9//10 昨日祖父の墓参りをしてきた。祖父は私の父が三歳のとき37歳で亡くなり,当時の写真は母からこの方だと教えてもらった。その遺影写真を父の横の額に並べてあるが,額を作ったのは私であるが,ほんとに知らない人なのだ。
わかっているだけで私が12代当主であるが,昔は土葬の時代で死亡順序で交互に掘り起こされて約2メートルの深さで葬られていたという。
・・・から,表面付近にある土は20数人のお骨の一部が散って,散らばっているかもしれない。
・・・だから,墓には除草剤はかけるなとも言われている。
これからも墓を守っていくのに,後継者はどんなお気持ちで墓守りをしていくのだろうかと考えたです。
墓払いが進む時代が到来したり,または放置し草茫々の墓もある。当然,先祖の供養と菩提寺参りも続く。墓誌に刻まれている500数十年間続く知らぬ人への線香を上げる気持ちは複雑だろうと,周囲の墓を見渡した。
私たち地区の墓地には私が小さいときから可愛がってくれた知人がいっぱい入っている墓地を眺めれば線香を手向けないと,と思った昨日の墓参りでもあった。