小さな町で幸せ探し

団塊世代の夫婦の日々・・
夫が生まれて育った故郷で暮らしています。
悲喜こもごものスローライフの物語。

貧乏ひま無し生活

2012-11-24 11:28:51 | 日記
ほぼ一人で畑や庭の手入れをしていたのは今年3月まで。
春からは勤めを辞めた夫が畑担当。

その時点で心の中で・・私
       やった!これからは野良仕事卒業。
       家事と花畑だけの優雅なスローライフが送れる。
       好きなこと何でもやって楽しめるわ! 

ところが見ると聞くでは大違い・・想像と現実は大違い。
夫も「退職したら暇で困る思とった」って。

今朝など、何気にテレビを見ていた夫。
「オカーサン、来てみぃ・ユズ酢を作っとるぞ」って。
どれどれ・・と、テレビを見に行く私。

テレビには、田舎暮らしを豊かに生きる御高齢夫婦が出場。
夫がユズ酢を作る妻を称える場面が映っていましたわ。


私「あら良さそう!ぎょうさんあるからウチもする?」
互いがすぐに乗る・・夫「そや!やろやろ・・!」で、


上画像が夫が絞ったユズの絞り汁・・現在まだまだ絞り中。
私は入れ物などの準備をしながら作り方の詳細をPC検索。
たったこれだけのものに、二人して何時間かかったことやら・・
ポン酢1本買えば済むことを 
優雅なスローライフなんてどこへやら 
似た者同士で、土いじりの生活にどっぷり浸かっているだけ。
貧乏症を改めて実感。



暇で困るかも知れないと言っていたはずの夫。
結構こまごまと動きます。
先日朝、海から戻った夫が刺身を・・包丁捌きの腕も上がってきた気配。 
晩御飯時・夫「昼の刺身、食べきれなんだの、まだあるやろ?」
「え?生物は早く食べないと・・私が全部いただいたけど・・」 




こちらも結構大変な労力。
畑で採れた左が生姜・右がカブラの甘酢漬け。
労力も胃袋も若いつもりだけの団塊世代夫婦。
いくら何でも食べきれない   徒労に終らなければいいけど。




こちらはユスラウメのブランデー酒。
赤い実の色が落ちて、お酒が琥珀色に変わりつつあります。
置くほどに味にコクが出て美味しい 

こちらは徒労に終ることなしの予感