッターボタンを押しっ放しにしてフィルムをガイドに従って押し込みます。

フィルムが正しいループを保って通過し下に出て来ます。ここでストップ。

テイクアップスプールを ① を表にしてフィルム先端をスリットに挿し込んで軸にセット。

フィルムがセット出来ました。ガイドは手動でも解放できますがカバーを閉じると開放されます。

カバーを閉じて動作を確認します。

いかにもシネカメラを回しているという音は快感!

フィルムを途中で取り出す手順はプレッシャープレートを開き、ガイドローラーのツマミを緩めて開いて。

ファインダーはクリアーでレンズに問題はありませんでした。

これは宝物ですからきれいに掃除して保管しましょう。

こうなるとやはり手放した Canon SCOOPIC 16M もコレクションに加えたくなります。

でもねえ、このところ相場が異常なんですぐには無理です。

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年末のカメラ動作確認 8ミリ編その3

2024-12-26 10:42:21 | Weblog

Canon のカメラに掛かります。

Jr. が保管している物です。

AUTO ZOOM 814 から開始。初期型でズッシリしたカメラです。

電池はグリップに4本入ります。

水銀電池は当然入れてありません。

シャッターを引くと問題なく駆動しました。

電動ズームも良好。マニュアルの絞りは生きています。

コマ撮り機能も確認しました。


次の出番。型番は同じ AUTO ZOOM 814 ですが末尾に ELECTRIC が付くモデルチェンジ版です。

軽量化してデザインも替わりましたが初期型の方が好きです。

これもグリップに電池を入れてシャッターを引くと正常に駆動しました。

電動ズームも良好。

ファインダーの右のボタンを押すとフィルム室が開きます。中はきれいでした。

フェード機能も正常です。

続いて AUTO ZOOM 1014 ELECTRONIC です。これは同じのが私の所にもありますが先日確認済み。

電池を入れてシャッターを引いたけど回りません!。「何で?」

ここにも電池を入れるんでした。先日私のも同じミスがあったのに。

回りました。

電動ズームも当然動作しました。

このカメラはフェードアウト/フェードインに加えてオーバーラップが可能です。

本来巻き戻せないスーパー8フィルムですが技術者はそれを可能にしました。

その機能が正常に働くことを確認。実際にこの機能を使った人は少ないと思いますが。


Single-8 518 SV 。Canon には珍しいシングル8 です。スーパー8版もあるのでいつか手に入れます。

電池はここに入れますがていねいな作りです。

バッテリーチェックボタンも確認しました。

駆動は正常です。

これもフェードアウト/イン/オーバーラップが可能で機能は生きています!

当然電動ズームも快調。

残念なのはレンズ。曇りとカビが見られます。

とりあえずここまでにして次は横綱の登場です。

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年末のカメラ動作確認 8ミリ編その2

2024-12-25 15:58:06 | Weblog

8ミリカメラはまだまだあります。

今日は ELMO編。 SUPER 8 と Single-8 の動作確認です。

他にレギュラー8の pocketauto もありますがレギュラー8は後日改めて。

では 8S-60 から。Single-8 です。個体は違いますが昔使った懐かしいカメラなので手に入れました。

純正グリップを取り付けるとこうなります。

電池ケースはここにあります。単3を4本使います。

グリップのシャッターを引くと問題なく駆動。最近工房に来たばかりでその時もテストしましたが。

電動ズームも正常です。

ファインダーはクリアーです。露出の水銀電池の問題以外は文句なし。

次は SUPER 106 。

電池を入れます。

駆動は正常。

電動ズームも確認しました。機能をひと通り確認しましたが何も問題ありません。

ファインダーがクリアーなのは気持ちがいいですね。

本日のトリは 108 。

電池は 106 と同じケースに入れて挿入。

駆動は問題なし。

電動ズームも確認。大丈夫です。

SM 、マニュアル絞り、バッテリーチェック、アンバーフィルター解除も OK 。

レリーズによるコマ撮りは最初嫌がっていましたが有効になりました。これだから機会モノは時々動かす必要があるんです 。

全体にやつれた感じでフロントのロゴの入ったプレートが剥がれかかっていたので応急処置。

貼り革(合成)が波打っているのは誰かが分解したのでしょうか。

ファインダーは曇りがありますがメインレンズ側なのかファインダー側なのか不明。

機会があればファインダー系を分解、おっと、危ない危ない。駄目モトでレンズを暖めてみます。

ひとつ忘れていました。106 と 108 は 8S60 とグリップが共通なんです。

以上、3台共確認したのでフィルム室にシリカゲルの調湿剤(乾燥剤じゃありません)を入れておきます。

これ、いつもの手です。

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年末特集 16ミリカメラ Arriflex16ST 動作確認

2024-12-24 19:48:36 | Weblog

16ミリカメラの最後は Arriflex16ST 。この中にあるんです。バッグはハードオフで買った女性用の何か。

この状態にするとこのバッグに収まります。MEDA IN WESTERN GERMANY

レンズを取り付けますがこれを無くさないように注意。ここにゼラチンフィルターが入ります。

取り付けました。アリマウントの Angeneux 10x F9.5-95mmです。広角寄りなのがいいですね。

次にモーター。これは標準の DC モーターで速度可変式です。

モーターとカメラはゴムのカップリングですが入手当初緩くなっていて空回りしたので対策済み。

電源は自作品です。ビデオ用の BP バッテリーから DC/DC コンバータで 8.4V に落としています。

これも自作のカメラ側コネクタ。

ピッタリ挿し込めます。ロックも完璧。

電源側はポピュラーな XLR4pin 。電源スイッチ ON の状態です。

この電源ユニット、いつかアルミ板で作り直したいんですが。

フィルム室には巻き取りリールを入れてあります。

シャッターレバーを下げて回しコマ数を24に調整。ピッタリとは参りません。

ダミーフィルムをセットして回します。フィルム室の下に確認用のシャッターがあるのでそれで確認。

ところがここで事故発生!。ダミーフィルムがこんなことになっちゃいました。

ガイドローラーをしっかり戻さなかったようです。

もう一度挑戦しましょう。

またしてもうまくフィルムが送られません。こんなことになったぞ!。何か間違えてる

落ち着いて最初から。フィルムを正しい手順で通してモーターの後ろのコマ送りツマミを手で回して

開いたプレッシャープレートを老眼鏡を掛けて目を大きく開いて観察します。

レジストレーションピンが開いてクローが出た位置にします。プリズムが汚れてるみたいですがこれはストロボのため。

これでフィルムも違うのに替えてセットしたので今度はいけるはず。

フィルム室のシャッターはここにあります。

落ち着いて順序通りにフィルムを通してあります。シャッターを押すと、今度は大丈夫。

カバーを閉じて表のシャッターを押して確認。これは押すとロックされ解除は左のレバーを押します。

問題は解決しました。撮影現場でフィルムを入れ替えるのはさぞかし大変だったことでしょう。

1分程度回しましたが快調です。

負荷が掛かるとカップリングが空回りするのではと心配しましたがコマ数が落ちることもありません。

シャッターを止めてフィルム室を確認しましたが異常なし。やれやれ。

続いて 400feet マガジンが回るか確認しました。巻き取りコアは正常に回りました。


400feet マガジンは本体に取り付けるとボディアースになるはずですが接点が点接触で接触不良が出ることがあるみたいです。

アース線を出したケーブルも作りましたが今回は省略。アース線なしでも大丈夫でした。

後で気が付きましたがマガジンの軸に入っているカラーは取り外しできるのでこれを抜いてダミーフィルムによるテストは可能です。

以上、動作確認は完了。しばしこのカメラを眺めてからバッグに収めましょう。

400feet マガジンは純正の布カバーもあります。

こうして見るといかにもシネカメラ。飾っても決まりますねえ。

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年末特集 16ミリカメラの動作確認 BOLEX H16 Reflex

2024-12-24 10:11:56 | Weblog

シネカメラ、特に16ミリは眺めても持っても手応えがあります。これを出してきました。

今日は BOLEX H16 。無骨さと繊細さが同居する物々しいカメラですが本来アマチュア用です。

実際に使う場合はこうなります。レンズは Angeneux 10x12 カビ、曇りはありません。

MADE IN SWITELAND アイカップは後に手に入れた物です。

アマチュア用ですからフェーダーが装備されていて F・I  F・O 巻き戻して O・L も出来ます。

ではダミーのフィルムを入れてみましょう。ここで先端をカット。

ゼンマイはこのハンドルで巻き上げます。

フィルムのセットはセミオート。このレバーを下げて

フィルムの先端を上のスプロケットに差し込んでシャッターを押すと下のスプロケットから出てきます。

ボタンを押すとガイドがオープンになります。これでフィルムのループは完成。

巻き取りリールにフィルム先端を入れてセット、シャッターを押して確認。

正常です。

これはシャッター開角度設定部です。通常は赤いマーク位置にします。

自動フェードイン/フェードアウトをやる場合はこうします。問題なし。

この際はシャッター開角度設定のツマミを引き出しておかないとまずい事になります。

ついでにフィルターホルダも点検しました。Bell&Hwell 70DR と同じでここにゼラチンフィルターを挟みます。

実はこのカメラが手元に来た時レフレックスファインダー内部がホコリでひどい状態でした。

調べたらこれが開く構造になっていてこのマットを掃除したらすっきりくっきり。

もちろん今回もブロワーでお掃除。

ざっと動作確認しましたが難点はゼンマイが弱っていて速度が徐々に落ちる事。

実際に撮影する機会があればワンカット10秒以内にすれば問題ないと思いますけど。

このカメラは貴重で高価な Angeneux レンズがしっかりしたホルダー付属で装着してありますが、

3本ターレットに広角、標準、望遠を付けた方が似合うと思うのは贅沢でしょうね。

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