夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

Ikegami HL-79E 整備は長期戦になりそう

2025-02-07 14:17:15 | Weblog

とんでもない事に首を突っ込んだものです。

ちっとも先に進みません。が、あきらめてはいませんぞ。

ストーブの灯油が終わりそうなので雪の状態を確認がてら隣の信濃町へ。

前から気になっている黒姫駅への通りで車を停めて。屋根の雪は怖くなります。

黒姫駅前です。そう、ここは小林一茶の故郷。

黒姫駅です。

冬はマイナス20℃も珍しくない所です。北海道と同じです。

誇線橋の出入り口ですが雪が降っているのが見えますか。

再び駅の前から。

駅のすぐ前のお店です。ガラス扉に昔の写真が貼ってありますが古いものは昭和24年。私が生まれた年です。

本題です。

ベクトルスコープの画面を撮影するアダプタですが、カメラ位置がちょっと近いので穴を加工。

不要の穴を木工ボンドで埋めましたが気に入りません。こだわる必要はないんですが。

先ほどホームセンターで改めて杉板を買ってきました。今度こそ穴位置をしっかり決めて作り直しです。

先日毎度のハードオフでバッテリーシネライトを買ってきました。

これは単3のニッケル水素電池が4本で4.8V。79E 整備を記録する際補助照明に使えそう。

上下方向が可変できませんが使えます。

HVR-Z5J の PHOTO 機能で撮ってみました。メインライトは電球色 LED の 60Wx2 です。

寄ってみました。いいじゃないですか。

ではこれから杉板の加工に掛かります。

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準備は着々と進めています

2025-02-06 13:21:40 | Weblog

HL-79E 整備の様子を記録するにはまだ早かったようです。

今日は準備の一環。波形モニターとベクトルスコープ、それとオシロスコープの画面を撮影する件。

画面を撮影するカメラの位置が決まりました。TSG 200 の信号で確認です。

フォトショットで捉えた波形モニターの画面です。レンズは広角端でサイズはベター。

ベクトルスコープも良好。

オシロスコープもカメラ取り付けステーを加工して位置が決まりました。

CAL 0.5Vp-p です。

前に試行錯誤した結果、 Premiere の ワイプ ドア(扉)を縦と横に使って窓枠を設定します。

画面の比率が 4:3 なら アイリス(正方形)で済むんですが。

窓枠のサイズはいいとして色はどうしましょう。

テレビみたいに派手な色は好きじゃないのでグレー系でしょうかねえ。

それにしても作業中に、つい先ほど使った工具が行方不明って、何なんでしょう。

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HL-79E 整備の能率を上げるために

2025-02-05 16:55:13 | Weblog

IKegami HL-79E 整備計画はなかなか進みません。

整備そのものもそうですが、それを映像で記録し編集するのは大変な労力です。

ということで対策を講じました。

79E は回転台に載せてありますが回転方向に不安定なので板を二重構造にして調整時はピンで固定するようにしました。

波形モニターとベクトルスコープは画面を撮影しますが miniDV カメラの位置が中途半端なので改良です。

外は寒いけどホームセンターで買ってきた杉板を丸鋸で切断。

仮り付けして固定穴の位置を決め、ゴム板を乗せます。これでベター。

板は反射防止のためセリアの書道液を塗ります。

書道液はじきに乾きます。さっそくフードと合体して取り付け。

DV カメラの位置を決めてフォトショットで撮影。波形モニターの画面です。

ベクトルスコープも。こちらはもうちょい前進させる必要がありますね。

ズームは手動ができないので無視、広角端です。

どちらも取り付け穴を長穴にして画面サイズを同じにしないと調整画面に重ねる際都合が悪いので追加工です。

次はオシロスコープです。

端材の帯鋼を加工しますが外は寒いぞ!

艶消しの黒を塗りたいけど寒くて缶スプレーから塗料が出てきません。

こうなればとりあえず書道液で塗っちゃえ。後でやりなおせばいいや。

オシロスコープはこんなフードを作ってあります。今までのステーは取り外し済み。

書道液を塗ったステーを取り付けました。位置関係は入念に確認してあります。

まあまあですね。

これもフォトショットで記念撮影。傾きはシムで調整しましょう。これも距離はもうちょい寄る必要があります。

手直しは必要ですがほぼ思い通りに出来ました。

これを映像で撮って本編に重ねる際は Premiere のワイプ機能を使って枠を付けますが試行錯誤中。

それにはみんな画面上同じサイズでないと具合が悪いんです。

ここで気付いたことがひとつ。

miniDV カメラの液晶モニターとファインダーは視野率が狭いので外部モニターで確認する必要があります。

これはうっかりミスでしたが取り付け穴をなんとかして位置が決まったらストッパーを追加します。


まあこの寒い中外で加工作業したけど見通しは明るいぞ!

窓の外は雪が舞っています。

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HL-79E の整備は一進一退ですが

2025-02-02 09:25:38 | Weblog

次の項目は ENC ユニットです。

そもそもオシロスコープ自体扱いがわかっていませんから大変です。

自作の延長アダプタは有効でこれが無いと調整は不可能。

ビデオ信号についての勉強もする必要があります。ブックオフで見つけて買っておいた本です。

該当する項目。これは役に立ちます。

なるほど。オシロスコープでビデオ信号が観測できるんですね。

終端抵抗が必要なんだそうです。

これが 75Ω の終端抵抗。持っていますが通常の回路の監視では不要です。

オシロスコープの裏にこれがありました。ここに入れるんでしょう。

これが ENC ユニットです。

ENC ユニットはジャンクから取り出したスペアが2セットあります。

以前、POWER ユニットをスペアと入れ替えて POWER ON にしたら煙が上がって成仏したことがあります。

あれがトラウマになっていますがスペアの ENC を恐る恐る挿してみました。

煙は出ません!

どちらも元から入っていた物と現状の波形は似た傾向でした。

それなら ENC の VR を思い切りいじってどうなるか、確認することが可能です。

今確認したいのは "BAR" の状態で ENC の電圧ですがイマイチ理解できていません。

こんな状況ですからここから先は中々進みません。

日曜日ですし今日はお休みにします。

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あれに掛かりっきりです

2025-02-01 10:20:03 | Weblog

” 青春とは、役に立たないことに対する情熱である " Jean Giono

これが私の座右の言葉。

今取り掛かっている Ikegami HL-79E の整備がまさにそれ、76歳にして青春真っ最中です。

1975年、自主映画作りに熱中したあの暑い夏から今年で50年。

あれは確かに「役に立たないことに対する情熱」でした。

今更時代遅れの放送用カメラを整備して何になるというのか、そう考えるのは自分の中の老人。

整備作業は進んでいます。素人がフェラーリを整備するようなものですが。

工房の中は頭の中同様足の踏み場もありません。

整備中の 79E です。

現役時代は工場の機械修理を担当していましたが、乾燥炉、電気炉、工作機械など産業用機械でした。

温度制御、モーター回路は得意の分野ですが電子回路は真空管まで。

オシロスコープを使う分野ではないので半導体回路は苦手なんですが。

中古で手に入れた3台目のオシロスコープです。数千円だったと思います。

ガラクタの中にあったダイオードガンプランビコン撮像管です。一本百万円だそうです。

R、Gはゲッタが飛んでいて使えません。

79E の内部に入っているユニットのスペアはこうして保管してあります。貴重品です。

ヤフオクで見つけては確保した 79E は4台だったと思いますが今は出品されなくなりました。

生き残ったのは2台ですがいいタイミングで手に入れたと思います。

先行きどうなるかわからない世相ですが今は79E整備に集中しましょう。

作業を録画しながら進めるのは思った以上に大変ですけど。


夕方になってなんとかアップロードに至りました。PULSE ユニットの確認と調整です。
 リンクを張ってあります

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