体験工房 夢工房みらい

韮崎市穴山で、つるかごづくり、竹細工、わら細工、きのこ、山菜、竹炭、挽物工芸、有機野菜など体験できます。

おせち料理・由来・起源・重詰め 抜粋

2010年01月15日 | 工房案内
1/15 本日は定期休業日
 もちろん、遊んではいないさ。明日の「つるかご作り」のつるを里山に取りに行った後、
看板の補修でもしたい。

下記は ちょっと おさらいになるから 抜粋させていただきました。

今月のメルマガは『おせち料理』について調べてみました。
「神様をお迎えした新年に台所を騒がせてはならない」、という考えから、煮しめた保存食により女性がお正月に休めるように、とも言われます。昔は「年迎え」の膳として、大晦日に食べるものだったようですね。

■由来・起源■
正月元日は昔から山に帰った田の神を呼び戻すために祝われる重要な節日とされていたが、ある時、凶作によって食料が枯渇し、正月に炊飯する為の竈(かまど)から煙が上がらないのを高殿に昇った仁徳天皇が見つけて心を痛め、「正月に民達の竈から煙の上らない年は免税とする」と言った事から、税逃れ目的で毎年正月は竈を休ませる日となった、と言われている。
「御節」とは、中国大陸から伝わった暦上の節目、季節の変わり目などにあたる節日(せちにち、節句)のことを指す。節日には祝事を行い、祝い膳がしつらえられた。このとき作られるめでたい料理が、「御節料理」と呼ばれた。
■内容■
おせち料理の基本は、お屠蘇、祝い肴三種(三つ肴)、雑煮、煮しめである。地方により内容は異なる。このうち、三つ肴と煮しめは、重箱に詰めて供される。重箱に詰めるのは、めでたさを「重ねる」という意味で縁起をかついだものである(同様の意味合いから、雑煮もおかわりをするのが良いとされている)。
現在では、食品の保存技術も進んだため、生ものや珍味など、多種多様な料理を重箱に詰めて供することも多い。 また、おせち料理を自宅で作らずに既成の詰め合わせのお節料理を、食料品店、百貨店、インターネット上の店舗その他で買い求める人々も増えている。
■重詰め■
重箱は上から順に一の重、二の重、三の重、与の重、五の重と数える。詰め方は地域や家風によっても異なるがおおむね以下のようになっている。なお、四段重が正式であるといわれる場合もあるが、これは控えの重(五の重)を省略した形である。
○五段重: 一の重『祝肴』、二の重『酢の物・口取り』、三の重『焼き物』、与の重『煮物』、五の重『控え(何も詰めない)』
五の重が空になっているのは、現在が満杯(最高)の状態ではなく将来さらに繁栄し、富が増える余地があることを示している。
○三段重: 一の重『祝肴・口取り』、二の重『焼き物、酢の物』、三の重『煮物』

さーて、皆様のご家庭はいかがでしたでしょうか。