大雑把な日常

日常のあれこれ。

住んでいる場所のこと

2016-02-26 | 日記
わたしの実家が今の場所に建ったのは
35年前。
わたしが3歳のときだ。
それまで船橋の団地に住んでいて、
そこは当時新興住宅地としてにぎわっていた団地だったのだけど
両親は今の場所に一軒家を建てた。
その団地は今でもあって、畑の中にいきなり団地群が立ち並んでいて、味わい深くて好き。

当時から比べると
団地よりも、今の場所のほうがずっとへき地だったのではないかと思う。

市の境で、坂の上に住宅地にするため平坦にした空き地に、
我が実家と隣の公務員のナカノさん家(仮名)だけが
ポツンとあった。

少し先に古城を模したラブホテルがあった。
そのラブホはまだ現存している。なんだったらラブホ街になってる。

だから本当にへき地だったのだ。

いまは最寄りのJRの駅があるけど、当時はなくて、電車に乗るには自転車で坂を降りて、20分以上こがなきゃならなかったという。
その坂で幼少のあたしは何度か自転車から落っこちたらしい。

母は隣駅の近くのヨークベニマルまで行っていた。
いま車で行ってみてもけっこうな距離だと思うが、
その道を自転車で行ってんだって。

今はとっても発展して近くの大きなイオンになんでもある。
京葉線で東京まで50分とJRは言うし(といってもドアツードアだと1時間以上だろっていつも思う)
イケアもコストコもあるし、おっきなホームセンターも
ディズニーランドまで車で30分だし、
とっても便利な場所だ。
高速の乗り口も至近。(だからラブホ街があんのか)

父が家を建てたとき
どこまでこれを読んでいたのか気になる。

35年前はなーんもなかった場所。
いつの間にか
都会すぎず田舎すぎない自分の地元が大好きになっちゃったな
って思ってたのだ。
東京も便利だろうけど
なんかイライラした街だなって
行くたびに思う。
人が多い分だけ不機嫌そうな人が目に入るだけかもしれない。
地方都市に最近旅行に行くことが多くて、
比べるとそう思うことが多い。
地方都市はビル群とか人の多さとか一瞬東京に似てる気がするけど、
人の歩くスピードとか顔のゆるさとか(失礼)ぜんぜん違う。



コメント
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