ラブコメ祭りが続いてます。
メグ・ライアン、豪華女優陣が共演。
というか、特定の男性は一切出てこないで
主な出演者は全員女性です。
ニューヨークセレブの主婦が
男性の浮気をきっかけに自分を見つめ直す話です。
ここんとこ
ニューヨークと言えばセレブ
セレブといえばニューヨークな映画ばかり。
元祖(?)ラブコメの女王メグ・ライアンが
彼女らしい魅力を発揮している。
可愛いです。
そして
住んでいるお家がとにかく美しい。
あとのセットは…うーん
と思うのだけど
メグ・ライアン演じる主人公メアリーの住むニューヨーク郊外の一軒家が
花々に溢れて、
キッチンやらメグの寝室やら
すっごく素敵。
調べて画像見つけた。売りに出てるってさー。
そこで騙されてしまいそうだけど、
…なんつーかね。
話や設定が…
さっきも書きましたけど
セレブといえばニューヨーク。(こっからネタばれ)
ニューヨーク
セレブ
自分らしさの追及
おしゃれ
とキーワードが並ぶと
もうあのドラマを連想せざるえない。
『SEX AND THE CITY』です。
あと女性の友情を加えたら完ぺき。
2003年まで放送されていた(って昔だな!)
アメリカのドラマ。
ニューヨークで仕事をする4人の女性の
生きざまを
ファッションとトレンドで飾って人気を博したカリスマドラマです。
この映画も
4人の女性が登場して友情だの仕事だのにあーだこーだ悩んで
おしゃれして
ショッピングして
おいしいもの食べて
なんだかんだあって幸せをつかむ。
つまり
SATCを連想せざる得ない。
少しでも連想させるなら
あれよりも面白くなくちゃダメだと思う。
もしくは根底から覆すものや、まったく違う方向性のモノをつくらなきゃ。
この映画は
原題が"WOMEN"と大きく出てるだけで
ハードルあがっちゃってんのに、
SATCの上澄みだけすくって
薄味で仕上げたような内容だ。
ごめん。
メグ・ライアンをはじめ
女優さんはみんな頑張ってる。
出演者に悪いところないんだけど。
映画の放映時間内では
家庭の崩壊から再生までを描くのに
邪魔な要素がありすぎる。
ドラマで
少しずつ描いたらもっと面白かったのかも。
いやまだある。
主人公メアリーは最後
ファッションショーを開くんだけど
そのファッションがぜーんぜん素敵に見えないの。
前半
主婦として家事をするナチュラルなスタイリングのほうが
メグ・ライアンには似合ってる。
ごめん。
でも久々にいろいろ言いたくなる映画見ちゃった。
…と思ったら次に見た映画も
SATCの呪縛を感じるやつだった。
おそろしや。
カリスマドラマのおそろしさをラブコメに見てる。