小さな町で幸せ探し

団塊世代の夫婦の日々・・
夫が生まれて育った故郷で暮らしています。
悲喜こもごものスローライフの物語。

マツタケを食す

2011-10-25 11:00:09 | 日記

玄関には・・  

廊下には・・ 



帰省した折に、亡き母の実家の墓参りにも行きました。
私達が慕ってやまない叔母(母の弟嫁)が一人で住んでいます。

今回は、ご挨拶と墓参りだけのつもりで伺ったのに
「叔母の家に来てお茶も飲まずに帰ってはダメ」と言わんばかりの叔母。
結局、入って座り込んで叔母を囲んだおしゃべりを・・
私達姉妹、おしりから根を下ろしてしまいましたけど・・ 

帰る時には冷蔵庫をゴソゴソ。
山を這って?採ったマツタケを持たせてくださいました。
夫は「美味い物から先に食え」が、口癖?なので
写真に収めるのを思いつかず、一番大きなのは既に胃袋の中・・
画像の分も今はどこにも存在しません。

叔母は少々足が弱い様子の80歳間際。
「山で転んだり獣が出たら危険だから、笛を持って行ってね」と言うと
叔母「笛を吹いたら、ここにマツタケあると教えることになる。
    転ばんから大丈夫じゃ。鹿もイノシシも怖くない」って 

鹿やイノシシの鳴き声を真似て、私達を笑わせてくれました。

そして「食べ物は何でも美味しい・夜もよく眠れる」と。
ふぅ・・それぐらいの根性がないと、
山奥で大きな家での一人暮らしは、できないかもしれません。
でも長男夫婦が、同じ町内在なのは何より心強いことでしょう。